かわいい見聞録 (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (2022年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784087443851

作品紹介・あらすじ

日々、私たちが何気なく口にしている「かわいい」という言葉。大人になった今だからこそ、この言葉の前でもう一度立ち止まって考えてみたい。何をかわいいと思うのか、そのかわいさの源泉はどこにあるのか……。

そんな思いから始まった、益田さんの「かわいい」探しの旅。

さくらんぼやソフトクリーム、猫のしっぽや雪だるまなどの王道のかわいいから、シジミや毛玉、輪ゴムやシャーペンの芯などの意外なかわいいまで。

日常のなかで見つけた30の「かわいい」、そのヒミツを探るコミック&エッセイ。

【著者略歴】
益田ミリ ますだ・みり
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。エッセイ『しあわせしりとり』『永遠のおでかけ』、小説『一度だけ』のほか、『すーちゃん』シリーズ、『沢村さん家』シリーズ、『僕の姉ちゃん』シリーズ、『泣き虫チエ子さん』シリーズなど著書多数。2011年、絵本『はやくはやくっていわないで』(平澤一平氏との共著)で第58回産経児童出版文化賞・産経新聞社賞を受賞。

みんなの感想まとめ

「かわいい」という言葉の深さを探求するこの作品は、身近な日常の中で見つけた「かわいい」を30のエピソードにまとめています。イラストや漫画、写真と共に、さまざまな「かわいい」の源泉を掘り下げることで、読...

感想・レビュー・書評

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  • なんてかわいい本。内容もイラストも漫画も写真も表紙も文章そのものも全てかわいい。かわいいものをかわいいと言える気持ちってなんて素敵なんだろう。
    空いた時間に少しづつ読んで気がついたら読み終わってるっていう感じ。
    益田ミリさんの本の、相変わらずの肩肘張らずリラックスして読める時間を、大切にしたい。

  • 益田さんが、なぜかわいいと思ったかとか、かわいいと思うポイントはいつも通り面白ろくてほっこりだったのに、その物自体の説明が、なんとも…。
    大好きな作家さんだけに期待が大き過ぎたのかな。

  • 益田ミリさんの本が本棚にあるとホッコリするので、手放せない今日この頃です。
    「ナツイチ」になっていたので、ねこのクリップもいただき
    ダブルでホッコリしました。

    「かわいい」という言葉は普段は何の気なしに使っているところがありますが(とりあえず「かわいい」と言っておけば、当たり障りないので使用頻度が高くなる)、それが何で「かわいい」のかを分析すると、意外な気づきがあるかもしれません。

    この本を読んで思ったのは、言葉の音って「かわいい」の宝庫カモ、ということです。
    例えば「たんぽぽ」の「ぽぽ」がかわいい、とか。
    言われてみればそうだし、普段も感覚的に「かわいい」と思うことがありますが、それを言語化ってしてないんですよね。(一つのコラムになるほどの文字数で表現できない)
    そういったちょっとした気づきを言語化するのが益田ミリさんは天才的に上手いんですよね。
    このちょっとした気づきで人の幸・不幸って別れると思うのです。(カワイイを言語化しようと考えている事がポジティブな行動だと思う)

    「あぁ、なんて自分はついていないんだ」と最近思う方は、自分の「かわいい」を言語化してみるといいかもしれません。
    意外と自分の身近に幸せがある事に気づけるような気がします。

  • 益田ミリさんの旅シリーズは楽しい!
    女一人旅ができるミリさん、リスペクトです。
    私は一人旅出来ないタイプなので、女一人旅なんてすごいなぁ。

  • 『益田ミリ』さんが思う
    〝かわいい〟もののエッセイ

    見る人によって…
    ちょっと見方が変われば…
    この世界は〝かわいい〟がいっぱい♪
    〝かわいい〟から会話が広がったり
    語源を調べてみようと知識や視野が広がったり


    たとえば おにぎり
    家庭によってカタチや具の違い 海苔のあるなしなど…子どもの頃 小さな手で食べていた〝かわいい 〟おにぎりの思い出話





    ❀懐かしい 絵かきうた
    〝かわいい〟絵から 微妙な絵まで…
    子どもの頃から絵心がないのと音痴というダブルパンチで…絵かきうたは苦手なもののひとつ…❀

    (本棚整理再読 ま-集-5)

  • 益田ミリさんの思う可愛いをしみじみと味わえる
    最初はこれって可愛いか?と思っても文を読んでいくうちに確かに可愛いかも!と共感できる
    益田ミリさんの幼少期のことも書かれてるんだけど、幼い頃から感性が研ぎ澄まされてるしどれも今こうして活躍しているのも納得できるようなエピソードだった。

  • 春だからですかね…本を読み始めるとウトウト。

    そんな時に丁度良い感じで、少しずつ読み進めました。益田ミリさん独特の視点の「かわいい」物たち。

    箸置き。私も可愛いと思って衝動買いした物があるので共感。そして初めてつけたマニキュア。そうそう何度も自分のピンク色でツヤツヤになった爪を眺めていたっけ…。

    今私がとっても可愛いと思ってしまうのはお散歩してる時のワンコのお尻(笑)これは愛犬のお尻だけでなく、他のワンコのお尻でもめちゃめちゃ可愛いと思ってしまう。しっぽをピン!と立ててお尻フリフリさせながら歩く姿は本当に可愛いのです。

  • かわいい探しのエッセイ。確かに気軽に言っちゃってるかわいい、そのバックグラウンドにも言及してくれてて変わった視点の可愛さを知れる。それの可愛さには気付いてなかった!とかもあって楽しい。ほわっとしてて、気楽に好きな時に読める感じが好き。

