新選組の新常識 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 65
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087206050

作品紹介・あらすじ

新選組は根強い人気を誇り、さまざまなメディアで今も繰り返し取り上げられている。そこでは、ある一定の新選組像ができあがっている。だが、一般に新選組に付与されているイメージは、どこまでが史実なのだろう。新選組は本当にダンダラ羽織を着ていたのだろうか。「誠」と書かれた旗を掲げていたのだろうか。厳しい局中法度により、脱走隊士は皆切腹させられたのだろうか-。幕末維新史の専門家が、確実な史料のみを用い、新選組の真の姿を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 菊地さんの文章は別のものも読んだけど読みにくい…
    もうちょっとスッキリ書いてあれば印象は違った気がする。
    新選組検定の推奨参考書
    この人の書いたものか公式ガイドブックとか推奨参考書になってて大丈夫なの??
    という不安もちょっと。

  • 個人の伝記めいたことではなく、隊規やダンダラの服などについての解説。
    当事者が全員死んでいるしもはや記録でしか辿りようもないがイメージ化されている「常識」を覆すのは難しいかもしれませんね。

  • [ 内容 ]
    新選組は根強い人気を誇り、さまざまなメディアで今も繰り返し取り上げられている。
    そこでは、ある一定の新選組像ができあがっている。
    だが、一般に新選組に付与されているイメージは、どこまでが史実なのだろう。
    新選組は本当にダンダラ羽織を着ていたのだろうか。
    「誠」と書かれた旗を掲げていたのだろうか。
    厳しい局中法度により、脱走隊士は皆切腹させられたのだろうか―。
    幕末維新史の専門家が、確実な史料のみを用い、新選組の真の姿を明らかにする。

    [ 目次 ]
    1 ダンダラ羽織の誕生と寿命(壬生浪士組;鴻池の二百両 ほか)
    2 乱立する「誠」の隊旗(隊旗のデビュー;「誠忠」の文字 ほか)
    3 「局中法度」への疑問(「局中法度書」とは;「局中法度書」の出現 ほか)
    4 脱走隊士の生と死(入隊資格;除隊制度 ほか)
    5 新選組高給伝説の真偽(一両の価値;坂本龍馬の証言 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 「新選組検定」公認参考図書

  • 「新常識」と銘打ってあるが、そこまで真新しい情報があるでもなく、
    新選組関連史料を一通り読んでいれば分かることが多い内容。
    出典となる書物が多いため、トータルで一気に学ぶには手頃な一冊。

  • 文書から読み解く新撰組の真実。
    物語化され、イメージが出来上がってしまった新撰組周辺事情を検証していく。羽織、旗、脱退者の処分など丁寧に解説。

  • 新選組(新撰組)の本を読むのはこれが始めてで、ダンダラ羽織や「局中法度」等気になっていた事実を知ることが出来ました。

  • ちょっと前に読んだので内容は忘れてしまったんですが、「何を今更鬼の首を取ったように」と思った覚えがあるので、大した新常識でもなかったんでしょう。

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著者プロフィール

昭和26年(1951)、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。新選組を視点にした幕末維新史の研究を在野で続ける。新選組検定運営事務局主催の「新選組検定」(第1回~第5回)の監修を担当。新選組をテーマとした著書に、『新選組謎解き散歩』(新人物文庫)、『新選組謎とき88話』(PHP研究所)、『新選組の新常識』(集英社新書)、『土方歳三日記(上・下)』(ちくま学芸文庫)。共編に『新選組日誌(上・下)』(新人物文庫)などがある。

「2020年 『最新版 新選組検定公式ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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