世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207156

感想・レビュー・書評

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  • 佐高信さんと佐藤優さんが自らの思想を鍛えてきた本や実体験などを語り合った本。思想を鍛えるためのブックリスト付き。

    変化の激しい時代を生き抜くには「物事の本質」を理解する必要があります。物事の本質を理解するための一番の近道は読書です。

    本書は二人の対談を通して、読書から物事の本質をつかむヒントを得ることができます。

  • さらっとなめた感じ。

  • "この人たちの頭の中を観てみたい。
    テーマは宗教、国家、戦争など。"

  • 対談集です。知らない本がたくさんありました。知識のある人の会話というのはこういうものなのかと思うと、焦ってしまいます。巻末に「新書」が掲載されているので、そこが入口かなと思います。
    ついていけない、でもかっこいいと思いました。

  • 体裁は読書ガイドで、気になる本は数多あり。それにしても、この博覧強記ぶりは凄まじいですね。ジャンルによっては、交わされている会話の内容が殆ど分からないところもあったり。絶望感に打ちひしがれるだけというのも芸がないから、自分が弱い分野が分かったと前向きに捉えて、そのあたりを重点的に勉強する道標にします。といっても、それがなかなか難しいんですけどね~。

  • 本を読まずにはいられなくなる、刺激が満載の本。

  • 本がいかに人々の思想に影響を与えているかが分かる。個人的に面白かった章は、文学・評伝・文芸批判。外交官の実態についてもっと知りたくなった。今起きていることには、水面下で思想のぶつかり合いが起こっているということなのだろう。思想を知ることで、国内外の情勢への理解が深まるはずだ。著者のお二人の、歴史的な書物の読書量に脱帽だ。

  • [ 内容 ]
    世界は激変している。
    こんな時代に思想のないまま世界に対峙して生きていくことはできない。
    自分の言葉で世界をとらえ直し、みずからの思想を鍛えるのは読書しかない。
    ふたりの知の巨人が実体験をひきながら、読書を武器にする方法を説き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 宗教・民族と国家
    第2章 家族と国家
    第3章 戦争・組織
    第4章 日本とアメリカ
    第5章 沖縄・差別の構造
    第6章 日本・日本人
    第7章 文学・評伝・文芸批評
    第8章 社畜とブラック企業
    第9章 未来を読む

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 理系でも文系でも、一番手っ取り早いのは放送大学の教材。

    山内昌之氏は日本では珍しい誠実な知識人、

  • とにかくたくさん本が紹介されている。苦手な対談形式の割りに読みやすかったし、一つ一つの記述は短いが、文脈からこれ読んでみたいなと思わせる本も多く、あたりの本。一気に読める。

著者プロフィール

1945年山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、郷里の高校教師、経済誌の編集長を経て、評論家となる。憲法行脚の会呼びかけ人。
近著に『新しい世界観を求めて』[寺島実郎との共著]『小沢一郎の功罪』(以上、毎日新聞社}、『平民宰相原敬伝説』(角川学芸出版)、『佐高信の俳論風発』(七つ森書館)ほか多数。

「2010年 『竹中平蔵こそ証人喚問を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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