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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784087447514
作品紹介・あらすじ
【第46回すばる文学賞受賞作】
最も読む快楽を感じた——岸本佐知子氏(翻訳家)
不穏な虚を抱えたパワーバランスを評価したい——堀江敏幸氏(作家)
(選評より)
「ルームシェアっていうの、やらない? もっと広い部屋に住めるし、生活費も節約できるし、家事も分担できるよ」
「若い人たち同士ならわかるけど……本気なの?」
「四十過ぎた女二人が同居しちゃいけないって法律はないよ」
「でも、普通はしないよ」
人生で一度も恋愛感情を抱いたことがない平井と、副業として3Dプリンターで死んだ犬のフィギュアを作り続ける菅沼。
二人組アイドルグループ「KI Dash」の推し活で繋がった二人のコロナ禍での共同生活は、心地よく淡々と過ぎていくが——
恋愛、結婚、出産、家族……どんな型にもうまくはまれない、でも、特別じゃない。
《今》を生きるすべての人へ、さまざまな属性を越えて響く“わたしたち”の物語。
■著者紹介
大谷朝子(おおたに・あさこ)
1990年千葉県生まれ。2022年、本作で第46回すばる文学賞を受賞。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人生の選択や人間関係の複雑さを描いた物語は、特に現代の女性たちに深く響くテーマを持っています。主人公たちの共同生活を通じて、恋愛や結婚、家族といった一般的な幸せの型にはまらない生き方が描かれ、等身大の...
感想・レビュー・書評
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なんだろな。
最後までもやもやした。
人には解りにくいけどそれぞれ悩みがあったりする
それは恋愛が出来ないとか
男性に触れられないとか。
マッサージでさえ嫌な人もいる。
子供って結婚て。一般的に生きてない人ははずれてるんだろうか?
それでも、いいやんと開き直れる人もいればくずくず悩む人も。
せめて、自分は信じて好きでいようよ
と主人公に言いたい
それは私自身にもたけど詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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子供を持つのか持たないのかという
選択の分かれ目にいる女性の等身大の焦りと、
誰かの等身大の信用ならなさと、その先にある、
等身大の「自分を知る」という感覚が、
本書にはある。
作家 津村記久子氏 推薦!
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タイトルが素敵で。
YouTubeほんタメであかりんが紹介してた記憶です。
あり得ない、あり得なくない、
わからない、でもわかる気もする、
40手前の私はそんな気持ちで読んでました。
シスターフッドと呼ぶには頼りないし、
何かあれば、
それは私の人生だからという割り切りも感じて。
だけど生理的に無理という気持ちや、
何だかわからないけど納得できないしムカつく、
みたいな不安定な気持ちもわかる気がして。
だから何?で、結論は?みたいなスタイルではなくて、
何となく受容するような気持ちで読み進めました。
答えは出なくても日々は続いていく。
そんな日もあるし、そんこともあるよね。
個人的に良い読書でした。 -
"世間一般の幸せ"を諦めれば楽になるのか__
私たちは日々あらゆる選択をしながら生きている。
その選択に正解はない。
自らに課したプレッシャーは案外軽くて腕にすっぽり収まる程度かもね、抱きしめてみたら愛しいものだよ。そんなメッセージを感じて私は救われた。 -
子供を持つのか、持たないのか
という帯に惹かれて購入して読んだ。
和歌山県のシルエットを思わず調べてしまった(笑)
P15 突然、脳に風が吹いたように閃いた
っていう表現が好き。
今度、ドトールコーヒーでランチも食べてみたい。 -
菅沼と平井の淡々なる日常。
2人がルームシェアをし始めたきっかけが今っぽい。
同年代として気になる作品でした。 -
ちょっと鋭利すぎて津村記久子さんの帯コメントがなかったら手に取れなかったかもしれない。ずっとキリキリと刺されてるような感じ。うわ〜〜〜しんど〜〜うわ〜〜〜1LDKにも住めないかもしれない、というこのリアルな憂い………
男性と恋愛したいか/できるか、結婚したいか、子供産みたいかって全然ちゃう話やのに密接に繋がりつぎててウケる 同僚の女性の同居人が女性ってわかったときになんで興味なくすねんむしろめっちゃ聞きたいやろ -
最後まで読んでタイトルの意味がわかる。じわ。
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テーマは重いはずなのに、サラッと読めた。「諦めないことが正解じゃないように、たぶん、諦めることも正解じゃないよ」って言葉いいな。大人になって色々リミットが迫っていることはわかるけど全てが自分でコントロールできることじゃないし、気持ちがあるからどうこうできることでもないし。でも理解してそばにいてくれる人がいるっていいな。
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リアルの男はダメでも偶像の男は推せるとか、普通に結婚して子供を育ててという人生に憧れるとか、そこまでお金に困ってるわけでもないとか、地味だとか、とにかく自分と重なる部分が多くて読めて良かった。
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