しない。 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 144
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442724

作品紹介・あらすじ

デビューから三十数年。群ようこ氏は、小説、エッセイ、評伝と幅広く執筆活動を続けている。近著では、自身の同世代である中高年の身の処し方を綴るエッセイが特に好評。近年のミニマル志向は定着の感があるものの、モノを減らしすぎて生活の動線や合理性ばかりが中心となっては、日常の潤いも不足しがちだが、『衣もろもろ』『きもの365日』など多くの著書で証明された審美眼と、頑張りすぎない、ほどよくゆるい感覚をミックスさせた群ようこ流の「取捨選択」を提案する。通販で買わない・携帯電話を持たない・結婚しない・女性誌は読まない・不要な付き合いはしない・カフェインは摂らない等、ラクで心地よい毎日を送るため、自分なりに見つけた「しないこと」。心地よい日常を呼ぶヒント満載エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • これまでに読んできたような内容も多々あったけれど、やはり群さんの文章はほっとできる。
    一番共感したのは「結婚」に関する主張(?)
    これもあちこちで群さんの考えは読んで知っていたけれど改めてウンウンとうなづいてしまう。
    愛猫が亡くなってしまっていたことは知らなかった。残念ですが、また猫の話もたくさん書いていただきたい。

  • 携帯電話を持たない。
    化粧をしない。
    ポイントカードをためない。
    必要のない付き合いをしない。

    ミニマムな生活を目指しているというより
    そもそもいらないと思っているところが
    作者らしくて、おもしろいわ。

    文庫版あとがきによると
    必要が生じたのでスマホを買い
    その案件がなくなったら
    またあんまり使っていないそう。
    理にかなっている。

  • 群ようこさんは、エッセイの他『かもめ食堂』とか『パンとスープとねこ日和』なんか大好きなんだけど・・・

    これはちょっと読んでてめんどくさくなった。
    ずーっと愚痴を聞いてる気分。
    あとがきに、結局不要と思っていたスマホは買ったと書いてあり、あららん、と思ったがスマホは不要と思わない私がグダグダ読んだ時間がムダに思えてきた。

    同じようなテーマで、わたなべぽんさんの「やめてみた」の方は明快で気分良く共感できたんだけど。

    しつこいけど群さんは好きなのよ。

    ほぼ同年代なので、反面教師的な意味合いにはなったかな、この本。

  • 群ようこさんのエッセイは昔から大好きでよく読んでましたが、ここ数年ご無沙汰してました。久しぶりに手に取って読んでみたいと思ったので購入して一気読み!やっぱり面白い!日常のことを書いてるだけでなんでこんなに面白いんだろう。私にとってはこれからの人生のために読んでよかった一冊になりました。特にトイレの水漏れには気を付けよう。

  • 相変わらず面白い。化粧の章で、自分の顔を鏡で見て愕然とした、、、おばさんならまだしもおじさんがでてきめ、性別まで超えてしまったと反省する。

    と。笑笑

    それ、マジで他人事じゃないな、、、と。

    笑えるけど笑えない。笑笑
    面白いんだけど、笑えなくなりそうなそんな群ようこさんの独り言。笑笑

    それわかるなぁっていうのから、え!そんなふうに思う人もいるんだ!!!っていうことも。笑笑

    ポイントカードの章で、たまたま当たったポイントでレジ中にファンファーレが鳴って、千円あたったらしいんだけど。とてつもなく恥ずかしてく、行かなくなった。とか。笑笑!!!!!!

    他にもクソめんどくさい女の相談とか。笑笑

    もうこの会話に参加したくないけど、抜けられない。うまく回避できない友達の話。笑笑
    あーそれそれ、よくあるよねぇ。っていう。

    言いなよって思うけど、言えないんだよねっていう堂々巡り。

    群ようこさんの本は毎度、あーそれわかるー!!って、なんとなく立ち話してるような気分で読めるし、笑えるので大好きです。

    本なのに、群ようこさんと久々に会って対話してるような気持ちになる!笑笑

    ね、聞いて聞いて!っていう。笑笑

    面白い。大好きです。

  • 群ようこのエッセーはいつも、私がこれから歩むであろう道を先回りして見せてくれるような気がして、参考になることもあり、何だか不安になることもあり。
    この先なにが起ころうと、肝心なことは自分で決めて行動できるようになりたいものです。

  • 202108/長年群ようこエッセイ読んでいることもあり目新しさに欠ける所もあるものの、自分の生活や持ち物を見直す良いきっかけになる一冊。

  • 人それぞれの生活〜。参考にできる物や考えは見習いたい。

  • 群さんの作品は好きで長年にわたって読んでいるので、
    以前のエッセイ集でも食べ物、化粧品、着るものなど
    衣食住にまつわることが多く描かれている作品が
    多いのである程度のことまでは知っていました。
    けれど今回は更に厳選されて的を絞って書かれていたので、
    明確だったのでもしかしたら自分にも何か参考になることが
    あるのかもしれないと思いながら読みました。

    日々の生活に流されてしまい
    何かに縛られていたり、決めつけてしまい、
    本当はもっと楽に暮らすことが出来るのではないかと
    思うことが多々あります。
    けれどなかなかそれから解放するというのは難しいですが、
    全ての物から解き放ってしまうと不便なことが
    あったりと生きていくには臨機応変に取捨選択していかないと
    いけないというのがよく分かりました。

    この作品の中にもあるように、
    ポイントカード、SNS、結婚、必要のない付き合いなどは
    私も同じように思うことがあってのでかなり共感しました。

    群さんのようにきっぱりと線引きができるような
    性格になれればもう少し日々の生活も快適な
    生活ができるようになれると思いました。

    これから更に歳を重ねていくので、
    その場合はもっと自分を解放して心地よく過ごしていきたいと
    思うので今からでもその準備をしていきたいと思いました。
    そして人生においても日々の生活を送ることにしても、
    「しないこと」リストを作るのも必要かと思えた作品でした。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2021年 『咳をしても一人と一匹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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