海を見に行こう (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 932
レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087450217

感想・レビュー・書評

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  • 海をテーマに描かれた六つの短編小説。
    それぞれ異なるジャンルのお話だけれども、一貫して人と人のつながりについて書いているのが印象的。
    海は万物の母であるという言葉があるが、 その大きな海の不思議な引力の下に綴られるささやかな人間模様が、対比のようで面白い。
    子供たちが苦悩する姿を、ときにおおらかに、ときに飛沫をあげて、母は見守っているのだろうなと。

  • なんかね、郁美ちゃんは色んなことが嫌いで、優奈ちゃんは色んなことが好きみたい(p.64)

  • 明示はされてないけど、6篇とも舞台は鎌倉から江ノ島の湘南地区だと思う。何と無く勝手に近くの光景に照らし合わせて読んでいた。解説にもあったけど、表題作が特に素晴らしい。海を見に行こう。

  • 短編集だと知らずに読んだ。
    いくつかの話はラストがもやっとするけど、最終的にはスッキリできるはず。
    台詞とか登場人物の思考が生々しいから読んでてたまにイライラするけど、このイライラとかもやもや感がたまにほしくなって飛鳥井さんの本を手に取ってしまう。中毒かも。

  • 恋愛とか家族とかのお話。短編集だけど、どれも同じ海の側だから、微かに繋がりを感じる。
    2013/1/19

  • 表題作の「海を見に行こう」が、深くて救いもあって好き。ラストの3編が重たかった。過去の作品と少し雰囲気が違って、決して爽やかな本ではないです。身につまされるお話が多かった。

  • 飛鳥井さん好きだなあ。
    「海」をテーマにした短編集。
    簡単ではない男女の機微をすごくうまく書いてくれている。

  • 海辺の街を舞台に、人生に迷い立ち止まる6人の男女を描く短編集。
    イラッとしたり、こいつ嫌いかも・・・でも頑張れと思ったり、ビターだけど温かい気持ちになります。

  • 飛鳥井さんの新刊読了。短編集でした。
    海をキーワードにおそらく同じ町を舞台として、
    別々の人たちの海にまつわるストーリーを描いてます。

    連作短編の要素もあるらしいんですが、イマイチわからず。
    繋がりが弱めでして、そういった点ではタニハピの方が好きな感じですね。

    ただ、読後感は清涼で、海を見に行きたいなぁと思わされる、
    そんな作品でした。

  • タイトルと、いくえみ綾さんの表紙で購入。

    収録されている6作品中「キラキラ」が救い。

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著者プロフィール

飛鳥井 千砂(あすかい ちさ)
1979年生まれの小説家。北海道生まれ、愛知県稲沢市育ち、神奈川県在住。
2005年『はるがいったら』で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2011年刊行の文庫『タイニー・タイニー・ハッピー』が20万部のベストセラーとなる。他の代表作に『アシンメトリー』『君は素知らぬ顔で』『UNTITLED』『鏡よ、鏡』『女の子は、明日も。』『そのバケツでは水がくめない』など。

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