月下の黒龍 浮雲心霊奇譚 (集英社文庫(日本))

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  • 集英社 (2025年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784087447347

作品紹介・あらすじ

物の怪の仕業か、それとも人間の悪業か――。
京への道中、憑きもの落としの浮雲と土方歳三は、怪我をした遼太郎と名乗る青年と出会い、箱根の廃寺で雨宿りをすることに。
先にいた様々な身分の男女四人とともに過ごしていると、深夜に一人が不可解な死を遂げる。調べを進めると、下手人と思しき人物は、全員で!?
ラストの謎解きが気持ちいい! 謎解きの快感と怪談の怖さを融合した異色の幕末チャンバラ劇。

著者略歴
神永学(かみなが・まなぶ)
1974年山梨県生まれ。日本映画学校(現日本映画大学)卒。
2003年「赤い隻眼」を自費出版。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年プロ作家デビュー。
「心霊探偵八雲」「心霊探偵八雲 INITIAL FILE」の他に「天命探偵」「怪盗探偵山猫」「確率捜査官 御子柴岳人」「悪魔と呼ばれた男」「殺生伝」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品、その他『イノセントブルー 記憶の旅人』『コンダクター』『ガラスの城壁』などの著書がある。

感想・レビュー・書評

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  • 時は幕末、倒幕の機運高まる江戸末期!物語はそんな背景踏まえて主人公を取り巻く怪異や、謎の組織、暗殺集団、京都を目指す旅で新たな登場人物「遼太郎」と出会い思わね方向に向かっていく。物語の上では京都がゴールの様な想いでいたが、この「遼太郎」の存在が歳三や宗次郎、近藤勇と繋がらないはずが無いと個人的にワクワクする。今回は特に旅ならではの地元のエピソードや風習、妙に新鮮に感じた。この人間臭く、どこか奇妙で少し怪異を感じる冒険活劇どこまで続くか、「期待して 待とう!」

  • 【請求記号:913.6 カ 8】

  • やっぱりいいねぇ、浮雲&歳三 旅日記
    なんか偉い、たいそうなキャラ出てきたなっておもったら
    最後の〇〇様とか・・・、ちょいちょいそういう大物織り交ぜつつ
    ifな世界観を楽しませてくれるのが浮雲さんのいいところ。
    にしても、きっとこの頃の箱根とかほんとに森深くて木々に囲まれた
    神妙な雰囲気だったんだろうなぁ〜と想いをはせつつ旅の雰囲気味わえました。
    まだまだ目的地には遠いようなので、
    各地の旅日記これからも楽しみにしております。
    次は静岡、沼津とかですかね? お魚美味しいよねぇ〜
    では、次回作、期待してまっております(文庫で出るまで)

  •  浮雲❢❢ かっこいいね〜

     おれには、おれの生き方がある。死んでも譲れない生き方だ。
    それを曲げるつもりはねぇ。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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