豪快にっぽん漁師料理 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202892

作品紹介・あらすじ

シンプルにして豪快、美味!漁師料理の人気の秘密は、新鮮な素材のみならず、何世代にもわたって磨かれ受け継がれてきた技ありの調理法にある。日本全国の浜を三十年以上も歩いて漁師料理を食べ尽くした著者が、調理法、魚に関する薀蓄、浜歩きの楽しみを紹介しながら、漁師料理のルーツと神髄に迫り、その醍醐味を伝える。沖料理から発展したもの、集まりのときに囲む料理、保存用、骨や内臓を利用する場合、と漁師料理を四つに分類し、豊富な写真で各地の名物漁師料理をたっぷりと紹介。浜に出かけて漁師料理を堪能した気分になれること請合い。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り日本全国の漁師料理(浜料理や舟料理) を食い倒して歩くというもの.
    薄い本なのだが非常に精力的なフィールドワークにより,扱われている料理の数は相当に多い.そのため文化人類学的考察は手薄になっているが,これはそういう本ではないのでやむを得ない.焼き切りとタタキの違い - これはLevi-Strauss の「生のものと火を通したもの」の境界面上に存在する両義的存在ではないか - など,ちょっと突っ込んで調べたくなるほか,様々な示唆に富む実例が豊富.

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著者プロフィール

野村祐三(のむら ゆうぞう)
昭和20年、中国太原市生まれ。フリーランスライターとして全国の漁師を取材し、地魚料理、漁業、食全般の記事を各誌に寄稿している。主な著書は『ブランド魚入門』『寿司ネタの通になる』(祥伝社)、『東北さかな紀行』(無明舎出版)、『旬のうまい魚を知る本』『島に行ってうまい魚を食う本』(東京書籍)、『豪快にっぽん漁師料理』(集英社)、『旬を楽しむ地魚料理の本』(講談社)、食生活ジャーナリストの会会員。

「2017年 『英語と日本語で紹介する 寿司ネタの魚がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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