江戸を歩く <ヴィジュアル版> (集英社新書)

著者 :
制作 : 石山 貴美子 
  • 集英社
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本棚登録 : 63
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203165

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    東京の街を歩いてみると、身近な場所に江戸の名残を発見できる。
    千住、浅草、深川、日本橋、神田、本郷、品川…。
    「記憶の風景」をもとめ、江戸学者・田中優子と写真家・石山貴美子が、歩く!視る!感じる!四季に彩られた水の流れ、祭りの風景、人々の日常のたたずまいの中からは、江戸の賑わいが聴こえてくる。
    そして、近代におしつぶされてきた江戸のうめき声さえもが。
    江戸をめぐる鎮魂と癒しの旅へ。

    [ 目次 ]
    第1景 鎮魂の旅へ
    第2景 賑わいの今昔
    第3景 隅田川の流れに
    第4景 華のお江戸をもとめて
    第5景 川と台地と庭園の地
    第6景 風水都市江戸の名残
    第7景 面影橋から牛込へ
    第8景 郊外をめぐる

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 江戸・東京の本は多いが、本書はそれらの中でも出色の1冊。筆者は、当代随一の江戸文学・文化の研究者にして、第1級の文筆家。千住小塚原回向院に始まり鈴が森に終わる江戸探訪は、いかにもこの筆者らしさに溢れたもの。すなわち、時間的にも、空間的にも、そこにはマージナルな江戸が描き出されているのだ。

  • 良し 2012/04/03

  • 江戸時代と現代の違いを文章と写真で紹介してくれる一冊です。

  • ”この本は、今の東京を江戸の視点から取った石山貴美子の写真集である。””ここには、私が江戸を幻視しながら歩いた東京と、石山さんがレンズを通して見た東京の背後の江戸が、交差していると思う。” ”この本は写真の本である。石山貴美子という稀有な写真家が撮った東京に、いったん死んだはずの江戸を呼び戻すための本である。”という意図が見事に成功している。
     思いがけず、良書に出会った。

  • 最初から重い。
    しかしこの本をもとに、東京(江戸?)散歩してみたいと思える本。

  • 違う本を探すために集英社新書コーナーを見ていて見つけた本。写真も綺麗であまり知識のない私でもわかりやすい本だった。

  • 2007/10/06

  • 読みながらこの休日に都心を歩いた。知れば知るほど散歩は楽しくなった。江戸を見ながら歩くのは深い楽しみになった。
    たまたま私が住んでいるのは日本橋界隈である。それだけにこれは他人事ではない。とはいえ、冷静に地元の歴史を知っているか、江戸の後期を知っているかと言われると心もとない。いい支えになった。
    相変わらず判りやすい言葉を使う人だなと思った。構成もいい。刑場から刑場へわたることで東京を貫くだけでなく、その2カ所は文芸の舞台として最も使われたところでもある。不思議な親しみを感じた。そのうえ、中身のある本だと思う。江戸と東京を重ねた本は多々あるが、この本はとても判りやすい。

  • よくある軽い江戸趣味のガイドブックかと手にしたのだが、全然違った。なにしろ、最初に紹介されているのが、千住小塚原回向院。最後が鈴ヶ森の刑場なのだから。
    江戸を専門とする社会学者・田中優子と写真家・石山貴美子が、東京の身近な風景の中に江戸の記憶を幻視して著した本。
    食べ物処・遊び場・買い物処は一つも出てこないかわりに、今、東京がある同じ場所に、昔住んでいた人々の暮らしやものの感じ方が見事に浮かび上がってくる。私も、この本片手に同じ道を歩いてみたくなりました

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著者プロフィール

田中 優子(たなか ゆうこ)
1952年横浜生まれ。江戸文化研究者。法政大学社会学部メディア社会学科教授・法政大学国際日本学インスティテュート(大学院)教授。社会学部長を経て、2014年4月に法政大学総長就任。専門は日本近世文化・アジア比較文化。
1986年『江戸の想像力』により芸術選奨文部大臣新人賞、2000年『江戸百夢』でサントリー学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。上記受賞作のほかにも、『江戸の恋』など江戸時代を紹介する一般向け啓蒙作が多い。
サントリー美術館企画委員、サントリー芸術財団理事、放送文化基金評議員、大佛次郎賞選考委員、開高健ノンフィクション賞審査委員、サントリー地域文化賞選考委員などを務めてきた。

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