不幸な国の幸福論 (集英社新書)

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  • 集英社
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レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087205220

感想・レビュー・書評

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  • 作品を少し読ませてもらいましたが、私は自分の考え等をはっきり言えなく、悩みでもありましたが、この本を見たらもっと自分の考えをしっかり伝えようと思えたし自信もわいてきました ! ほとんど読んでませんがほんとに感謝です♪
    読んで思ったのが、日本人の控えめなところはそれはそれで日本の特徴というか個性というか、日本の文化による性格なのではないかと思いました。
    それでもこの本のおかげで、私は自分の意思をしっかり持ちつつ、今の性格も尊重していこうと思えることができたので、よかったです。

  • 1929年生まれの精神科医で、東京拘置所の医務技官や東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を務めた人の話。少々右寄りだが、国際的感覚を持った日本人であれば、正道な主張と感じる。
    高齢者による万引きや介護疲れ殺人が急増していること、パスカルの賭けの話(パスカルは、著書『パンセ』の中で、神はいないとしても、いると信じると考えた時の利益の方が大きいことを指摘したもの)は面白い。

    「神よ、私たちにお与え下さい。
    変えることのできないものを受け入れる冷静さと、
    変えることのできるものを変える勇気を、
    そして、その二つを見分けるための知恵を」
    (ラインホールド・ニーバー牧師の1943年マサチューセッツ州での祈り)

    これには、感動しました。

  • 一般論。流し読みでよし。受験のとき小論文でこういうの書いたー。
    日本人がひとと違うことに対して悩んで精神科にかかるのに対し、フランス人は人と同じになってしまうことに悩むってのはおもしろかったけど、あとはほんと読まなくていいと思われ。

  • 80過ぎてもなお自分の目標を持つ人の唱える幸福論。

    話が漠然としすぎててピンと来ない。
    あと、参考になる部分は数多くあれど、中々真似できない感じ。

  • 学校の課題にて。

  • 読書再開。

    日本という国は、特殊とよく言われるが、では普通の国とはどんな国なんだろう?

    欧州のそれが、グローバルスタンダードだとしたらそんなのはクソくらえだ。

    その国の人の考えや、風習を画一化できはしない。一部の情報をさも、常識のように扱うのは個人的には好きではない。

    ただ、それが受け入れられているから、この手の本が人気なのかもしれない。

  • 実家にあったので。あるがままに受け入れる、自分の幸せを見つける。以降は本からの引用です。/不幸な国の幸福論
    外見の方が簡単かつ正確に把握できるため、内面への関心や内面を見ようとする努力が失われつつあること。見られる自分に対する意識の強さと、悩み抜く力の欠如…。考えずに受け入れることが当たり前になっている。あるがままのその子を受け止め愛するのではなく、誰かとの比較でまるやバツをつける。快楽の踏み車。プライバシーの権利への要求…自我意識を発達…。子供の秘密を暴いてはいけない。KYという同化圧力。自分の評価を他人にゆだねてしまっている。社会保障は先進国で最低基準。先進六カ国より多い公共事業費。権力者からいただいた民主主義社会。幸福を定義してはいけない。生きがいは意外と簡単に持ちうる。期待するのでなく自ら生み出す。人生の一部として今ここを眺める。挫折は幸福の要件。知足者富。変えることのできないものを受け入れる冷静さと、変えることのできるものを変える勇気を。流されない。情報リテラシー。身一つの自分で人と向き合う。

  • 特に教師という職業に従事されている方には必読書にして頂きたい一冊。
    小学校の道徳やホームルームの時間に充てて欲しい。

    齢八十を超えた精神医学者が著書であるが、そのせいか語り口がとても柔らかい。また、戦争を経験している世代でもある。

    もちろん、教師以外の方にも推薦図書です。

    近年稀に見る良書。

  • 今までの生き方を改めさせられる本だった。
    不幸にしてるのは、自分の考え方のせいかなと思った。

    幸せになるためには、考え抜くこと。
    じぶんはどんな生き方をしたいかきんがえぬくこと。

    挫折はチャンス。自分を見直すいい機会。そして、その方向が具体的に言われてて、役に立つ。

  • 父が熱烈に勧めてきた。タイトルはともかく、至極全うなご意見といったところ。

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著者プロフィール

加賀 乙彦(かが おとひこ)
1929年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。『フランドルの冬』で芸術選奨文部大臣新人賞、『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、『宣告』で日本文学大賞、『湿原』で大佛次郎賞、自伝的小説『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞、自伝的大河小説『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞している。その他の著書に、『錨のない船』『不幸な国の幸福論』など多数ある。
近年は、殉教者を描く歴史小説『ザビエルとその弟子』、ペトロ岐部の生涯を描いた『殉教者』などを発表。

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