- 集英社 (2024年4月19日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087446388
作品紹介・あらすじ
わたしは、音楽やめるくらいなら、音楽やめるよ
杉井光が贈る、音楽でしか生きられない男女が惹かれあい導きあう物語。
作曲・編曲・演奏・執筆などを兼業する音楽業界の〈何でも屋〉蒔田シュン。
自作曲のMVがネットでバズり、カリスマ歌手・海野リカコの「三十日連続一位を止め」たことから彼女と知り合う。
しかしバズった曲に盗作疑惑が持ち上がり……。
歌手、スタジオミュージシャン、アイドル、映像作家、プロデューサーなど、音楽に人生を託す人々の生き様と、大人のボーイミーツガールを描く連作小説集。
感想・レビュー・書評
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音楽の専門用語?みたいなの、たくさんで理解できなかった
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神曲を”かみきょく”だと思って読み進めていて、何やらタイトルと合致しないなーと思っていたのですが、”しんきょく”であったとあとがきで知って(そもそも表紙に書いてある!)、自分の不明を恥じる次第です。「しんきょく」であるならば納得。音楽による「天国」も「地獄」も描かれていて、まさに「神曲」でありました。「音楽」による悲喜交々は「音楽」でしか賄えない。そんな杉井さんの「音楽」を駆使した物語の構成の妙が光りますね。あらすじにある、「大人のボーイミーツガール」というのも納得。音楽と恋愛両面から楽しませて頂きました。
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オビの紹介にある「大人のボーイミーツガール」は良い表現だなと思った。
著者プロフィール
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