「鎌倉百人一首」を歩く (集英社新書 ビジュアル版 9V)

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  • 集英社
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087204438

感想・レビュー・書評

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  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所:教員おすすめ図書コーナー(1階)
    請求記号:911.157//O96
    【選書理由・おすすめコメント】
    古都鎌倉は小さな山々の緑に囲まれ、南には青い海が広がり、自然豊かな美しい土地です。鎌倉は古代から現在に至るまで、多くの人々の歌心を揺さぶり、沢山の短歌が詠まれました。この書は、かつて鎌倉ペンクラブが選んだ「鎌倉百人一首」から、さらに約50首を歌人の尾崎氏が選び解説を付し、さらに古都の写真家原田氏が短歌に所縁の芸術的な写真を寄せた書です。是非、短歌の調べとその背景を楽しみながら、美しい風景写真を眺めて、仮想鎌倉散策をしてみてください。鎌倉在住の2人の手によるこの書は、鎌倉の魅力をたっぷりと伝えてくれます。さらには、実際にみなさんが鎌倉を訪れるきっかけとなればとてもうれしいです。なお、鎌倉好きな私にとっては、宝物というべき存在の一書です。(経済・神崎直美先生)

  • [ 内容 ]
    「鎌倉ペンクラブ選 鎌倉百人一首」は、古今の著名人百人から鎌倉を詠んだ歌一首ずつを選び2006年に発表された。
    有名な源実朝の『大海の磯もとどろによする波われて砕けて裂けて散るかも』の他にも西行、西田幾多郎、正岡子規、鉄幹、晶子、岡本かの子など古代から近・現代まで綺羅星のような文人や歌人が遺した短歌は、古都の魅力に一層の陰翳を与えてくれる。
    本書は、それらの秀歌から約五〇首を選び、悠久の時と人の感性を巡る手がかりとしたエッセイに、鎌倉在住の写真家のベストショットを組み合わせたもの。
    花と寺巡りの鎌倉逍遙に、これまでにない奥行きを与えてくれるこの本を、大人の指南書として、四季折々に活用していただきたい。
    「鎌倉ペンクラブ選 鎌倉百人一首」全首一覧つき。

    [ 目次 ]
    第1章 海際の光景
    第2章 寺
    第3章 山と谷そして花
    第4章 歴史を彩る人々
    第5章 川と小路とくらしと

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 栄西・寿福寺の記述が目的ですが、もちろん鎌倉歩きのお供にも・・・。

  • 高校が鎌倉の外れにあった上、湘南は若い頃の手軽なリゾートだった。ゆえに非常に癒されました。1000円で写真ふんだんなビジュアル文庫の企画はありがたいです。

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著者プロフィール

一九二七年東京生まれ。歌人。作家。歌集『さるびあ街』(松田さえこ名義)で第四回日本歌人クラブ賞受賞、『源氏の恋文』(求龍堂)で第三二回日本エッセイストクラブ賞受賞、第六歌集『夕霧峠』(砂子屋書房)で迢空賞受賞、『新訳:源氏物語1~4』(小学館)等の活動により神奈川県文化賞受賞。その他、著作多数。近刊に『自伝的短歌論』(砂子屋書房)がある。また「合唱組曲・蔵王」他、多くの作詞を手がける。

「2019年 『神山三輪山歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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