丘の上の賢人 旅屋おかえり (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 299
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087443295

感想・レビュー・書評

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  • 旅屋おかえりが地元札幌へ!
    札幌在住の身分としては話の内容は勿論、モエレ沼公園やら様々な銘菓やらが出て来てまず喜んでしまった
    モエレ沼公園行ったことが無いけど、本書を読んで行き方をきちんと調べた
    素敵な公園らしいので、雪が降る前に訪問したい
    本書ですが、故郷をとても大切にしている。
    故郷とは単に産まれた場所ではなく、おかえりと言ってくれる人のいる場所というのも素敵。
    私もそんな人がいる故郷をいっぱい作りたい。

  • 原田マハの丘の上の賢人を読みました。
    旅屋おかえりの続編でした。

    今回は丘えりかは北海道の小樽と札幌を旅します。
    今回の物語にはひねりがほとんどなかったのが残念です。

  • 原田マハさんっぽくない小説だった。
    さらっと軽く、読みやすいお話。
    旅は楽しくなきゃ!というのに大賛成。
    訳ありの旅依頼、素敵な結末でよかった。

  • 故郷、それは生まれ育った場所だけでなく、「おかえり」と言ってくれる誰かがいるところ。
    旅で得た忘れ難い思い出や出会った人々。故郷があちこちに増えていくと思うと、心が膨らむ。
    帰るべきところ。私は何処に帰るのだろう。今はもう、生まれ育ったた地ではなく、今の家族の元になっているのかな。

  • 読みやすいのだけれども前作ほどのインパクトは
    ない。人情ものとしては良い作品であるし、故郷を思う気持ちには大いに共感できる。

  • 今回の舞台は北海道。
    おかえりのほっこりする感じがいい。
    読んでいて暖かくなる。
    一気読みでした。

  • 「旅屋おかえり」の未収録の表題作に
    旅エッセイと漫画もついた特別編。
    つい先日映像化されたものを録画してまだ観てないので
    ますます観るのが楽しみになった。
    そして前作も読み返したいし
    何よりまた次の旅を一緒に眺めたい。
    でもって実生活でも旅に出たい‼️
    [図書館·初読·2月4日読了]

  • 「旅屋おかえり」の文庫に未収録の小樽・札幌編。ちょっと出来過ぎた話だが、このテの話には弱い。小説とは別に、原田マハの北海道旅のエッセイと、「旅屋おかえり」の小エピソードの漫画も収録されていて、十二分に楽しめる一冊だ。北海道にもう一度旅行したくなった。

  • 丘の上の賢人のお話も良かった◉
    おかえりさんが北海道へ渡り、人と人を結びつけるラストもホッコリしていい終わり方でした。
    マハさんの乳めぐり北海道の旅も面白かった。

  • はまだの女将素敵です。
    息子に人生で1番やりたかったことをしなさいというシーン、自分は二つあってさっさとやっちゃったのシーン。人生は深いと感じました。自分に当てはめて考えさせられました。
    小説っていいですね。
    ますます、マハさんのファンになりました。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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