マスカレード・ナイト (集英社文庫)

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  • 集英社
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レビュー : 236
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087441529

作品紹介・あらすじ

大ヒットシリーズ第3弾! 若い女性を狙った不可解な殺人事件が発生。ホテル・コルテシア東京、最大の危機に、あの名コンビが挑む!

感想・レビュー・書評

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  • マスカレードシリーズの第3作。
    客に頼まれたことに「できません」と言わないホテルマンの凄さが描かれていて、それはそれで面白いのだが、肝心の仮装カウントダウンパーティでの事件のからくりがつまらなかった。相変わらず、新田刑事は鼻につくなあ。

  • マスカレード三部作(たぶんこれで最後かな?)の3作目。刑事の新田とホテルマン山岸のコンビ復活です。

    都内のマンションで、匿名通報ダイヤルによる通報を受けて駆けつけた警察官により、若い女性の遺体が発見される。特定の男性がいたらしいが、尻尾を掴めない中、警察に密告が入る。ホテル・コルテシアのカウントダウンパーティー(通称マスカレード・ナイト)に犯人が現れる、と。
    ホテル・コルテシアに再び従業員として潜入捜査することとなった警察官の新田は、コンシェルジュとなった山岸と再会する。マスカレード・ナイトは400人規模の仮装パーティーだという。怪しい宿泊客に目を光らせる新田と、あくまでもサービスに徹する山岸。果たして犯人は現れるのか…。

    こうやってあらすじ書いてると、めっちゃ無茶な設定だなと思うが(笑)、さすがの東野圭吾で、最後まで息をつく暇なく読み通せる。
    仮装のカウントダウンパーティー楽しそう。脳内のバックミュージックは、ハチャトゥリアンの仮面舞踏会でした♪

    それにしても、相変わらずのスーパーホテルマンの山岸さん!

    はー無理!もう無理!絶対無理!
    と毎日『無理』を連呼している私なので、山岸さんの「お客様の要望に無理と言わない」ホテルマン精神と、客の出す難題への神対応には、無理しすぎぃ!と思ってしまう。

    最後は若干あっけなく色々な謎が解けていくのだが、問題のあの人には、

    こんなときにややこしいことすんなよ!!!

    …と思いませんでしたか?私はずっこけました。
    それに、どいつもこいつも不倫してんなよ!とも(笑)

    ちなみに、今年の秋に映画公開予定とのこと。前作見てないけど、新田さんはキムタクなんですね(もっと若いイメージだけどな?) 。長澤まさみはだいぶイメージどおり。けっこうバタバタの群像劇だし、有頂天ホテルのシリアス版みたい感じかな?どうせなら年末のカウントダウンに合わせて見たいよね。

  • マスカレードシリーズの3作目。
    謎の情報提供から事件解決まで。
    ホテルを舞台とした様々な人間模様が繰り広げられていました。
    複雑に絡むキーパーソン。どれに絞ったらいいか最後の最後まで分からず。
    そして真犯人の本当の目的。
    長編だけど途中で緩むことなく楽しんで読めました。
    帯の「敵も化けている。決して騙されるな。」
    読み終わったあとその意味も理解出来ますね。
    映画化もされるようで。こちらも見に行こうと思います。

  • ワクワクするな!
    前回の一件のメンバーが揃うだけで!能勢さんは、出世してるし^_^
    相変わらず、新田-山岸コンビの掛け合いも良し。刑事もホテルマンも人を観るという面では共通点が多いんで、それぞれの仕事のヒントになってる。
    まぁ、この2人は、アタマの回転速いし…多分、ずっと仕事の事考えてるから、何かのキーワードとかで、閃めくんやろな。ニュートンがリンゴが落ちて閃いたように。
    そんな閃きしてみたいけど、回転が…遅いので…
    なので、こんなややっこしい結末は予想すら出来ませんでした^^;
    映画化されるので、それも観に行こう(^-^)v

