<ヴィジュアル版> 藤田嗣治 手しごとの家 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
4.04
  • (19)
  • (18)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 196
感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087205190

作品紹介・あらすじ

日本人の美術家として初めて国際的な美術界と市場で成功を収めた藤田嗣治。彼はまた、当時の男性には珍しく、身のまわりのものをことごとく手づくりし、暮らしを彩った、生活の芸術家でもありました。裁縫、大工仕事、ドールハウス、写真、旅先で収集したエキゾティックな品々…。本書では絵画作品にも描かれた、藤田がこよなく愛したものたちに焦点を絞り、そのプライベートな非売品の創作世界を解きあかします。本邦初公開の藤田撮影の写真、スクラップブックなど、貴重な図版多数をカラーで掲載。ここに現代美術の先駆者としての藤田嗣治が、蘇ります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 天才画家 藤田嗣治について、絵以外の仕事(手しごと)を紹介する本。

    「この一見、気軽で華やかに思える本の隠しテーマは「遺品」です」(「おわりに」より)。
    急逝されたという父上の三回忌を控え、ほぼ手つかずの遺品を前に唖然とする著者の述懐、「この世に存在するものはすべて誰かの遺品か、もしくは未来の遺品だと思うと、また日々の生活が違って見える気がします。」に共感!

    • はるけるさん
      藤田嗣治の絵画を最近、美術館で見て、こちらの書評を見かけ、興味が出ました。ありがとうございます。
      藤田嗣治の絵画を最近、美術館で見て、こちらの書評を見かけ、興味が出ました。ありがとうございます。
      2018/10/24
    • ゆきさん
      あら!コメントに今気付きました。ごめんなさい。そしてありがとうございます。
      藤田嗣治に興味を持たれるきっかけになったとのこと、うれしいです。...
      あら!コメントに今気付きました。ごめんなさい。そしてありがとうございます。
      藤田嗣治に興味を持たれるきっかけになったとのこと、うれしいです。よく知られる一面とは違った面がわかる1冊ですよ。
      2019/01/05
  • 結構可愛くて良い感じです。。。

    集英社のPR
    知られざる手しごとで読み解く、新しいフジタ!
    「戦争画」「乳白色」といった絵画中心の切り口とは異なる、新しい芸術家・藤田嗣治論。裁縫、大工、写真など、藤田が遺した膨大な“手しごと”をサントリー学芸賞を受賞した気鋭の美術史家が読み解く。
    http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720519-0&mode=1

  • 藤田の初期の滞欧時代の作品が好き。
    身の回りにある雑貨や風景、人々をこれほど愛しく描いている日本人は当時いなかったのではないかと思う。
    写真が多く、見ているだけで楽しかった。
    自分で服まで作って着ていたとは恐れ入る。
    文章は余りじっくり読まなくて申し訳なかったけど。

  • 都美術館で、「藤田嗣治展」鑑賞。
    表紙の額縁の実物も見ました。(思ったより大きい)
    ほんとに絵がうまい。センスが良い。
    そのうえ、なんでもかんでも作るのが好き。手作りの喜び。マメ。
    あと、明治男にしては(というのも偏見だけど)ものすごく「ガール度」高い!
    布地の模様フェチ。わかるわ〜。

  • 見かけだけで性癖を誤解されたのもやむを得ないか。創造者は常に孤独なのかもしれない。

  • 多少風変わりな、自分だけの好みの、特殊の空気が欲しいのである。

  • 藤田さんのお家の中の細々した物に描かれた物達。
    とても居心地が良く、気持ちよく暮らせそうなお家。
    素敵です。

  • 藤田嗣治の多様な活動と才能をしらしめてくれる労作です。藤田の才能の発露か、努力の賜物か、あるいは時代の追い風か、それはよくわかりませんが、羨ましい多能ぶりです。

  • レオナールフジタの、絵画以外への関心と、実際に製作された作品に興味を持って手に取った本。暮らしを遊び、人生をコントロールしたアーティストだと思います。

  • Bunkamuraザ・ミュージアムのレオナール・フジタ展に行った際に購入。
    藤田嗣治の画家以外の側面が垣間見れて興味深い。

全39件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2018年8月現在文化庁芸術文化調査官

「2018年 『藤田嗣治 戦時下に書く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林洋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×