  • 子供の頃に遊んだ懐かしい思い出が蘇ってきた。絵描き歌のコックさん、みんな書いたんだ(^^)
    最初のページの可愛いもの写真も楽しく見させて貰った。私も可愛いもの探ししてみようと思った。

  • 女性ならわかるはず…それかわいいか?というものに対してもなんだかかわいい!と思ってしまうあの感覚…。最初はかわいいか?と思っていても確かに言われてみるとかわいいかも!と思えてくるのがあら不思議笑 男性が読むとなんじゃそりゃという感覚かもしれませんが女性的なかわいい!の感覚を感じることができる一冊だと思います。途中の挿し絵やマンガもかわいい。

  • 身の回りのかわいいと思ったものをゆるい挿絵と共に掘り下げていくエッセイ。意外にミニ雑学的な感じで為になった。まさかそんなバックグラウンドがあったんだなーという話題もチラホラ。かわいいを掘り下げようと思ったミリさんの感性もいいな。

  • 益田ミリさんが「かわいい!」と思ったものを集めたエッセイ。だがしかし、ただゆるゆる、「これかわいいね~」という話ではなく、そもそもこれ、いつから日本にあるの? どこで発明されたの? などを文献やHP、また広辞苑などで定義を調べて書かれている。だからといって、小難しいことは一切ない。
    普段、何気なく生活していて、「これってかわいいよなぁ。私、これ好きやなぁ」とは思っても、そもそもいつから日本にあるんだ? とかで考えて調べたりしないので、益田さんの着目点に、「ほ~!」と思ってしまうのです。というか、そういう余裕がない生活を送っているのがちょっと悲しい。。。
    図書館の辞典や「〇〇の歴史」「〇〇の遊び考」「〇〇の誕生」など、この1冊で使われた文献は58種。
    なかでも、「わたしもこれかわいいと思ってた!」というものがけっこうあって、紙風船・毛玉・スピン(栞)・たんぽぽ・白玉団子・コンペオトウ・・・などなど。
    あとね、これ、今の20代の人とか絶対知らんと思うんやけど、駅弁についてきた小さなプラスチック容器に入ったお茶! 私も小学生のときに旅先で見た覚えがあるぞ!と思って懐かしかったのです。今でもまだどこかで使ってるとこあるのかなぁ。あったらいいなぁ。ちなみに、明治時代は、茶瓶が使われていたそうな・・・。

    これを読んでから、白玉団子を作りたくなり(まだ作っていないけど)、金平糖を食べたくなりました。(まだ買ってないが、明日駄菓子やさんに寄り道してみようkな)

    フレーズの記録には、益田ミリさんのかわいい表現を書き残しました。
    ところで、象印の記念館が大阪にあるそうなので、行ってみたい!

  • 益田ミリさんの身の回りにある“かわいい”モノたち。それらのバックグラウンドや益田さん本人の
    思い出を綴ったコミック&エッセイです。
    『キュンとしちゃだめですか?』の感性がまるっきり一致したから、益田さんの“かわいい”はきっと共感できるだろうなと手に取ったら、思った通り共感の嵐であっという間に読了。
    絵かきうた、コンペイトウ、さくらん坊やが特に好きだなぁ。
    日々“かわいい”を探すともなく探してる益田さんもかわいいし、ルーツを探るために広辞苑や語源辞典、『世界あやとり紀行』などなど、マニアックな参考文献を読んでる益田さんが何よりかわいいです。

  • かわいい、と思うものは人それぞれだと思いますが、下校中の小学生は共感できます。毎日違う風景があるんだろうなぁ。

  • かわいいは優しくて広くて深くて、ちょっぴり懐かしい。

    かわいいもの、に目を惹かれることは日常生活の中でたくさんありますが、その起源に目を向けたことはなかった。かわいいの背景を知るだけで、あっという間にかわいいが色鮮やかになる。そういう知的探究心のなさによって、グレーに塗りつぶされてきたかわいいが今までたくさんあったのかと思うと、なんだか悔しい気持ちになりました。

    益田ミリさんの本は初めて読んだのですが、言葉の選び方がクリティカルヒットすぎる。他にも読んでみます。

  • 大好きな益田ミリさん。ミリさんが普段どんな風に世界を、好きなものを見て感じているのかがわかる本。そして今回のためにリサーチされた内容も益田ミリさんらしさがあり好きでした。

  • 想像と違った!
    けれど、おもしろい

    圧倒的な量の参考文献に裏付けされた、
    カワイイものにまつわる雑学集という感じです!

    世界はかわいいもので溢れてる
    明日カワイイものを何かひとつでも見つけるのが楽しみになるような、楽しい本でした

    カワイイ〜もののバックグラウンドを知って愛着が湧き、たとえばただのどんぐりでも「愛おしい」というところまでいけちゃいますぞ

  • さくらん坊の可愛さ
    プリンアラモードのジオラマ感
    あやとり懐かしい
    巨大白玉団子
    金平糖の飴

  • 作者の想像力豊か!

  • 益田ミリさんの「かわいい」の語源の調べて青春の物語などと一緒に教えてくれるエッセイ!

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『しあわせしりとり』『東京あたふた族』『中年に飽きた夜は』『今日の人生』シリーズ、『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』(以上、ミシマ社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『サトウさんの友達』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『ランチの時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)、『小さいわたし』(ポプラ社)他、多数。共著に絵本『ゆっくりポック』『はやくはやくっていわないで』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)などがある。『ツユクサナツコの一生』(新潮社)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

「2026年 『新装版 そう書いてあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

益田ミリの作品

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