悩む力 (集英社新書 444C)

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  • 集英社
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レビュー : 753
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087204445

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにグッときた。

  • 貧乏人には夏目漱石の悩みにはついていけない。

  • いや、マジで意味わからんww
    なんでこの本がこんなに売れてるん?って思った。

    オレが夏目漱石について勉強不足やからかもしれんけど、話に矛盾してる点が多いし、抽象的な話しばっかりでわかりにくい。

    夏目漱石をもうちょっと読んでから、もう一回トライしてみたい。

  • 2010/07/21

  • 漱石とウェーバーはすごい 自我は他者との相互承認の産物 悩み続けることによって大人になる 基本この3点の繰り返し 船で運ばれるのも不幸、海に飛び込むのも不幸 認識の木の実を食べたものは、もう後に戻れない(ウェーバー) 情報通と知性は違う,KnowとThink, InformationとInteligence

  • 本書は「金」「仕事」「愛」「アイデンティティ」などについて、人々が悩むであろうテーマをあげ、それに対する筆者なりの考えが書かれている。内容はかなり哲学的で、ただ人々が抱える各テーマに関する悩みに対する筆者の回答は陳腐で特に心に響くような内容はなかった。

    タイトルと内容に少しアンマッチを感じる。
    最終的に”悩むことによって人は強くなる”的な内容が導き出されているが、それだけではかなり漠然としていて、悩むことにどんな意義があるのか、どんな効用があるか等については特に記述がない。「力」という文字が入る「悩む”力”」とタイトル付けるのはどうなんだろう。書籍の評価は高いようだが、個人的にはただただ哲学書を読んでいるだけの感覚しかなかったし、内容も目新しさを感じなかった。

  • ここで語られている「悩む」に在ることが出来る場と空間とはどのようなものだろうか。幸いにして大学との出逢いによってそれを得たことが何よりもの救いであった。田園回帰論然り、マチズム政治然り、悶々として日々と向き合うということに価値を見出すをいかに伝えるか。ド地域とは、という自問が深まった。

  • 【速読】
    超速読では魅力的なキーワードがチラチラついたが、しっかり読むと実に平凡な内容。というよりは漱石、またはその作品をベースに話が進んでいき 漱石が好きなのは分かるが、、といった印象。

  • 現代社会の問題を度々「漱石」を引用して語る。著者のことは前々から何となく知ってはいて、好意的に見ていたが、初めて本書を読んで、相成れないと感じる。

    話が悲観的すぎると感じる。「悩む」というテーマも難しいのかもな、悩みは人それぞれ違うが、著者の様には考えないと思うことが多々。
    「時代はすでに中途半端を許さないところまできています。中途半端な深刻さも、楽観論も廃さねばなりません。」とか。

  • さらっと読めて、ムムムと考えさせる良書。昨今、「悩む」ということの意味も薄れてきているように感じさせる文化の中で、漱石とウェーバーを取り上げ、彼らの生き方と、その作品を通じ、不条理な世の中を悩み抜いて自由になる、そんな生き方を教えてくれている。漱石もウェーバーも50代には死んでしまったので、自由になるところまで辿りついたかどうかは分からないが、そこに示唆は多い。悩むこと自体、善良である。諦めることはできない、捨てることも出来ない、しかし越えるにも難しいゆえに悩む。悩むことの意義と貴さと、ある種の美しさは人間性の誠実さと深さに所以すると思う。
     悩むこと、それは今の時代において、人間を味わいつくす必須の姿勢であると思う。

著者プロフィール

姜尚中(かん さんじゅん)
1950年、熊本県熊本市生まれの政治学者。専攻は政治学・政治思想史で、専門はポストコロニアル研究。国際基督教大学準教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授などを経て、聖学院大学教授、同学長を歴任。東京大学名誉教授。
主な著作に『マックス・ウェーバーと近代』、『反ナショナリズム』、『在日』、『母―オモニ』など。特に亡き息子との共作とも語る『悩む力』、そして震災や生死、亡き息子への思いをテーマにする『心』などが代表作。

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