国体論 菊と星条旗 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :79
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087210286

作品紹介・あらすじ

戦前の「国体」は敗戦で消えた? 否、戦後も「国体」は、天皇制の頂点にアメリカを鎮座させ、永続している! この異形の「国体」は我々をどこに導くのか? 二度めの破局から日本を救い出す、警世の書!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 天皇制の存続は日本国憲法と同じくアメリカの当時の判断によって今に至る事は知るところであったが、その経緯や当時から現在に至るまでの変遷を詳らかにしており、またそれが故に今の我々がこの史実をもとに如何に日本国としての存在感を示していくのか?という命題の重要性を知ることが出来た。対米従属に抗いえないというトラウマは田中角栄の失脚によるところが大きいのか否かは判然としないが時代も変わっているし米軍の圧倒的優位性については沖縄での様々な事件でも明確であり、独立した国家としての対応は必要だと感じた。

  • 『国体論――菊と星条旗』
    著者:白井 聡  (1977-)

    天皇とアメリカ  誰も書かなかった日本の深層
     明治維新から現在に至るまで、日本社会の基軸となってきたものは「国体」である——。
     象徴天皇制の現代社会で「国体」? それは死語ではないのか? 否、「国体」は戦後もこの国を強く規定している。一九四五年八月、大日本帝国は「国体護持」を唯一の条件として敗戦を受け容れた。ただし、その内実は激変した。「戦後の国体」とは、天皇制というピラミッドの頂点に、アメリカを鎮座させたものなのだ。
     なぜ、かくも奇妙な「国体」が生まれたのか。「戦後の国体」は、われわれをどこに導くのか。『永続敗戦論』の白井聡による、衝撃作
    http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0928-a/


    【簡易目次】
    序――なぜいま、「国体」なのか
    年表 反復する「国体」の歴史
    第1章 「お言葉」は何を語ったのか
    第2章 国体は二度死ぬ
    第3章 近代国家の建設と国体の誕生(戦前レジーム:形成期)
    第4章 菊と星条旗の結合――「戦後の国体」の起源(戦後レジーム:形成期1)
    第5章 国体護持の政治神学(戦後レジーム:形成期2)
    第6章 「理想の時代」とその蹉跌(戦後レジーム:形成期3)
    第7章 国体の不可視化から崩壊へ(戦前レジーム:相対的安定期~崩壊期)
    第8章 「日本のアメリカ」――「戦後の国体」の終着点(戦後レジーム:相対的安定期~崩壊期)
    終章 国体の幻想とその力

  • 18/04/17。

全3件中 1 - 3件を表示

白井聡の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トマ・ピケティ
有効な右矢印 無効な右矢印

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)はこんな本です

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする