顔を考える 生命形態学からアートまで (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207095

作品紹介・あらすじ

あらゆる動物の中で、なぜ人間だけが複雑な表情をつくれるのだろうか? 本書は人文・社会・自然諸科学の最新の成果をたずね歩きながら、人の思考と顔の関係について考察した、ユニークな一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 棚差しから購入。

    内容はひたすら「顔」についての話な訳で話題が広範なのは本書の肝だが、200ページ弱で纏めるのは困難な題材だったのでは。
    特に後半の化粧や芸術の章はページ数的にも尻切れ感が否めない。

    とはいえ「顔認識のシステム」の話や「表情は人類共通か」など、興味を惹かれるテーマがあったことも確か。


    1刷
    2020.12.29

  • サイエンス

  • けっこうおもしろく読めた。滅多にないテーマなので、どこいくか予測不能な感じがよい。

  • 顔と表情について,科学的かつ人文学的なさまざまな角度からの研究を,その歴史まで含めて丁寧にまとめている.顔の特徴でその人がわかるという観相学の話や,化粧の歴史,また,最終章の自画像に関わる内容に興味を持った.
    日本顔学会というのがあるのも初めて知った.

  • 斜めよみ。むずかしいかな…

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著者プロフィール

大塚 信一(おおつか・のぶかず):1939年生まれ。1963年岩波書店に入社。『思想』『岩波新書』編集部などを経て多くの単行本、シリーズ、講座、著作集などを立案・編集。1984年には文化総合誌『へるめす』を創刊、編集長。1990年、編集担当取締役、1997年―2003年、代表取締役社長。近著に『反抗と祈りの日本画 中村正義の世界』(ヴィジュアル版 集英社新書、2017年)、『長谷川利行の絵 芸術家と時代』(作品社、2020年)、『哲学者・木田元 編集者が見た稀有な軌跡』(作品社、2021年)、『本の森をともに育てたい 日韓出版人の往復通信』(カン・マルクシルとの共著 岩波書店、2021年)、『津田青楓 近代日本を生き抜いた画家』(作品社、2023年)。

「2024年 『岩波書店の時代から 近代思想の終着点で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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