<ヴィジュアル版> ニッポン景観論 (集英社新書)

  • 集英社
3.88
  • (28)
  • (38)
  • (28)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 358
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207538

作品紹介・あらすじ

「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、なぜ日本の景観は破壊されるのか、貴重な観光資源を取り戻すにはどうすればいいのかなどを論じた、異色のヴィジュアル文明批評。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 『兵庫の遺産』を考える連続シンポジウム
    ◇「美しき日本を求めて」アレックス・カー
    ◇地理情報システム(GIS)を活用した県立大学の学生さんの発表
    ◇パネルディスカッション
     八木 雅夫氏 国立高等専門学校機構教授
     山崎 整氏 神戸市立博物館副館長
     下間 久美子氏 文化庁主任文化財調査官
     小泉 寛明氏 神戸R不動産、有限会社Lusie代表
     奥村 弘氏 神戸大学大学院人文学研究科長、地域連携推進室副室長


    観光地に便利に行けるように
    自然に手を入れて変えていくことが良いことばかりではない
    行くのに困難なところでも道のりに魅力を感じることもある

  • 社会

  • 景観を大事にしていたら、アトムやドラえもんなどは生まれなかったのではないか。描かれた未来都市に日本らしさのカケラもないからである。つまり日本文化をないがしろにした事で、日本のサブカルチャーが独自に発展を遂げたように思う。

  • 改めて怒りに震えつつ、焦燥感に、あわわわわ、となる
    良い本でした

    日本人は季節を大事にし自然と共存しているなんて信じてる人、そんなの絶対に嘘だと気付いてる人、どっちも読んでみてくださいな

    よくわかりましたので焦る

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/nippon_keikanron.html
    【書評】『ニッポン景観論』〜日本の景観への痛切な批判

    <目次>
    序章
    第一章 細かな規制と正反対の眺め −電線、鉄塔、携帯基地局−
    第二章 「町をきれいにしましょう」 −看板と広告−
    第三章 コンクリートの前衛芸術 −土木−
    第四章 人をビックリさせるものを作る力 −建築、モニュメント−
    第五章 ピカピカの「工場思想」 −工業モード−
    第六章 人生は「ふれあい」 −スローガン−
    第七章 古いものは恥ずかしい −町へのプライド−
    第八章 国土の大掃除 −観光テクノロジー−
    終章  日本人が掌に持っている宝



    2014.10.25 新宿紀伊国屋で見つける。
    2014.12.07 読了

  • 色々な道を走っていると、よくこんな所に道路通したなぁ、と思えるような場所を通ることがあります。それは山の中だったり、海沿いだったり様々です。もちろん現地の人の生活に欠かせない道路も多いのですが、なんでこんなとこにこんな巨大な道路??と思える場所も多々あります。
    日本は土建国家なので、なんだかんだと理由を付けて土木工事をやりたがるのです。
    でもそれで良いのか。
    明治維新以来、そして終戦以来現在に至るまで、日本は必要性の不明な土木工事で、伝統的で美しい景観を壊してきました。この本はそのことをとてもよくわからせてくれます。特に写真が多いので、ははぁ、コリャダメだなぁ、と一目瞭然。こんなの見る度に、現代日本人って底が浅いなぁ、と思ってしまいますね。
    写真が多いのでどんどん読めます。是非皆さんもご一読ください。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00530015

  • 経済成長期からいつまでも抜け出せない日本の異常な景観が、ユーモアたっぷりに斬られていく。片っ端から。
    だからといってヨーロッパを目指したところで、それは外国に憧れ日本のものを恥とした明治の始まりと変わらない。とは言え、日本らしい、その地域らしい景観づくりに取り組まなければ、すぐにアジアで一番古くさい国になる。なんて、2年ぶりのマカティで思う。

    #ニッポン景観論 #読書記録2018 #読書記録

  • 日本の景観について外国人が提言するといった感じ。古き良き日本の風景を大切にというのを基調に美しい日本の風景を大切にしようという話。どうして外国の市街地が美しいかの実例などもあり面白い。ほっといてくれよ(笑)と思うところもある。が、この人が具体的に関わった工事を見るとなるほどなと思う。ただ、これは頷けるところとそうでないところがある。こういう議論が広く行われて景観ヒステリーみたいなのにならないようにしながら、外国人にも喜んでもらえる日本らしい景観と調和した国土を模索したらどうかなと思った。

  • 景観に対して無頓着に建築物をつくるのは、
    周りの風土が持つ長年の歴史・文化や
    自然を完全に否定しているのと同義である、と著者は強調する。

    建築家の隈研吾が主張する「負ける建築」は
    周囲との調和を大切にする、という思想であり、
    「環境との調和」こそが最先端技術であるという考え方は
    最近になって根付いてきた感じがある。

全43件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年米国メリーランド生まれ。1964年に初来日し、1966年まで父の仕事の関係で横浜の米軍基地に住む。1974年エール大学日本学部卒業。日本学を専攻、学士号(最優秀)取得。1972~73年まで慶應義塾大学国際センターでロータリー奨学生として日本語研修。1974~77年、英国オックスフォード大学ベイリオル・カレッジでローズ奨学生として中国学を専攻。学士号、修士号を取得。著書に、『美しき日本の残像』(新潮社学芸賞)、『ニッポン景観論』などがある。日本の魅力を広く知らしめる活動を展開中。

「2017年 『犬と鬼 知られざる日本の肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

<ヴィジュアル版> ニッポン景観論 (集英社新書)のその他の作品

ニッポン景観論 (集英社新書) Kindle版 ニッポン景観論 (集英社新書) アレックス・カー

アレックス・カーの作品

<ヴィジュアル版> ニッポン景観論 (集英社新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする