アウトサイダーの幸福論 (集英社新書)

  • 集英社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087207750

作品紹介・あらすじ

旅と人生は何が起こるかわからないハプニングの連続だ。でも、やることはただひとつ。このゲームを楽しむことだ。無頼派作家にして人気ラジオ・ナビゲーターが語る路上と放浪の人生哲学の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 自分らしく後悔しないように生きる

  • 無頼派作家の生きかた論。孤独を引き受けるからこそ、著者は無頼=アウトサイダーでいられるのだろう。勇気があって強い、けれどももろさと背中合わせ。そうはなれないから、あこがれるのかもしれない。

  • 変に守りに入らず、自分の思うがままに生きていこうと思わされた。また旅が好きな自分にとって、もっと旅がしたいと思わされた。自分の指針に沿っていきることは楽なことばかりではないけど、しっかり『今を生きる』をしていきたい。周りの目や常識に従いすぎることもない。一方でハリスさんの子供、家族への接し方も参考になった。完璧でなくてもいい。自分は自分にしかなれない。You cannot be anyone else,but you オアシスの歌詞が流れてきた

  • やはりロバート・ハリスの書くものはすばらしい。今回読み返してみて、彼の持つ本物の優しさがそのまま突き刺さってくるような文体に心打たれる。彼は闇雲な否定をしない。断定口調で何かもをぶった斬るのではなく、本当に彼が感じたことを柔軟なスタンスで言葉にしようとしている、と感じた。そこから見えるのは日本という狭苦しい国で汲々と暮らさざるを得ない人たちに「アウトサイダー」というライフスタイルがありうることを示す試みだ。だが、無責任に「会社なんて辞めちまえ」などと言わずあくまで選択をこちらに委ねるところも優しさであろう

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689943

  • ありのままの自分を受け入れて、どう自由に生きていくか?体験談をもとに素直に書かれていて爽やか。『なるべくリラックスして、オープンで、自然体でいるときに多くのチャンスがやってくる。前向きな気持ちで、軽やかな足取りで毎日を送るのだ。』心がほどけて元気になる一冊。

  • “負けた時は、必ず勝者の品行を真似しろ”

    “スタイルとは、街を追い出されようとしていながら、あたかもパレードを引率しているかの様に見せることである”

    その他にも、組織に属している人にとって目から鱗の言葉がたくさん。ロバート・ハリスさん、男としてかっこいい。

  • なんとなーく手にとった1冊。
    この本で著者の事を知る。
    著者の自伝的な人生哲学。
    「怒り」についての見解が興味深かった。

  • ロバート・ハリス
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9_(1948%E5%B9%B4%E7%94%9F)

    人生を楽しむ力

    選択のミスはあっても「失敗」と言う言葉はない

    P130直感とは魂でものを見ることだ ディーンクーンツ(小説家)

    P140あなたが何処へ行こうと、そこにはあたながいる。
    アール=マック・ローチ(脚本家)

    P154やっているうちに楽しくなる。それが才能だ。

    P207若さは自然の贈りものだが、老いは芸術作品だ。スタニスワフ=イェジー・レック(作家)

  • 作者の経験に基づいたアドバイスが書いてある。といったところか。既存の価値観にとらわれないものの見方が書いてあるので、こうしなければ「普通」でないといったことにがんじがらめになっている人にはおすすめかも。ヒッピー時代のことが知りたかったので、個人的な興味とはちょっとずれていたかなと。

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著者プロフィール

1948年横浜生まれ。作家、ラジオ・ナビゲーター。1971年上智大学卒業、東南アジアを放浪し、バリ島に1年、オーストラリアにのべ16年滞在する。シドニーでは、書店&画廊「エグザイルス」を経営した。香港で映画製作にたずさわり帰国、FMラジオ・J-WAVEなどのナビゲーターとして注目され、執筆業でも活躍。著書に『エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている』『ワイルドサイドを歩け』『人生の100のリスト』『英語なんてこれだけ聴けてこれだけ言えれば世界はどこでも旅できる』などがある。

「2018年 『JJ 横浜ダイアリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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