賢治と妖精琥珀 (集英社文庫)

  • 集英社 (2023年8月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784087445626

作品紹介・あらすじ

謎の琥珀の欠片で、不死の力を得た祈禱僧ラスプーチン。偶然その片割れを手に入れた宮澤賢治は争奪戦に巻き込まれる。伝奇ロマン!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

不思議なファンタジーの中で、宮澤賢治が描く人間の欲望や優しさ、そして少しの謎が織り交ぜられています。物語は、賢治と不死の力を持つラスプーチンが絡む異色の冒険を通じて、夢のような体験を提供します。特に、...

感想・レビュー・書評

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  • 2023年8月集英社文庫刊。書き下ろし。琥珀という名前の妖精の話?と思っていたら、琥珀になっている妖精の少し不気味なお話でした…。この琥珀に操られる怪僧ラスプーチンと宮沢賢治と軍部の秘密機関が入り乱れての事件は不気味で騒々しいだけの世界でした。賢治の亡くなった妹のトシが出て来るシーンが、詩的で良かった。

  • 妖精琥珀/樺太 豊原市/鈴谷平原/祈り

    出会ったことのない賢治に会った気分。人の欲と人の優しさと少しの不思議。
    夢を見ていたような……

  • 宮澤賢治が琥珀争奪戦に巻き込まれる‼️
    銃器や争いには縁の無いような人が・・
    しかも樺太迄の旅の途中である
    面白かったですねぇ
    妖精が入った琥珀が賢治の元に来て、
    (さすが石っこ賢さんwww)
    もうひとつ片割れがあるという
    両方揃えば何が起きるのか
    軍の指揮官、祈祷師、イタコ、
    敵はラスプーチン!
    バトルを背景に、賢治の妹トシに対する死の悲しみや、それを吹っ切れない賢治の心情がある
    これドラマにならないかなw
    宮澤賢治って愛されてるなぁ
    私も好きです(人´∀`).☆.。.

  • 宮澤賢治を取り巻く幻想活劇。最愛のトシが亡くなった半年後、農学校生徒の就職依頼で樺太に行こうとした矢先、妖精が閉じ込められた琥珀を譲り受け、ロシアの怪僧ラスプーチンに狙われ……。突飛な発想この上ないのに、宮澤賢治ならそういう事態に巻き込まれる可能性もありそうだと納得してしまえるからすごい。道中、常にトシの気配を追い求めており、だからこそラストの行動もグッときた。

  • 感想と言われても心に残るものはなかった。宮沢賢治じゃなくてもいいのでは??との思いが強くて何もかんじられなかったのかも。

  • 宮澤賢治が主人公の不思議なファンタジー小説。
    宮沢賢治が人工宝石を作ろうとしていたということを「銀河鉄道の父」の映画を見て知ったので、妖精琥珀というタイトルに惹かれて読んでみた。

    妹のトシへ向けた鎮魂の旅が、こんな道中に作り替えられるとは思わなかった。
    ラスプーチンの名が登場人物の台詞から出てきた時点で突拍子の無さも感じられ、突拍子の無いままストーリーが進んでいった小説だった。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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