世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊 (集英社新書)

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  • 集英社
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レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207156

作品紹介・あらすじ

世界中で民族紛争や宗教対立が激化、格差は拡大し家族・地域も崩壊寸前。この争乱の時、自分の言葉で世界を捉え直し、思考を鍛えるには読書しかない。言論界の武闘派コンビが贈る、生き残る為の読書術。

感想・レビュー・書評

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  • 登録番号:10900 分類番号:019.9サ

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    読書

  • 本当に、よく本を読んでいる。

    政治、宗教その他の幅広さにびっくりしていたら、
    文学の部分では渡辺淳一の初期作品(お勧めは「阿寒に立つ」)を
    何作も挙げていくなど、とても敵わない読書量。

    対談形式で、微妙にお互いが相反する部分もちょくちょくあり
    そこも逆にいいアクセントとになっていた。

    「あかんやつら」で盛り上がっていた中で、この二人が「沖縄やくざ
    戦争」を沖縄を知るいい題材として挙げていたことも驚いた。
    そして、うれしかった。

  • 佐藤優ってすごい。
    人間、こんなに博識になれるもんなのか〜と改めて思った。
    立花隆との読書ガイド本の時も思ったけど、知識欲がものすごく刺激される本だった。
    紹介されてる本、少しでも読んでみようという気になる本。

  • 佐藤優という人は読書量が半端ないらしい。しかも内容をよく憶えている。獄中でもたくさん読んだのだろうが、あらゆるジャンルに詳しいようだ。

  • さらっとなめた感じ。

  • ●悪の起源について2つの考え方がある。1つ目は悪は善の欠如から生じたと言う考え方。カトリックプロテスタントの考え方。もう一つは善の欠如ではなく、自立していると言う考え方。ロシアなど正教会ではこういう発想が強い。
    ●現代の日本人は無宗教だと思っている。しかし10,000円札で、10,000円分の商品やサービスを購入することができると疑っていないこと自体が宗教だ。借金苦で自殺する人がいれば、金のために犯罪を犯す人もいる。これはお金が宗教性を持っているから起きる現象だ。しかし利他性がない。また、ナショナリズム、大人にとっての宗教としての性格を持っている。しかも利他性があるから扱いが厄介だ。
    ●ハーバーマス 大川周明
    ●五味川純平「戦争と人間」
    ●孫崎享「戦後史の正体」右にも左にもうける
    ●「沖縄ヤクザ戦争」と言う映画が良い。
    ●何よりも安倍政権がやろうとしている「戦後レジームからの脱却」をやられたら困るというのが、外務省の本音なのでしょう。戦後レジームと言うのは、アメリカが日本に移植した戦後民主主義ですから。私たちは皆戦後民主主義の落とし方というのが、外務官僚の平均的認識ですからね。

  • 佐藤優の頭はどうなってるんだ。脳男とはこのおっさんのことか

  • 【由来】


    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】
    ・ここのところ傾倒している佐藤優の対談本。相手は佐高信。

    ・幾つかの分野に分けて二人が放談しているという構成。各分野毎に必読本リストを挙げているので、参考に転記しておいてもよいかも、という感じ。

    ・佐藤さんの博覧強記ぶりが印象的ではあるが、それだけ。読みやすいし、読んでて面白い箇所もあるが、「読書術」についての本では絶対にないので騙されないように。帯だけならともかく、タイトルでここまで煽るってのは少しあざとくないか?

    ・佐藤さんの読書本ということであれば「読書の技法」がベストだと思う。

    ・以下、印象的だった箇所の抜き書き。
    ・(佐藤優は)AKBという宗教に好感を持っている
    ・石原慎太郎は知らないことを知らないと言えるのが利口。
    ・エスペラントの宗教的側面
    ・海軍の良識、縄張り意識が強い。陸軍をいじめてた。
    ・「菊と刀」はトンデモ本。
    ・孫崎享は極端な歴史修正主義。※そう言えば田母神のことをたしなめた話は正剛さんだったっけ?
    ・沖縄の守谷ばなし。
    ・文春という戦犯出版社。丸山眞男の矜持。
    ・田辺元の「哲学入門」。なお、勘違いしてたが、田辺元と木田元は違う。
    ・(佐藤優は)鶴見俊輔はずるっこい感じがする。
    ・(佐藤優は)江藤淳も加藤典洋も小林秀雄もどこがいいのか分からない。

  • "この人たちの頭の中を観てみたい。
    テーマは宗教、国家、戦争など。"

  • 新書
    対談

  • 佐高信と佐藤優の対談集。

    読書のジャンルが多岐にわたり、双方の微妙な考え方の違いも含めてとても勉強になった。

  • 博識を持つ二人が宗教・国家・文学など多岐にわたることを、自らが読んだ書籍に絡めて議論する。とにかく文献数が多く一貫性やメッセージを見つけるのが難しい。ここで出てくる書籍から興味があるのをピックアップしたい。自分は労働市場を扱った「10年後に食える仕事 食えない仕事」を即買いした。

  • 対談集です。知らない本がたくさんありました。知識のある人の会話というのはこういうものなのかと思うと、焦ってしまいます。巻末に「新書」が掲載されているので、そこが入口かなと思います。
    ついていけない、でもかっこいいと思いました。

  • 体裁は読書ガイドで、気になる本は数多あり。それにしても、この博覧強記ぶりは凄まじいですね。ジャンルによっては、交わされている会話の内容が殆ど分からないところもあったり。絶望感に打ちひしがれるだけというのも芸がないから、自分が弱い分野が分かったと前向きに捉えて、そのあたりを重点的に勉強する道標にします。といっても、それがなかなか難しいんですけどね~。

  • 読書術ったら変だな、佐高信と佐藤優が読んできた本について語る対談本。とにかくハンパない読書量に裏打ちされた佐藤優さんの知識の広がりと厚みが凄い。時間ないから全部はムリだけど、紹介されてる中で興味湧いたのはメモったんでちょこちょこ目を通してみたい。

  • 社会学者 批評家 濱野智史 前田敦子はキリストを超えた「AKBのことは嫌いにならないでください」→利他性を見出し、それをキリストと類似的に捉えた→私も濱野さんの見解に同意する(佐藤)

    2013年2月 ローマ教皇 生前退位→ベネディクト16世 保守中の保守→カトリック教会を中東において巻き返す戦略

    エスペラント語

    1903年 大阪で内国勧業博覧会 人類館 沖縄「われわれを朝鮮人、アイヌ人のような蛮族たちと同じ扱いにするのか」→人権に基づいた抗議ではない、当時の沖縄の異議申し立ての二面性

    ティモシー・ライバック「ヒトラーの秘密図書館」→人は持っている蔵書の10%くらいしか読んでいない。しかし、ヒトラーは本を非常に読んでいる。ヒトラーの人種思想や反ユダヤ主義のかなりの部分が、アメリカ、イギリスから入ってきている。

    今でも医者が諜報活動の一端を担っている。モスクワに駐在する主要国の大使館の医務官→要人の健康状態を判断
    田中角栄が入院した時→創価学会の病院関係者を通じて世間に漏れた。

    数学は非常に大事→十数年前に経済が数学と結婚→国際情勢や経済を理解するとき、数学の力は絶対に必要→にわか勉強でもいいから、数学の力をつけないといけない。

    村上春樹「色彩を持たない…巡礼の年」 赤松 自己啓発セミナーを主催して大成功 反社会的・自分の頭で考えることができる人間以外の85%はセミナーを必要としている。→ネタに金儲け

    グローカル→グローバルなセンス、高度な日本語→医者、弁護士、作家、編集者、記者、高級公務員
    ジャパンプレミアム→住宅の営業、自動車のディーラー→外国人「この人は5年後もいるかな?」
    10年後に食える仕事

    憲法96条の改正 最高裁判所の国民審査のようになんとなく自然に賛成となる。

    ☆本の紹介 ○読みたくなる ×知識の自慢
    知識自慢にならないように注意 本のすばらしさを伝える。

  • 佐藤優なる人物の得体のしれなさについて分かるかなと思ったが、佐高信のベテランレスラー並みの懐の深さによって、なんともここちの良い対談に終始。佐藤氏の村上春樹への警戒、ipsと原発への類似性の指摘以外に読みどころはなかった。

  • 本を読まずにはいられなくなる、刺激が満載の本。

  • 様々なジャンルについて本を紹介していってるんだけど、これ前提知識がないとわかりづらくないか…?個人的にはこれの前段階くらいのレベルの本も紹介してもらえるとありがたかったり

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著者プロフィール

1945年生まれ。週刊金曜日編集委員。著書『佐高信の政経外科』シリーズはじめ多数。

「2019年 『戦後世代はどんな日本を残すべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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