ぴんぽんぱん ふたり話 (集英社文庫(日本))

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  • 集英社 (2020年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784087440881

みんなの感想まとめ

信仰や霊視をテーマにした対談は、著名な文豪たちとの交流を通じて、深い人生観や日本文化への洞察を提供します。美輪明宏と瀬戸内寂聴という二人の対話は、特に三島由紀夫との関係に焦点を当て、彼を巡る異なる視点...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。トンデモスピリチュアルなとこもあるけど、それも含めて興味深い。三島由紀夫や川端康成など私にとっては歴史上の人。でもその人たちとの交流を生き生き語るお二人はやっぱり凄いわ。

  • 瀬戸内寂聴と美輪明宏の対談

    書店で冒頭の十数ページを立ち読みしたら、
    この本は買わねばとレジへ。
    そういう力がある本なのか・・?
    読了後はそんな感想も持ってしまう本。

    ふたりの人生、交流についても語られるが、
    主なテーマは信仰や霊視、そして三島由紀夫。

    ふたりの三島由紀夫との関係の深さに驚き。
    自決を止めたかった美輪と、むしろ勧めた寂聴との対比も興味深い。

  • 美輪明宏さんと瀬戸内寂聴さんの対談。
    内容は、寂聴さんが天台寺のご住職になる際に美輪さんが霊視された、天台寺と寂聴さんの御縁の話から始まり、スピリチュアル論、教育論、宗教論、そしてメインに三島由紀夫や文豪たちとの交流の思い出、現代日本を憂える言葉、など。

    まず、美輪さんの言葉が美しい。
    「◯◯なさいまし」「◯◯あそばせ」なんて、私、使ったことないです。普通の話し言葉も整っていてそれでいて堅苦しくはない。普段から本当にこういう話し方が身についていらっしゃるんだなと感心しながら読みました。
    寂聴さんのはもう少し砕けた話し言葉だけど、ただおしゃべりしてる訳じゃなく、ちゃんと語っていらっしゃる。寂聴さんの法話は面白楽しいことで有名でしたが、さもありなん。

    最後の方にお二人が、今の日本を憂えて「私たちは大変だけど良い時代を生きた」と言い合う場面がありましたが、私が普段から感じていることでもあり、かと言って自分から何か行動をしているわけでもなく、心苦しさでぎゅうっとなりました。
    そりゃ昔の人だって全員が美輪さんみたいに美しく生きちゃいなかったろうけど、品とか芯とか粋とか意地とか、ほんとどこに置いてきちゃったんでしょうね。
    …ニュースやネット、有名無名のSNS見てると、そういうのは日本だけじゃなくて世界全体そうなっちゃってるなって思いますけど。

    読み終えて、なんかこう、心を改めて背中に一本、芯を通して生きていかなきゃならんなぁ、と思いました。

    それにしても、三島由紀夫や川端康成、大江健三郎と同じ時代を生きた人たちなんですね…人は歴史の中で生きてるんだな、としみじみ実感。

  • 三島由紀夫とのエピソードが、みたいなことをちらっと書かれてて衝動買い。瀬戸内寂聴、美輪明宏、双方の三島由紀夫との出会い、交友、三島最期の年の話など、読みどころたっぷり。ふたりからすると、最初から最後まで、疑うことを知らない少年の心、魂のきれいな、お坊ちゃんで、愛すべき人みたいなスタンスで、たしかにこの二人にかかったら三島も形無し…けど深く愛されていたんだな、というのは伝わってくる。三島夫妻の方向音痴ドライブのエピソードは抱腹絶倒。「反貞女大学」読みたくなってきた。◆買う動機になったところを拾い読み。霊の話とかは正直あまり目にはいってこず、飛ばし読み◆

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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