ほどほど快適生活百科 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087441994

作品紹介・あらすじ

衣/食/住/健康&美容/仕事/趣味&娯楽/お金/人間関係/エイジングの9項目にわたり、悩み多き日々の暮らしを今よりもう少し快適に、もう少し楽しくやりくりするための群さん流100のルール&ヒント。

衣…「通販は寸法計測で失敗知らず」「新しい色やデザインへのチャレンジ方法」
食…「三食自炊を支えてくれる台所用品」「保存食はつくらない」
住…「使用期限を設定して清潔・快適に」「ネコと私の定番の香り」
健康・美容…「できるだけ自分の足で移動する」「年とともに入浴方法を変える」
お金…「ケチらず使って人生を楽しむ」「寄附のマイルール」
エイジング…「『なるようにしか、ならない』を受け入れる」「人生の終わりはなるべく簡単に」など。

群さんが試行錯誤しながら見つけた、がんばりすぎずほどよく快適に暮らすための等身大の知恵が詰まったエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 202102/「衣/食/住/健康美容/仕事/趣味娯楽/お金/人間関係/エイジング」をテーマに群先生のルール等が書かれた生活エッセイ。即効性のあるズバリな指針を求める人には物足りないと思うけど、ある程度自分なりのルールを持っていて、見直すヒントを求める人には、こういう考え方ややりかたもあるのね、と参考になると思う。

  • 考え方や具体的な生活ぶりなど参考にしたいことが多かった。

  • 群さんのエッセイを何冊か読んだので、内容が重複している事もあったけれど、1つ1つのルールが見開き1ページくらいの内容なので、パラパラとめくって好きな所から読んでいたら、結局全部読んでいました。
    自分軸をもっていらっしゃるけれど、それにも縛られ過ぎないほどほどさ加減が良いなと思っていました。
    だから、ほどほどに生活するための、マイルールなんですね。

  • 群さんの書き方のクセなのか、ゆるゆるとキッチリのちょうど良いところを生きている人だなと前々から思っていましたが、それが「ほどほど快適」ということなのかと。
    マイルールがありつつ、臨機応変に季節や年齢に応じてしなやかに生活したいなあ。あとがきまで読み終わったあと、表紙を見てじんわり。

  • まさしくほどほど、無理をしないで生きているおばさんの衣食住その他についてのさまざまの生活感。そのように生きたいものと思う。

  • 群ようこさんの本読んでて。わたしもよく断捨離しよー!って思い立つんですが。
    毎度毎度なかなかの失敗を繰り返していて。笑笑
    それ読むとなんか勇気でます。笑笑

    みんな失敗してるんだー買い物にしても断捨離にしても!笑笑!!!!なんか断捨離すると買うこと自体がなんとなく怖くなるし、失敗したらどうしようって不安になって、買い物しながら失敗を想像できるようなったのはいいけど、少し罪悪感が伴うようになったここ最近。

    でも、群さんはお金は棺桶に入れてもらえないし。老後のために貯金って、老後だけが人生じゃないのよ。って聞いて。たしかにな。

    失敗しても勉強だと思って買い物続けて、たまに成功でもよし!っていう潔さは見習いたい!!!!!
    不動産の権利証無くしてみつからないけど、まいっか。っていう群ようこさん。さすがです。

    群ようこさんが、目の下から頬を斜めに横切る線を、
    ゴルゴ線。

    と、呼んでおり睡眠不足だと出るらしいと聞いて、わたしもいつかゴルゴ線ができないよう睡眠だけはしっかりとっておこうと心に留めた一冊でした。

  • 仕事が忙しいことを言い訳に、日々の暮らしをおろそかにしていることを実感する今日この頃。
    そんな私に群ねえさんがヒントをくれたような気がします。

  • 自分の思うほどほどができていて、読んでいていいなぁって思ってしまった。 きちんと自分のことがわかっていて、頑張ってきて、ある程度時間にもお金にも余裕があって、という自分もこんなふうになれたら素敵だなって思う。 ここまで色んなこと考えて、周りにいい人がたくさんいて、それもこれまでの自分の頑張りなのだって分からせてくれる。 年齢とともに変わりゆく自分をきちんと見直して日々アップデートし続けている、ゆるっとしているけど、ゆるゆるはしていない、本当に ほどほど。

  • 群ようこのエッセイで、衣食住はもちろん親戚との付き合い方まで群さんの生活全般について考えや実践が書かれている。群さんが還暦が過ぎてから出した本なので、より中高年が読むと参考になる。ほどほど、ゆるゆるがキーワードだが、内容は具体的で衣服はブランド名も挙げている。

    弟と絶縁したなど、歳を取ったものは(私も同年代だが、身内のことは本音ではなかなか言えない)言いづらい事も書いている。本音だから清々しいし迷いや悩みを持った人には解決の道を示してくれる。

    私は「ごほうびフードのルール」の「甘い物は10日に1度」を真似しようとしているが、ほぼ毎日食べていたのでやっと1日おきに改善したところだ。道は遠い。

  • ほどよく生活してる点が自分とも重なりふむふむと思いつつ。還暦にはまだまだ遠いので読み流し。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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