<ヴィジュアル版> 江戸を歩く (集英社新書)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203165

感想・レビュー・書評

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  • よくある軽い江戸趣味のガイドブックかと手にしたのだが、全然違った。なにしろ、最初に紹介されているのが、千住小塚原回向院。最後が鈴ヶ森の刑場なのだから。
    江戸を専門とする社会学者・田中優子と写真家・石山貴美子が、東京の身近な風景の中に江戸の記憶を幻視して著した本。
    食べ物処・遊び場・買い物処は一つも出てこないかわりに、今、東京がある同じ場所に、昔住んでいた人々の暮らしやものの感じ方が見事に浮かび上がってくる。私も、この本片手に同じ道を歩いてみたくなりました

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著者プロフィール

1952 年神奈川県横浜市生まれ。江戸文化研究者、エッセイスト、法政大学第19 代総長、同大名誉教授。2005 年紫綬褒章受章。『江戸の想像力』( 筑摩書房) で芸術選奨文部大臣新人賞受賞、『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』( 筑摩書房) で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞を受賞。近著に『遊郭と日本人』(講談社)、
『江戸問答』( 岩波書店・松岡正剛との対談) など

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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