捜し物屋まやま (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.79
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本棚登録 : 137
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087440423

感想・レビュー・書評

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  • センセのBLじゃない作品。でも登場人物がほぼ男性ばかりでニアBLと言われればそんなかんじで、ストーリーもスピリチュアルな要素があったりして、すぐに木原センセとわかる作風で面白くて一気読みしました。

    メインは血の繋がらない25歳凸凹兄弟。不思議な力で捜し物を見つけ出すという商売をゆる~く営んでいて、そこに天涯孤独の引きこもり35歳と、ドルオタ弁護士37歳が絡んでいて色んな事件(災難?)が降りかかるのを解決していく…といった流れです。
    1話ごとに視点が変わっていくオムニバス構成で、それぞれの観点から他のキャラを見極めていて、固定観念にとらわれそうになった読み手の心をグイグイと引き込み振り回してくれます。
    引きこもり、ゴミ屋敷、パワハラ、セクハラ等、今どきのネタ満載で、とても面白かったです。

    これ続編とか出るのかな…?期待しています!

  • 装丁のイメージとは結構かけ離れた、心の闇が跋扈してる物語だった。これ、続編あることを願う。

    • やまさん
      keigo3813さん
      おはようございます
      やま
      keigo3813さん
      おはようございます
      やま
      2019/11/10
    • keigo3813さん
      おはようございます!いいね、ありがとうございます!
      おはようございます!いいね、ありがとうございます!
      2019/11/10
  • 木原音瀬が苦手な人におすすめです。いつもの木原音瀬より優しい展開です。木原音瀬が好きな人にもおすすめです。いつもの木原音瀬です。そんな話。四人の主要登場人物が捜し物屋まやまに関わる四本のストーリーで構成されたオムニバスなのですが、いやぁ、トゲがすごい。えげつないほどの容赦のない展開とほんわかした展開が交互に繰り広げられ、幸せなシーンではこの後どんな悪意が待っているのか恐怖し、辛いシーンでは救いがあることを信じて読む手が止まらない、そんな話でした。一般向けレーベルなので濡れ場はありませんし、BLでもないのですが、素直にラブとは形容できないゲロ重感情を描ききるあたり流石BL界の冥王と言ったところ。主人公がとても好きだったので、続編に期待です。

  • ★3.5。引きこもりの元リーマン、ドルオタ弁護士、超能力者でしゃべれない弟と、陽気な兄。兄弟は兼業で捜し物屋を営む。4人視点の話。兄弟メインだけど、なにげにアイドルでつながるその他登場人物たちの熱い友情が楽しい。
    イケメン弟くんが幼なじみでもあるお兄ちゃんに懐いてるの最高に萌える~とか思ってたけど、共感力の欠けるサイコ気味の性格で、やっぱり木原キャラだった(笑)
    想像してたよりも兄弟がそこまでお互い強い絆になったエピソードがなかったかな…?と拍子抜け。まぁ、恋愛(BL)ものではないし…けどブロマンスとして読むにも少々物足りない…続くなら期待したい。

  • 序盤はこの作者さんにしたらゆるめに始まったなーと思ってたものの、徐々に毒っ気が増えてきて、三章四章で盛り上がった(毒っ気が)
    三章の最後の二人の会話いいな。ふたりの性格があのセリフに凝縮されてる感じ。好き。
    白雄の性格は本当にヤバイ。でもなんかこう、憎めない。和樹との関係もふたりの性格も好き。そして三井も徳広もいいな。

    あんまり続編希望することはないのだけれど、この四人(とくに白雄の歪んだ思考と真っ白な和樹のやりとり)が見たいな、て思う。

  • 幼馴染で血の繋がりのない兄弟。
    人当りの良い兄・和樹と人の痛みに共感できない、
    他人なんてどうでもいいと思ってる弟・白雄。
    見えない者が視える白雄は
    その力を和樹と〝捜し物〟に使っているが
    白雄は口がきけないので
    和雄の口を借りて商売、
    周りには《占い》をして捜し物をしてると見せかけている。
    人のいい和雄は周りで起こった事件を
    白雄の協力のもと相手の‶自白〟という形で解決していく。
    この兄弟と愉快な仲間たち…
    面白い!!ぜひぜひ続編を~ (ノ_ _)ノ

    そして人の嫌な部分を書かせたら
    相変わらずピカ一の木原さん(笑)

  • ホラー!ニア美味しい!(浮かれてる)。白い(悪意が苦手)和樹と真っ黒な(悪意の塊)イケメン長身特異体質白雄(しお)。「優しくてかわいそうな和樹。だから俺なんかにつけこまれている。そしてこの白い男から永遠に離れる気はない(白雄)」。黒いのに和樹と一緒にいると楽でいられるって浄化作用かな。実際、悪意で何かした後は身体に負担がかかるようだし。二人の関係の着地点は見えないけどドルオタ三人組も楽しいし、続編超希望。

  • シリーズ化すんのかな?

    白緒くんがこれからどうなってくのか気になる。

  • なんかもんやりする話だったな。
    解決してるようで解決方法がアレだからイマイチ釈然としないというか。

  • 2019/11/4

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著者プロフィール

(このはら・なりせ)
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『美しいこと』『秘密』『罪の名前』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』など多数。

「2020年 『嫌な奴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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