- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087207750
作品紹介・あらすじ
旅と人生は何が起こるかわからないハプニングの連続だ。でも、やることはただひとつ。このゲームを楽しむことだ。無頼派作家にして人気ラジオ・ナビゲーターが語る路上と放浪の人生哲学の決定版。
感想・レビュー・書評
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自分らしく後悔しないように生きる
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無頼派作家の生きかた論。孤独を引き受けるからこそ、著者は無頼=アウトサイダーでいられるのだろう。勇気があって強い、けれどももろさと背中合わせ。そうはなれないから、あこがれるのかもしれない。
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変に守りに入らず、自分の思うがままに生きていこうと思わされた。また旅が好きな自分にとって、もっと旅がしたいと思わされた。自分の指針に沿っていきることは楽なことばかりではないけど、しっかり『今を生きる』をしていきたい。周りの目や常識に従いすぎることもない。一方でハリスさんの子供、家族への接し方も参考になった。完璧でなくてもいい。自分は自分にしかなれない。You cannot be anyone else,but you オアシスの歌詞が流れてきた
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やはりロバート・ハリスの書くものはすばらしい。今回読み返してみて、彼の持つ本物の優しさがそのまま突き刺さってくるような文体に心打たれる。彼は闇雲な否定をしない。断定口調で何かもをぶった斬るのではなく、本当に彼が感じたことを柔軟なスタンスで言葉にしようとしている、と感じた。そこから見えるのは日本という狭苦しい国で汲々と暮らさざるを得ない人たちに「アウトサイダー」というライフスタイルがありうることを示す試みだ。だが、無責任に「会社なんて辞めちまえ」などと言わずあくまで選択をこちらに委ねるところも優しさであろう
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689943 -
“負けた時は、必ず勝者の品行を真似しろ”
“スタイルとは、街を追い出されようとしていながら、あたかもパレードを引率しているかの様に見せることである”
その他にも、組織に属している人にとって目から鱗の言葉がたくさん。ロバート・ハリスさん、男としてかっこいい。 -
なんとなーく手にとった1冊。
この本で著者の事を知る。
著者の自伝的な人生哲学。
「怒り」についての見解が興味深かった。 -
作者の経験に基づいたアドバイスが書いてある。といったところか。既存の価値観にとらわれないものの見方が書いてあるので、こうしなければ「普通」でないといったことにがんじがらめになっている人にはおすすめかも。ヒッピー時代のことが知りたかったので、個人的な興味とはちょっとずれていたかなと。