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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784087446067
作品紹介・あらすじ
愛ではなく、恋がしたかった。
ただ焦がれるだけの恋を。
パリで暮らす著者が描き出す、大人の恋愛小説。
パリで暮らすシングルマザーのマリエは、離婚から十年、映画製作の仕事と子育てに奔走してきた。二度と恋はしない――そう自分に言い聞かせていたが、謎めいた年上の実業家・アンリと出会い、急速に惹かれていく。しかし新型コロナウイルスが蔓延する中、アンリの友人から、彼がお金を返してくれないと相談される。アンリは一体何者なのか。疑念は膨らんでいき……。永遠の恋を描く、究極の恋愛小説。
【著者略歴】
辻仁成(つじ・ひとなり)
東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版Le Bouddha blancでフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『日付変更線』『父 Mon Pere』『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』他、著書多数。
感想・レビュー・書評
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恋はこんなにも人間を翻弄するという事がコロナ禍の前後を通して描かれた作品。
うーん。恋に振り回されていた頃が自分にもあるので、主人公のマリエの心情はわからなくも無いが、最後の結論がよく分からなかった…。
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男性にとって、都合の良い馬鹿な女性が書かれた小説。
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最近はおいしくて心温まるエッセイや親子ものが多い辻仁成氏、久々の恋愛もの。パリで暮らす映画プロデューサーのシンママ日本女性と、謎のフランス紳士の恋物語で、自分とはほど遠いのだが、完璧に見えた彼のお金のなさや過去の隠しっぷりに翻弄される、主人公の心の動揺の描き方などお見事。
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辻仁成のブログはよく読むけど本は初めてだった。やっぱり文章が好きだな〜 コロナ禍のフランスの恋愛小説で、ストーリー展開もフランス映画のような雰囲気。マリエの揺れ動く感情表現が良かった。でも今の私には少し大人っぽすぎたかもしれない。十年後はどう感じるかな。また読んでみたい。
著者プロフィール
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感想 :

この作品がなかなか進まなかったんですかね?
辻さんの作品も、他の作品だけど
いつか読もうと思っている...
この作品がなかなか進まなかったんですかね?
辻さんの作品も、他の作品だけど
いつか読もうと思っているんですが(^-^;
とりあえず、読了おつかれさまでした!
そうそう。読みづらかったのは、この作品です。
前に読んでた作品が、一文が短くてキレが良かったので、この作品の...
そうそう。読みづらかったのは、この作品です。
前に読んでた作品が、一文が短くてキレが良かったので、この作品の主人公が葛藤してる文が妙に長く感じて、慣れるまでに苦労しました。
辻さんの文章、もう少しさっぱりしてたと思ったので、多分、恋のグダグダに文章が長く感じたのかも。
良かったら他の作品読んでみてください。
レビューお待ちしてます(^^)♪