誰も書かなかった統一教会 (集英社新書)

  • 集英社 (2024年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087213140

作品紹介・あらすじ

無関心=空白の30年間が招いた安倍元首相銃撃事件から2年。
闘い続けるジャーナリストが、政界への浸食、北朝鮮との関係、組織の武装化まで教団の素顔を暴く!

◆内容◆
2022年7月の安倍元首相銃撃事件後、統一教会 (現・世界平和統一家庭連合)と政界の癒着を中心に多くの報道があった。
だが、メディアが報じたのは全体像のごく一部だった。
教団をめぐる多くの問題が残されたまま事件の風化を憂慮したジャーナリストが、教団の政治への浸食の実態、霊感商法の問題はもちろん、「勝共=反共」にもかかわらず北朝鮮に接近していた事実、教団の実態を早くから認識していたアメリカのフレイザー委員会報告書、教団関係者による銃砲店経営、原理研究会の武装組織、「世界日報」編集局長襲撃事件、公安が教団関係者を調査していた事実等、その全貌を公開する。

◆推薦◆
青木理氏(ジャーナリスト)
元首相が白昼銃撃され死亡する衝撃的事件の動機となった旧統一教会を、最も長く深く取材してきた第一人者が本書の著者、有田芳生氏であることに異論はないだろう。
政治はカルトとの蜜月を続け、そればかりか利用し利用され、結果として生じた教団をめぐる「失われた30年」。
本書はその「空白」を第一人者が懸命に埋めようと試みた貴重なドキュメントである。

◆著者略歴◆
有田芳生(ありた よしふ)
1952年、京都府生まれ。
ジャーナリスト、前参議院議員。
出版社を経てフリーとなり、主に週刊誌を舞台に統一教会、オウム真理教事件等の報道にたずさわる。
日本テレビ系「ザ・ワイド」等にもコメンテーターとして出演。
政治家としては北朝鮮拉致問題、差別、ヘイトスピーチ問題等に尽力。
著書に『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書)、『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店)他多数。
共著に『統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体』(小林よしのりとの共著、扶桑社新書)等がある。

感想・レビュー・書評

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  • 「ウコンの力」は販売元はハウス食品だが、製造元は統一教会系企業。グループ傘下の銃器製造部門が製造した空気散弾銃「鋭和B3」を日本に輸入し、自前で射撃場まで全国に設置。製造業、国際貿易、防衛契約、金融、その他の事業活動を行なう多国籍企業に類似。下級構成員の軍事訓練と活用という点では凖軍事組織…

  • ●ソウルから車で2時間位。統一教会の天正宮博物館。博物館として届けが出されたが、実際には教団の本部で、韓鶴子総裁の住居もある。
    ●日本の朝鮮に対する植民地支配の実態を教えられ、韓国に対する贖罪意識を植え付けられていく。
    ● 1992年、1995年の合同結婚式で韓国人と結ばれた渡韓した日本人女性信者たちは約6800人。
    ●高額献金。先祖の怨念を解放1〜7代が70万。8〜14代でプラス3万が430代まで続く。祝福は@1万円。
    ●統一教会の5つの危機。礼拝参加者の低迷、信者の高齢化(平均年齢55歳)信者の経済的困窮、2世の教会離れ、社会イメージの悪さ。
    ●大村知事が安倍元総理に送った祝電は教団が勝手に改竄。「ご参加の皆さんのご健勝とご多幸を祈念します」→「世界平和の実現に向けて、地球的規模で環境を整えてくださる韓鶴子総裁の力強い信念と、リーダーシップに、心より敬意を表すとともに、…」
    ●文鮮明は1941年に日本に留学していた。秘密結社を作り抗日活動。朝鮮共産党に拘留、拷問を受けた事により反共を掲げる事になる。
    ●アダムとエヴァの時代、エヴァの不倫により、人類は原罪を追いサタンの血統になり、これが人類のすべての不幸の原因になった。合同結婚式も、文鮮明によって選ばれた女性が清められることで、血統が転換し、原罪を負わない子供「祝福2世」を生み、人類は救済されると言う。
    ● 70年安保前夜「勝共」を旗印に日本政府に接近。

  • 東2法経図・6F開架:169A/A77d//K

  • 宗教関係で有名なジャーナリストである有田さんの最新作ということで期待して読みましたが、知らない話はありませんでした。
    タイトルからして、統一教会が中心的であるのは良いとしても、オウム真理教や創価学会も含めた新興宗教の現状の異同をロジカルに記述して統一教会の特徴や問題点を浮かび上がらせるような内容かと思ったのですが、期待外れでした。

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著者プロフィール

有田芳生 ARITA YOSHIFU
1952年、京都府生まれ。ジャーナリスト。出版社勤務を経て、1986年にフリーランスに転身。『朝日ジャーナル』(朝日新聞社)で霊感商法批判キャンペーンに参加。その後、『週刊文春』(文藝春秋)などで統一教会問題の報道に携わる。都はるみ、阿木燿子、宇崎竜童、テレサ・テンなどの人物ノンフィクションを週刊誌各誌で執筆。2010年、参議院選挙に出馬し初当選。2022年まで2期務め、拉致問題、ヘイトスピーチ問題に取り組む。近著『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店)、『北朝鮮 拉致問題――極秘文書から見える真実』(集英社新書)のほか著書多数。メルマガ「有田芳生の『酔醒漫録』」(まぐまぐ)で統一教会のタブーを精力的に発信する

「2023年 『統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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