マスカレード・ナイト (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087441529

作品紹介・あらすじ

大ヒットシリーズ第3弾! 若い女性を狙った不可解な殺人事件が発生。ホテル・コルテシア東京、最大の危機に、あの名コンビが挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 本なのに、もう流れが映画のよう。
    ...あっ、すでに映画化されてる。そうですよねー。

    新田さんと山岸さんの付かず離れずの関係がね。もう〜〜〜。私の中では新田さんはキムタクなので。この先どうなる。また次回ですか。次で何か変わりますか。仕方ないなあ〜また次も読みますよ。もう〜〜〜。(ちょっと嬉しい)

  • マスカレードシリーズの第3作。
    客に頼まれたことに「できません」と言わないホテルマンの凄さが描かれていて、それはそれで面白いのだが、肝心の仮装カウントダウンパーティでの事件のからくりがつまらなかった。相変わらず、新田刑事は鼻につくなあ。

  • マスカレードシリーズ3作目。一気に、そして映画を観ているように読めるのは流石だと思う。ホテルには色々な客が来るが無理な要望に対してなんとかしようと動く山岸さんに好感を持つ。カウントダウンに近づくにつれ緊張感が増してきたが最後はあっという間に終わった感じがする。

  • 誰が犯人なのか。
    犯行の動機は何なのか。
    そこまでの経緯や伏線。
    推理、サスペンス小説の醍醐味はそこでしょうか。
    評価としては3にしました。

    今回は3作目で、登場する新田刑事とホテルコンシェルジュ山岸尚美は毎度お馴染みです。
    前回に続き能勢刑事も登場して、新田の足となり裏で動いてくれてるが、能勢刑事推しとしてはもっと活躍してほしかった。

    山岸尚美はアメリカに旅立つようですね。
    シリーズはこれで終わるのか、アメリカに移るのか。

  • あらゆる事象が終盤で綺麗に繋がる。王道の推理小説で、スッキリ読めた。前作に続き、主人公の会話、やり取りも面白かった。ホテルの内情も、真偽は定かではないが興味深かった。マスカレードシリーズあと2作も楽しみたい。

  • 久しぶりの東野圭吾作品でしたが、すぐに引き込まれました。
    事件のスリリングな展開とホテルを舞台としたお仕事エンターテインメントが両立していてとても面白かった。新田は犯人を追いつつ今回新たに登場した氏原とは衝突を繰り返しながら業務をこなしていくところが、尚美は日下部や仲根を中心としたお客の対応に追われそれに対応していく姿は一人のコンシェルジュとして、そして一人のプロとしてとても格好良かったです。
    そして、このシリーズは『人は誰もが仮面をかぶっている』というのがテーマであるが、犯人を含め今回の登場人物が大なり小なりの仮面をかぶっていてその仮面がはがれたときの本性を表わしたところがとても人間というもの恐ろしさを感じた。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    新田浩介:宮野真守
    山岸尚美:水樹奈々
    能勢:高戸靖広
    関根:小林裕介
    氏原祐作:諏訪部順一
    日下部篤哉:日野聡
    狩野妙子:釘宮理恵
    曽根昌明:関智一
    曽根万智子:上坂すみれ
    貝塚由里:内田真礼
    浦辺幹夫:谷山紀章
    仲根緑:小松未可子
    田倉:山寺宏一
    渡部:高木渉
    久我:青山譲
    本宮:津田健次郎
    稲垣:大塚明夫
    藤木:大塚芳忠

  • 若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。
    犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?
    あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。

  • ワクワクするな!
    前回の一件のメンバーが揃うだけで!能勢さんは、出世してるし^_^
    相変わらず、新田-山岸コンビの掛け合いも良し。刑事もホテルマンも人を観るという面では共通点が多いんで、それぞれの仕事のヒントになってる。
    まぁ、この2人は、アタマの回転速いし…多分、ずっと仕事の事考えてるから、何かのキーワードとかで、閃めくんやろな。ニュートンがリンゴが落ちて閃いたように。
    そんな閃きしてみたいけど、回転が…遅いので…
    なので、こんなややっこしい結末は予想すら出来ませんでした^^;
    映画化されるので、それも観に行こう(^-^)v

    「時計が正確すぎると余裕を持とうとしない…」

  • マスカレードシリーズは以下の順番らしいです。(刊行順)
    時系列だとホテルとイブが入れ替わるらしいけど,読むのは刊行順で問題ないかと。
    ◯マスカレード・ホテル→読んだ
    ◯マスカレード・イブ→読んだ
    ◯マスカレード・ナイト→読んだ
    ◯マスカレード・ゲーム

    有名作家が書いた人気シリーズなので、読む前からハードルが上がってましたか、流石は東野さん、超えてきましたね。
    以前、前作の映画を流し見してたので、キムタクと長澤まさみのイメージで読んだ感じです。映画も良いので、相乗効果がありますね。

  • 面白かった
    マスカレードシリーズ第三弾
    しかし、新田と山岸はキムタクと長澤まさみのイメージから離れられない(笑)
    ミステリーというよりドタバタエンターテイメントストーリ

    そのストーリは
    練馬のマンションで発見された女性の他殺体。匿名ダイヤルの通報でその犯人が、ホテルコルテシア東京のカウントダウンパーティ、マスカレードナイトに現れるとのこと。
    新田は再びホテルクラークとして潜入捜査へ。そして、山岸と再会し、捜査を開始するわけですが、マスカレードナイトに仮装した参加予定者は500人規模。
    その中から犯人を捕まえることができるのか?
    といった展開です。

    ホテルマンの視点、刑事の視点が相変わらず面白い。
    さらに、今回山岸はコンシェルジュとして働いていますが、お客様の要望には「無理」と言わずに答えるということ。
    へ、そんなこという客いるの?
    って思います。
    とくに無理難題を吹っかけてくる客の正体は?
    そして、カウントダウンが迫る中、犯人は誰?

    プロのホテルマンの仕事も理解できます。
    映画も見てみたい

    お勧めです!

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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