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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087204872
作品紹介・あらすじ
熊野の本当の凄さがこの一冊で分かる!
熊野(紀伊山地の霊場と参詣道)が世界遺産に登録されて2009年で5周年を迎える。その人気の秘密はどこにあるのか? 熊野古道だけではない、古き日本が色濃く残る真の魅力をカラー写真とともに伝える決定版。
みんなの感想まとめ
熊野の魅力を深く探求する本書は、独特の宗教的背景と美しい風景を通じて、訪れる者に新たな視点を提供します。著者は宗教人類学者としての視点から、熊野の信仰の特殊性や歴史的な文脈を考察し、読者を引き込む紀行...
感想・レビュー・書評
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何度も読み返したくなる良書
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読んでから行けばよかった。
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なにげに手に取った新書だけど、あら何これ面白い!と一気読み☺️
熊野市と古座川町に猛烈に行きたくなった。
数々の写真が素晴らしい!
のだけど
-場所の本来の姿は、その場に直接降り立たなければ‥‥
と、え、このすごい写真より?と思わせる書き出し☺️で紀行文のスタイルをとっている
-熊野を探索しながら、かって日本の宗教がいかなるものであったか検討してみたい‥
ということで、宗教人類学者である著者の考察が、現地に足を踏み入れてのその場への熱い感想も交えていて、読みやすく興味深く、入門編としてとても面白く読めました -
素敵な写真とともに、熊野の特殊性について述べられている。熊野は高野山と比較しても、地の神の信仰に加え、修験道や仏教への信仰を取り入れた特殊な地であるというのがメインの主張。
熊野がどういうところかということについて知りたい場合は本書に当たればよいと思う。しかし、観光ガイドや熊野古道の歩き方、ハイキング情報を手に入れたい場合は、本書ではダメである。 -
"そもそも熊野の主神たるべき三柱の神、すなわち、家津御子神、速玉神、牟須美神らは『古事記』『日本書紀』とはまた別の系列の神々であり、高天原とも出雲とも違っている。それらが後になって、伊弉諾尊、伊弉冉尊、素戔嗚尊、天照大神などに擬せられるとしても、そこに背景となる共通の神話が存在しているわけでもなく、ただ、外から名前を借りてきただけなのである。すなわち、記紀の神々の名がそこにみられるようになったということは、天皇中心の中央集権的な国家体制に組み込まれていったことを意味しており、そこには神々の深い結びつきなど何も考えられていないように思われる。それでなくとも、神々は互いに他の神々を呼び寄せる傾向がある。差異化よりも同一化こそが神話の力学の中心なのである。"
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しっとりと、地に足ついた形で熊野のことが書かれた本。流行りのパワースポット的な雰囲気がなくて、本当に熊野の生活や自然と地続きに書いているところがよかった。実際の熊野とそっくりな本。
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熊野詣に行くので、アマゾンで評価の高いこの本を手にとってみたら、うわっっおもしろい。
体系だてたものでは全くなく、紀行というか著者が感じる信仰について、直感を文章にした本です。
人の建造物よりも、石などにプリミティブな信仰がある。
聖域のシンボルとして、
①神籬(ひもろぎ)--神事をとりおこなう際、臨時に神を迎えるための依り代となる榊など。
②磐座(いわくら)--そこが聖域であることを示す特別な石、石組み
③磐境(いわさか)--②磐座の規模が大きくなったもの
④神奈備(かんなび)--神座の山や丘
⑤社・神社(もり・じんじゃ)
私は今まで神社に神様がいるように思って願い事をしてたけど、そうではない、神が来る場所だから神社を建ててるんだっていう意識がドキッとする。
そのパワーを感じるためには、知識でガード固めたりしないで素で向き合う必要があるのかも。
著者は植島啓司さん、以前に月曜会ゲストで話しましたが、セクシーさに目を奪われてて宗教人類学者だと認識できてませんでした。(汗) -
様々な宗教が混在する世界遺産の熊野古道を読み解く上で、大切な一冊。
熊野へする前に一読をオススメしたい。 -
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熊野の神々は太古からそこに住む地主神・産土神の集合体。
伊勢や出雲の神道や、巨大な寺の仏教や、修験道よりもその起源は古く、それらの影響が合わさって現在の姿になっている。
国家権力なんてない、人々が自然を畏怖・崇拝してた頃の神々で、
その場に立つと霊感、神聖なものを感じずにはいられない。
これいわゆるパワースポットではないか。
写真も綺麗で行きたい思いを一層かきたててくれた。
それだけに、寝坊で旅行断念したのが残念だ笑。
リベンジしよう。 -
イメージが先行する感もぬぐえないが、実際にその場にたつと「熊野」といわれる土地にすまう神の混沌した存在を肌で感じるのかもしれない。
清浄なイメージの伊勢とまさに背中合わせにありながら、高貴の身分の者から、その存在がつかみ切れない修行者や、不浄と言われた女性の存在までも受け入れる「熊野」
そんな姿を、実際自分も辿りたくなる一冊です。 -
『熊野詣』よりも読みやすく、わかりやすい。
2010年6月30日読了。 -
この本を見て改めて「熊野」へ行ってみたくなりました。
さらに詳しいことはブログにて
http://ssasachan2.seesaa.net/article/149340037.html -
[ 内容 ]
世界遺産に登録されている熊野(紀伊山地の霊場と参詣道)は、日本でも有数の聖域であり、古来人びとはこの地を訪れてきた。
縄文時代から記紀の時代、中世、近世、近代を経て、今もなお多くの人が熊野に足を運んでいる。
なぜ人びとはこの地域に惹き付けられるのだろうか。
神仏混淆と言われる熊野の深層には、いったい何があるのだろうか。
世界各地の聖地を研究してきた宗教人類学者と地元出身の写真家が、さまざまな文献や精力的な現地取材をもとに、熊野の本当の魅力を明らかにする決定版。
[ 目次 ]
謎
神仏習合
熊野の深部へ
籠もり(incubation)
神地
石の力
熊野古道
花山院
小栗判官
一遍上人〔ほか〕
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
「偶然のチカラ」でシビれた植島先生のサイン入り著作。
聞けば、これまでの聖地:熊野研究に関する初めての入門本らしい。
どこまでも研究者としての視点を失わないながらも、
なんでここまで魅力的な文章が書けるのだろう。
「自分をマイナスにしないと、神様は入ってこない」
個人的にはこの一文に尽きると思った。
鈴木理策さんの【自意識をまったく感じさせない】写真たちも素晴らしい。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/736264 -
☆R03-05-30鉾田ビッグマート中田食品紀州産南高梅
産霊(むすび)の信仰
中辺路 中世以降の公式ルート 以前は伊勢路(130キロ) 途中に花の窟(いわや)
小栗判官 熊野詣が盛んになった背景・エピソード 浄不浄をきらわず
熊野 火山がないのに温泉・日本有数の多雨地帯
3つの神社の社殿構成・神々☆まとめること
レヴィー・ストロース「正常な思考は常に意味されるものの欠如に悩むのに対して、病的な思考は(少なくても発現のある場合においては、)意味するものの過多を利用する」
石ころの意味 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00173441 -
三葛館新書 175.9||UE
はるか昔から現代もなお、多くの人々を惹きつけてやまない熊野。
2004年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。
美しく、神秘的な写真とともに熊野の魅力に迫ります!
(ゆず)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54490
著者プロフィール
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