乱世を生きる ―市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203189

感想・レビュー・書評

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  • 橋本治は頭が良い。論理的に攻めてくる。経済の原理の説明としてチョコレートの話を挙げてた所とか面白かった。新しい考え方の視点をくれた一冊。

  • 橋本治はレトリックで攻めてくる人だと思う。レトリックの展開から本質をえぐる。意外と誰でもが気づきそうで、なかなか気づかないことをさらっと述べる。で、驚く。頷く。理解する。そうだったのか、と。(06/8/11)

  • わかったような、わかんないような。

  • 経済の仕組みを解説したところが特によかった。題名ほど過激なことが書かれているわけじゃないけど、少しずれた視点がおもしろいなーって。

  • 橋本さんは母親が結構好きだったようで。たしかこのひと。

    「橋本治という生き方」って本だったかな?



    「勝ち組・負け組」はエコノミストが作ったものだ。っていうのがなるほどね。って感じでした。

    本の内容というよりも、考え方について新しい観点を与えてくれる本です。

  • 久しぶりに購入した橋本治のエッセイ?時代評論というべきか。橋本治の歴史観、というか、時代を見る目はやはりいい感じだと痛感しつつ読了。思想的には結構偏ってそうな気もするが、彼の頭のよさには感嘆することしきり。譲渡済。

  • システムシンキングが頭の中で徐々に浸透してきた今の私にとって、事実を論理羅列で説明したこの本は、多少回りくどく感じてしまった。「分からないという方法」ほどの感動はなかったが、それは私の成長と考えることもできる木がするのでまあいいや。
    私は経済についてリベラル派なので、どうもこの受身的且つ消費欲望に批判的な面に共感できなかったせいもあるかもしれない。

  • この書き手の構成が嫌いだから、点数が低い。
    2章まで読んで3章目読みたくなくなった本。
    タイトルにひきつけられたけど、なぜか、内容にひきつけられなかった本。その点で参考になったのかもしれない。

  • ふーん、そういう考え方があるのか、って感じ。わりかし好きです。

  • 読書中。
    勝ち組負け組みといわれる昨今。勝ち組とは、また、勝ち組にも負け組みにも属さない、勝ち組にぶら下がる人たちのことなど、今はこの辺まで。

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著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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