ドキュメント 女子割礼 (集英社新書)

著者 : 内海夏子
  • 集英社 (2003年9月発売)
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  • レビュー :24
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202083

ドキュメント 女子割礼 (集英社新書)の感想・レビュー・書評

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  • かなり前にドバイの空港の本屋で
    平積みになった Desert Flower を買った。
    それ以来、女子割礼 FGM/FC に興味をもったけれど
    まだ日本ではあまり知られていないのではないだろうか

    その廃絶への取組みがどんなに難しいか
    とてもわかりやすく具体的に書かれている
    とっても納得する
    ただ否定するだけでは、習慣を変えることはできない
    その意味、位置づけを理解して、
    大切に守る部分と回避すべき部分を分けていくこと。

    部外者としては見守ること、裏方でのサポート
    時間をかけて少しずつ変わるのを待つこと、なのかな。

  • 女子割礼を無くす、無くさない論ではないと思う。文化であるのは否定できないから、デメリットをキチンと伝え、しなくても行きていけるコミュニティを作った上で、やるかやらないかは、女性の自由に出来ないのかと思う。
    女親やコミュニティからの強制ではなく。

  • 東2法経図・開架 367.24A/U96d//K

  • イスラーム世界のジェンダーに関するレポートを書くために読んだ本。
    女子割礼、今でもアフリカの28の国々と、世界の多くの地域で行われているらしいです。
    本読んで、吐きそうになった!!衝撃が大きい。

  • 今もおこなわれている奇妙な風習
    本当に必要なのか

  • アフリカの一部、といっていいほど狭くはないのだが、女性の割礼風習が残っており、筆者が取材と写真で丁寧にルポをつづっている。

    難しいのかもしれないが、残念ながら割礼された女性器の写真を掲載するにはいたっていない。まぁそれがなくてもいかにむごいかは想像がつくのだが。

    風習が残っている背景にはさまざまな要因があり、また複合的にからみあっている。

    日本だって、結婚するなら処女じゃないと・・・と思っている男性は今もいるようだし、ちょっと昔まで当然かのように思っている男性もいた。

    この因習をなくしていくには、女性たちだけへの啓蒙活動だけではダメで、男性や、コミュニティの実力者、聖職者を巻き込んだアプローチが効果的であるということ。

    先進国が押し付けないならないように、そのコミュニティの自発的な変化を促すために、どんな援助ができるのか?と考えさせられる。

    個人的には途上国に、子供のワクチン援助もすばらしいボランティア活動だと思うのだが、その前に、一人の人間として女性を、子供を産み育てる女性の尊厳を守ってこその子育て支援ではないかと思ってしまった。

  • 一度読んだことがあるのだけれども、図書館の書架に通過儀礼のところにおいてあった。女子割礼はあまり日本では知られていないけれども、内容は想像を絶するもので、これが原因で割礼時、結婚や出産時に死ぬ女性もいるらしい。
    この問題は地域の文化の問題と、女性の尊厳や命を同考えるかの問題で、容易に解決することは難しいと思う。それでも、真実を知っていくことは大事で、『名誉の殺人』とともに、女性の命と性を女性たち自身がもてないことが命に関わることである、という点で、知っておくべき問題だったと思っている。

  • なんとなくは知っていたけれど、ここまでは知らなかった。
    アフリカを中心にまだまだ根強く残っている女子割礼の風習。
    生々しい女子性器切除の様子は目をそむけたくなるけれど、現実に生きていくために苦しい風習に耐えなければならない少女が世界にはたくさんいることを同じ女性として知るべきだと思った。

  • 一冊の本を読んで感銘を受けたら、同じようなジャンルの本を続けざまによんで視野を広げようと選んだけど、衝撃的。
    読んでいて自分のことのように体が痛くなるほどの描写。
    女性差別の根源は非常に深いところにあることを改めて認識した。

  • [ 内容 ]
    女子割礼/女子性器切除という風習がある。
    アフリカ大陸を中心に、成人に達したあかしとして女性外性器の一部またはほとんどを切除したり縫合するものだ。
    この風習が根づいている国々ではじつに90%以上の女性が割礼を受けている。
    割礼の際の激しい苦痛はもちろん、感染症、切除後の癒着などによる多くの障害の発生、結婚や出産時のさらなる苦痛と危険など、女性の一生に暗い影をおとし国際的にも批判の多いこの風習だが、なぜ今も残っているのだろうか。
    気鋭のフォトジャーナリストである著者は、エジプト、シエラレオネ、ジブチなど6か国を3回にわたって取材。
    割礼を受けた人たち、廃絶運動に携わる人、また推進派などにインタビューを重ね、その実態を探ってきた。
    これはその貴重な記録である。

    [ 目次 ]
    第1章 アフリカで見て聞いた女子割礼
    第2章 女子割礼はなぜ生まれたのか
    第3章 なぜ今も続いているのか
    第4章 廃絶運動の試行錯誤
    第5章 女たちがアフリカ社会を変える
    第6章 ケニア、ウガンダからの報告

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