リーダーは半歩前を歩け ――金大中というヒント (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 363
感想 : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087205091

作品紹介・あらすじ

政治も経済も未曾有の混迷期にある現在、私たちは「リーダーシップ」という古くて新しい問題を、問い直す必要がある。安全保障の激変期における政治家とは?金融崩壊後の市場で持続可能な成長を実現し得る経営者とは?明確なビジョンを示す上司とは?本書は、古今東西の政治家や歴代の日本の首相に言及しつつ、悩める時代を突き抜ける「7つのリーダー・パワー」を提言する。韓国元大統領にしてノーベル平和賞を受賞した金大中氏との対談も収録。指導者不在が叫ばれる日本社会で、現代を代表する政治学者が思い描く、理想のリーダー像とは。

感想・レビュー・書評

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  • 7つのリーダーパワー。
    先見力。目標設定力。動員力。コミュニケーション力。マネジメント力。判断力。決断力。
    何もないけど、がんばろうっと。

  • 言葉の力、責任力、信じる力の大切さを教えられました。
    歴史を学ぶことの必要性も示され、苦手意識の高かった歴史にも着手しようと思えるようになりました。
    また、何かしようとするときには3回考えるというのも印象的。
    望ましい結果、望ましくない結果、やらないリスクの三点がポイント。
    私も今後、参考にしていきたいと思います。

  • メルカリ売却

  • 「目標が夢と同義語であった昔は幸せだったと言えるかもしれない」

    「日本はリーダー待望とか言って、責任をなすりつけるスケープゴートを探しているだけ」

  • ・個人の自由を追求する風潮がやや様変わりして「リーダーシップ」が時代のキーワードになりつつある。閉塞した未来の見えにくい世の中だからこそ、優れた指導者が求められる。柔軟な歴史の知恵を備えたリーダーが待望されている。

    ・一歩ではなく「半歩」。ましてや十歩ではない。十歩前を行く人というのは、ドン・キホーテのような夢想家か、あるいは革命家や独裁者。もちろん、ズンズン先へ行くことで成功するケースもあるが、多くは急進的すぎて挫折しがち。

    ・「半歩のリーダーシップ」とは、ぜったいに国民の手を離さず、国民がついてこなければ、「半歩」下がって彼らの中に入り、わかってもらえるまで説得して、同意が得られたら、また「半歩」先を行く。現代という難しい時代にふさわしいリーダーシップは、これではないか。

    ・人というのは勝手なもので、「リーダーなんて形だけだ」「いくらでもすげ替え可能だ」とか言いたい放題いうくせに「リーダーがいない」と不平もいう。やはり多くの人がいま、真に信頼できる、説得力のあるビジョンを持ったリーダーを求めている。いま求められているリーダーは「カリスマ」ではない。十歩前を行く人でもない。たった「半歩前」なのである。必要なのは超人的なパワーではなく、周囲とわずかに前後しながら、人々を引っ張っていくようなリーダーなのである。

    ・7つのリーダーパワー
    1)先見力 2)目標設定力 3)動員力 4)コミュニケーション力 5)マネジメント力 6)判断力 7)決断力

    ・決断するときは、「三度」考えよ。頭の中で三度シミュレーションしてみる。1)それをやるとどのようないいことがあるか。2)どのような悪いことがあるのか。3)やらなかったらどうなるのか。それらを比較すると、どういう結論になるのか。

  • 先見力、ビジョンを示す。
    目標設定力
    動員力
    コミュニケーション力
    田中角栄の寝業師的なことができるか。
    判断力
    責任力
    判断するときは3度考える。

  • 半歩前 という発想がとても良かった。
    リーダーとは、自分を信じる勇気も持てる人だと思う。

  • 決断力、責任力、信じる力が大切だと感じた。

  • 自由にともなう孤独から逃れるために、支配されることを求めている。だからリーダーを求める。なるほど。

  • リーダーの素質を分かりやすく分析した本

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著者プロフィール

1950年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授、聖学院大学学長などを歴任。東京大学名誉教授。専攻は、政治学・政治思想史。主な著書に、『マックス・ウェーバーと近代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『母 -オモニ-』、『漱石のことば』ほか。

「2018年 『ナショナリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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