坂下あたると、しじょうの宇宙 (集英社文庫)

  • 集英社 (2023年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784087444995

作品紹介・あらすじ

「お前に見せてやるよ。本物の詩情を」

坂下あたるは、紙上に至上の詩情を書き込める天才高校生。
一方、彼に感化されて詩作を始めた佐藤毅は鳴かず飛ばず。
あたるの才能に、密かに嫉妬していた。
ある日、あたるの文章がネット上で盗作・改ざんされる事件が起こる。
本家の面白さを凌駕する模倣作に、あたるはとうとう書くことを止めてしまい――。
果たして、毅は親友の危機を救えるのか?
17歳のすべてを「文学」に捧げる2人の青春エンタメ小説。

最果タヒさんとの特別対談も収録。

【著者略歴】
町屋良平(まちや・りょうへい)

1983年東京都生まれ。
2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞してデビュー。
19年『1R1分34秒』で第160回芥川賞を受賞。
22年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞を受賞。
その他の著書に『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』『ふたりでちょうど200%』など。

みんなの感想まとめ

詩情と友情が交錯する青春物語が描かれています。主人公の坂下あたるは天才的な詩人であり、彼に影響を受けた佐藤毅が彼の才能に嫉妬しつつも、友情を深めていく様子が描かれています。物語は、あたるの詩が盗作され...

感想・レビュー・書評

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  • 純文学を読み始めてみようと思い手に取った3冊目。この本はかなりエンタメ性が高いので純文学に分類しても良いのか際どいが、そう紹介されていることもあり、非常に読みやすくておすすめされていたので手に取った。
    一口に純文学と言ってもいくつかパターンがあるのだと分かった。いわゆる大衆小説と比較したときの意味としての、ストーリー性ではなく登場人物の心の機微にフォーカスしたもの以外にも、本作のような言語芸術としての純文学もあるのかもしれない。
    そういう意味でこの本は、詩を楽しめる方でないとなかなか楽しみ方が分からないかなと思う。私もなるべく詩を読むつもりで、内容を追いすぎず、言葉自体のアートとして読んでみることは試みたが、それでも今ひとつ楽しみきれなかった。
    今後詩が読めるようになったら再チャレンジしたい。

  • だいぶ昔に読んだので、色々忘れてます。苦笑

    坂下あたるは詩を書く。
    その詩は素晴らしい。
    だけど、彼女からは塩対応。
    それでも彼女を愛する坂下あたる。

    そんな彼に感化されて、
    密かに詩を作る佐藤毅。

    二人の高校生に事件が起こる。
    坂下あたるの文章がネット上で盗作、改竄される。

    坂下あたるは書くことをやめてしまう。

    毅はどうするのか。
    大切な友人のピンチを救えるのか。

    どこか懐かしくて、
    読後も良いので、
    青春小説読みたい方はぜひ!

  • ヘンテコで可愛くてよかった。文体や作中詩の雰囲気がごろごろ変わるのが面白くて、うひゃー、置いてかれるーと思った。読感は純文学に分類されるような気がするけど、エンタメと言える気もする。
    前半のあたるの高加速がとても好きだったし、あとはキャラ読みしてしまったけど、雰囲気がとても良かった。

  • 詩を書く高校生の話

    詩なんて全然興味もない分野なんだけど、偶々旅行先で見つけて、旅行先の本屋さんのお薦めで、オリジナルの帯が付いてて、そこまで言うなら読んでみるわ〜って誰目線みたいな感じで読み始めた。
    読み終わってみて意外と面白かった。
    意外とサクサク読めた。
    主人公の心情が学生っぽくて感情移入できたし、親友と恋人もキャラが立ってて面白かった。

  • 詩の意味が解読できなくて消化不良感
    私にはまだ難しかったかな

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00644030

    坂下あたるは、紙上に至上の詩情を書き込める天才高校生。一方、彼に感化されて詩作を始めた佐藤毅は鳴かず飛ばず。あたるの才能に、密かに嫉妬していた。ある日、あたるの文章がネット上で盗作・改ざんされる事件が起こる。本家の面白さを凌駕する模倣作に、あたるはとうとう書くことを止めてしまう。果たして、毅は親友の危機を救えるのか? 17歳のすべてを「文学」に捧げる2人の青春エンタメ小説。
    (出版社HPより)

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著者プロフィール

1983年生まれ。2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞。2019年『1R1分34秒』で芥川龍之介賞受賞。その他の著書に『しき』、『ぼくはきっとやさしい』、『愛が嫌い』など。最新刊は『坂下あたるとしじょうの宇宙』。

「2020年 『ランバーロール 03』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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