    「時計が正確すぎると余裕を持とうとしない…」

  • マスカレードシリーズの一つ。
    マスカレードホテルの映画を見た後だったのでキムタクと長澤まさみが自然と想像でき楽しんで読めました。

    ストーリーが巧妙で最後までどんな展開になるのか想像出来ない物語でした。
    実写化するなら犯人役は誰だろうな、などと考えながら読みました。

  • 若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。
    犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?
    あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。

  • マスカレード・ナイト 東野圭吾さん

    マスカレード・ホテル。
    マスカレード・イブ。
    三部作の集大成。

    【読み終えて】
    映画本編は、12月31日大晦日に、さらにクライマックスが年明けになるレイトナイトで視聴したいなあ、、、と思うのは、私だけでしょうか?

    東野圭吾さんのファンは、そこのタイミングでみたい方も多そうですね!

    【東野圭吾さん作品の魅力】
    ミステリーとしての完成度はもちろんなのですが、主人公とその周辺人物の人間らしさ、人情味が溢れるメッセージにもあると考えています。

    2人の主人公 刑事新田さんとホテルコンシェルジュ山岸さんの対話
    ①264ページ
    「時間に頼りすぎてはいけないように、自分の感覚に頼りすぎてもいけない。
    時間と同様に、心の距離感にも余裕が必要。」

    ②291ページ
    「小さいころは、ジャンプする夢をみていた。鳥のように飛ぶ夢を。
    もっと高いいところへ行きたいという気持ちが反映されていたのかな、、、。
    大人になってからは、見なくなってしまった。
    現状に甘えているから、見なくなってしまった、、、というのは、気のしすぎでしょうか?」

    【読み始めの高揚感】
    最初の44ページで、きた!きた!という、ワクワク感です。
    マスカレード・ホテルを超えてきそうな空気が溢れています。
    行ってきます!
    ホテル・コルテシア東京。


  • 東野圭吾さんのミステリは読みやすくて面白い!
    少し厚めの本だけどさくさく読めた。

    高級ホテルでの様々なお客様とそれぞれのストーリーがあり、ひとつひとつが面白かった。
    無理難題にアイデア凝らして対応する山岸さんはすごくカッコイイ。
    それと同時進行で殺人事件の解決のために警察が奔走する。
    宿泊客たちのサイドストーリーは、独立しているようで事件にも絡んでくる可能性のあるから疑いながらも読み進めていったんだけどもやっぱり騙された。

    もし続編があるなら今度はロサンゼルスかな?
    山岸さんと新田刑事のコンビが解消にならないといいな。

  • とても疾走感があり、展開が早いので読みやすく面白い。そして少しだけ先が読めたり推理できたり、というか「当てさせてくれる」絶妙なトリックが読者の満足感を刺激する。

    結構濃いキャラクターが揃っているのに、なかなか印象に残りにくい。個人的には能勢みたいなちょっと泥臭いキャラクターにもうちょっと活躍してほしいなとおもう。

  • 刑事新田とコンシェルジュ尚美のコンビが活躍するマスカレードホテルシリーズ第3弾。
    大晦日のカウントダウンパーティーに犯人が現れるという密告があり、刑事新田はまたもホテルマンに。
    ホテルのチェックインに次々と訪れるいわくありげなお客たち。
    コンシェルジュの尚美に難問を突き付けるアメリカから帰国したビジネスマン。彼のプロp-ズする相手の女性もまた難問を。夫の名前で予約がありながら単独でホテルに来た妻を名乗り女。キャディバッグを持ってチェックインした偽名の男。家族連れで来た男と、彼の浮気相手も。
    誰が犯人で誰が密告者なのかと、読者に挑戦するかのような東野マジック。
    騙し騙され翻弄されるのは、小説内の警察ばかりでなく読者もまた。小気味のよい展開で読者を満足させるのは、やはりベストセラー作家の本領発揮というところか。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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