「知」の挑戦 本と新聞の大学 1 (集英社新書)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087206777

作品紹介・あらすじ

2012年3月、朝日新聞社と集英社が創設し、各分野の第一人者が連続講義を行った「本と新聞の大学」。白熱した講義の様子を、受講生との質疑応答も含め完全に再現。1では新聞・政治学・中国・科学といったテーマについて、今まさに解決せねばならない課題と向き合い、分野を超えた新たな「総合知」として体系化。今の時代を考える道標を示した。冒頭には、一色氏と姜氏による「日本のこれからを考える」対談を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 311以降の様々な問題、現象について、様々な領域の専門家が議論している本。

    <メモ>
    科学技術、民主主義、資本主義に対する不信
    ドイツ
    原発問題において、倫理委員会が大きく影響を与えた

    中国
    少子高齢化
    格差
    共産党と資本主義
    ⇒予測できない国

    複雑系の科学
    予測できない
    =科学の妥協の上に生きている
    科学技術≠学問としての科学

    近年の科学
    ①科学の制度化
    ②科学の軍事化
    ③科学の技術科
    ④科学の商業化

    要素還元主義

  • [ 内容 ]
    2012年3月、朝日新聞社と集英社が創設し、各分野の第一人者が連続講義を行った「本と新聞の大学」。
    白熱した講義の様子を、受講生との質疑応答も含め完全に再現。
    1では新聞・政治学・中国・科学といったテーマについて、今まさに解決せねばならない課題と向き合い、分野を超えた新たな「総合知」として体系化。
    今の時代を考える道標を示した。
    冒頭には、一色氏と姜氏による「日本のこれからを考える」対談を収録。

    [ 目次 ]
    第1回 日本はどうなる?(「本」と「新聞」と「大学」で、知のあり方を問い直す;三つの不信 ほか)
    第2回 私的新聞論―プロメテウスの罠(大本営発表といわれて;間接情報と直接情報 ほか)
    第3回 政治学の再構築に向けて(丸山眞男の三つの顔;問題はどこにあるのか ほか)
    第4回 二〇二〇年の中国―世界はどう評価するか(中国政治の一寸先は闇;中国の経済成長はいつまで続くか ほか)
    第5回 科学と人間の不協和音(科学は人間を幸せにしたか?;“付き焼き刃”の科学 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 本、新聞、大学は斜陽産業。
    完全に情報がない時でも、時と場合によっては自分はこう思うということを自分なりの信念によって答えることはいい加減な態度ではない。
    個人がアンテナを普段から磨いていれば、直観的に判断力が働くようになる。総合知性を磨いておく。

  • 本と新聞の大学 第2期受講生の募集開始
    http://hontoshimbun.jp/

    集英社のPR
    「朝日新聞と集英社のコラボ
    「総合知」のプロジェクト全講義録

     2012年3月、朝日新聞社と集英社が創設し、各分野の第一人者が連続講義を行った「本と新聞の大学」。白熱した講義の様子を、受講生との質疑応答も含め完全に再現。
     Ⅰでは新聞・政治学・中国・科学といったテーマについて、今まさに解決せねばならない課題と向き合い、分野を超えた新たな「総合知」として体系化。今の時代を考える道標を示した。冒頭には、一色氏と姜氏による「日本のこれからを考える」対談を収録。
     本書は「本」「新聞」「雑誌」それぞれの場で培われた「知」を余すことなく盛り込むことで実現した、まったく新しい「大学」の姿を書籍化したものである。」

    http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0677-b/index.html

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:041//I85//1

  • 041||Ch||1

  • 029
    科学=発見の知、技術=創造の知、p185
    タイムホライズン 時間の地平線 p216

  • 帯より

    朝日新聞と集英社のプロジェクト
    「総合知」のプロジェクト 全講義録

    第1回 一色清×姜尚中 「日本はどうなる?」
    『日本人にはベーシックな知をベースとした正しい『座標軸』が必要』

    第2回 依光隆明 「私的新聞論ープロメテウスの罠」
    『事実というものは、つかむためにも苦労するし、伝えるにも苦労する』

    第3回 杉田敦 「政治学の再構築に向けて」 
    『在るべきガバナンスについて、私たちに残された選択肢はまだ見つかっていない』

    第4回 加藤千洋 「2020年の中国ー世界はどう評価するか」『中国の現状を「強い国家ともろい社会の併存」と表現しています』

    第5回 池内了 「科学と人間の不協和音」
    『科学の無用な側面にも注目したいと私は考えるのです』   

  • 朝日新聞社と集英社が2012年3月に企画した教育プロジェクト「本と新聞の大学」の講義内容を収録した新書。20代以上の社会人を主な受講生に想定しており、講師陣は各界の一流どころとあって、質の高い語りが繰り広げられている。本書は全10回のうち、前半の5回分で姜尚中氏、杉田敦氏、池内了氏らの講義だ。

    真に知的な人は優しい言葉で語る。それは本書にもよく表れている。口当たりが軽くてスラスラと読めるのだが、内容は極めて洗練されており、問題の核心をことごとく突く。

    それぞれテーマは新聞、政治、経済、中国と硬いのだが、それを感じさせない入りやすさ。知性の枠を広げたい社会人のきっかけとしてオススメ。

  • テーマは明確だが,実際の講演の内容との整合性に疑念が残る.本と新聞というお題をもう少し押し出した内容でも良いのではないか.

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