- 集英社 (2019年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784087440522
作品紹介・あらすじ
江戸で人材派遣業を営む口入屋の九代目を継いだばかりの長兵衛。江戸に集まってくる人々に職を斡旋して面倒見がいいと評判だった先代のような店主を目指している。ある日、長兵衛の店で中間の世話をした友蔵が、旗本の中間部屋で賭場を開き、荒稼ぎしていると噂を耳にする。その賭場の博打で負けたと三次が店にやってきて新しい奉公先を見つけたいというが……。中間部屋を渡り歩く友蔵の裏になにかあると睨んだ長兵衛は探索に乗り出す。粋でいなせな口入屋長兵衛の活躍。文庫書き下ろし時代小説の新シリーズ。
【著者略歴】
小杉 健治(コスギ ケンジ)
1947年東京墨田区生まれ。データベース会社に勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で第22回オール讀物推理小説新人賞、『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞、『絆』で第41回推理作家協会賞を受賞。つねに社会的弱者や虐げられている人々の立場に立ち、正義感と人情味に満ちた作品を発表。ミステリーの他、時代小説の分野でも活躍。作品多数。代表作に『絆』『検察者』『宿敵』『黙秘』『贖罪』など。
感想・レビュー・書評
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花川戸で『幡随院』という口入れ屋 をしている長兵衛の名は世間に轟いている。が。
江戸初期に、旗本奴の頭領、水野十郎左衛門に謀殺された、例の幡随院長兵衛ではなく、九代目長兵衛である。
初代長兵衛の時代から、約170年を経た文政元年の話。
その九代目長兵衛は、鳶殺しに絡む陰謀と、水野家のお家騒動に係りを持つことになる。
新シリーズで、馴染みが薄く、登場人物に、思い入れができずにいるが、シリーズが進んでいけば、魅力を感じるようになるか。
しばらくは、続けてみようか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな作家小杉健治のシリーズだというので読んでみた。
これはシリーズ第1巻。
幡随院長兵衛といえば、町奴と旗本奴のいざこざで、最後に湯殿で惨殺されるらしいが、主人公はその9代目。
口入れ屋をやっている。
外見も人柄も初代の長兵衛と似ているということから同じ25歳で家業を継ぐ。
これまた親が見込んで嫁にしたお蝶が気風がいい。
まるで男のような気風の良さと粋で情に厚く心根も良い。
そんな夫婦の元に集まるのがワケアリでありながら、命もかけようという人物たち。 -
新シリーズ楽しみです。
著者プロフィール
小杉健治の作品
