巨大災害の世紀を生き抜く (集英社新書)

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  • 集英社 (2011年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087206180

作品紹介・あらすじ

複合災害から逃げ切るための行動指針!
巨大化する複合災害を生き抜くために必要な意識改革とは? 正常性バイアスにとらわれないこと、政府・マスコミ情報を鵜呑みにせず吟味する自己責任力、企業の危機管理の新しい形が求められている!

みんなの感想まとめ

複合災害を生き抜くための意識改革を促す内容が特徴です。著者は、正常性バイアスを捨て、自己責任で情報を吟味する重要性を訴えています。特に、災害時における人間の心理や行動特性への理解が求められる中で、情報...

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災を受けて書かれたもののようだが、SNSへの幻想(SNSではデマや誤情報は淘汰される)など、今から見ると疑問に感じるような記載も多い。
    また、情報発信側の問題を主に指摘しているが、受け手が適切に受け取ってはじめてコミュニケーションは成立するのではないか。受け手の受け取り方についての論じ方が浅く、片手落ちになっている印象を受けた。
    同著者の「人はなぜ逃げ遅れるのか」は興味深く読んだので期待していたが、こちらは総じて、内容が詰まっていない感じを受けた。

  • [ 内容 ]
    東日本大震災における地震・津波・原発事故という複合災害は、まさに巨大化する現代の災害を具現化した出来事であった。
    この大災害に遭遇して日本人の意識・心理も劇的な変化を遂げた。
    「私だけは大丈夫」という正常性バイアスにとらわれないこと、政府・マスコミ情報を鵜呑みにせず吟味する自己責任力、企業の危機管理の新しい形が求められているのだ。
    自然災害に未知のリスクが加わる現代を生き抜くために求められる行動指針について災害心理学の第一人者が検証する。

    [ 目次 ]
    第1章 二一世紀型の災害とは何か―原子力災害を経験して(自然災害と原子力災害の違いは何か;原子力災害は非体感型 ほか)
    第2章 原子力発電所はなぜ事故を起こしたか(事故につながった東京電力の企業体質;原子力は必要だという揺るぎない前提 ほか)
    第3章 災害と情報(危機意識を共有すべし;リスク・コミュニケーション ほか)
    第4章 災害を乗り越えるには(マゼランがリスクに対処した方法とは;若者に災害対応の新たな芽はあるか ほか)
    第5章 三・一一の先にあるもの(この災害は私たちをどう変えるのか;不安と共存するという生き方 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 安全の対立概念は多くの場合、危険でなくて利潤。
    想定しないのは、想像したくないから。
    重要なのは、この時点で何がわかっており、何がわかっていないかを明確にすること。さらに何もかもが不確定な状況であっても、何もしないでいることは元危険な選択えあること。

    スポークスマンに求められるのは、取り上げた問題についてあらゆる情報を集める。それを自分で理解したうえで、やさしい言葉でわかりやすく伝える。

    災害時の人間心理や行動特性が重要。

  • 3.11の事はよく書かれているが、タイトルにもあるように「生き抜く」為には何をやるべきかという点が弱い。経済活動を進めていくために原発が必要だとは思うが、東京電力の体質を変え、監視機能を強化するまでは動かすべきではないと思う。

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