いつもの毎日。 衣食住と仕事 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.53
  • (10)
  • (42)
  • (33)
  • (11)
  • (0)
本棚登録 : 415
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087450361

作品紹介・あらすじ

どうすれば心地よく、日々の仕事や暮らしができるのか?『暮しの手帖』編集長が自らに問いかけ続けて見つけた、自分らしいベーシックのかたち。毎日を豊かにするヒントがたくさん詰まったエッセイ集です。モデル・女優の菊池亜希子さんとの対談を特別収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ありのままの自分を知ること。
    すなわち、自分のベーシックを探すこと。
    それが『暮しの手帖』編集長が薦める、心地よい毎日を送るための第一歩です。
    本書では、読者の"自分のベーシック探し"のヒントになるよう、著者自身の衣食住と仕事についてのベーシックを綴っています。

    自分の着るものや持ち物を、質の高い、けれど色や形はシンプルなものにする…いいなぁ。
    良質な品をケアしながら長く使うことに憧れるくせに、それを実践するマメさが伴わない私ですが、30代になったことだし、1つくらいそういう物を持ちたいです。

    仕事について書かれた第三章は、読んで反省させられることばかり。
    折しも担当業務が繁忙期で、職場のデスクの上は目も当てられない散らかりよう…。
    職場のデスクはパブリックなスペース、という意識は恥ずかしながらゼロだったので、一人で赤面してしまいました。
    「「つもり」をやめる」という3ページほどの短い文章にガツンと頭を叩かれました。
    「つもり」は言い訳…なのに、ここ最近の私はこの言葉を使ってばかりじゃなかったかしら…。

    松浦さんの文章は本書で初めて読んだのですが、今後も定期的に読みたいと思います。
    特に仕事について書かれたものを。
    私自身の仕事に向かう姿勢を恥ずかしいものにしないために。

  • 先輩にオススメしてもらった松浦弥太郎さん。
    素敵です。
    大人だなぁ…。

    「自分のベーシック」
    あったらいいなとは思うけど、ここまで整理していくのは難しそう。
    でもなんとか頑張りたくなった。
    ものすごく素敵だから。

    第一章の「衣」のことについては、ピンとこない部分が多かった。
    性別の違いもあるのか、私があまりにもこのテーマに不真面目過ぎるのか。
    トラディショナルとか、考えたこともなかった。
    もういい年なんだから考え直さないとな…と反省。

    第二章の「食」と「住」のことは、もうこんな家に住みたいよ!と。
    良いもの、本当に気に入ったものだけを必要な分だけ持って、丁寧に使う。
    あれもこれもいいなとか、もらったものをもったいないからとかそんな使い方はしないわけですね。
    それだよなぁ…。

    第三章の「仕事」のこと。
    毎朝読みたいくらいです。
    出勤時に電車で読もうかしら。
    特に「「つもり」をやめる。」という文章。
    こんなにきっぱりと言われたら目を見て話が聞けないよ。情けない話だ。

    頑張って自分のベーシックを見つけよう。
    あともっと松浦さんの本を読んでみよう。

  • 読みやすいと思う

  • 松浦弥太郎さんの著書は好きで結構読んでいますが、このエッセイはかなり好きです。特に住に対するこだわりの強さに共感します。アロマに対するこだわりとか。影響されて松浦さんの使っているアロマディフューザーを買ってしまいました。ことあることに読み返すエッセイです。

  • 松浦弥太郎さんの、衣食住と仕事についてのあれこれ。面白かったです。
    年齢や性別が違うので、取り入れたいこと、取り入れられないこと、はありましたが、素敵だなと思います。弥太郎さんもその辺りは書かれていました。
    自分の軸がきちんとあって、でも新しいものもやってみる、という人は面白いなぁと思います。

    大好きな菊池亜希子さんとの対談が載っていたのも嬉しかったです。お友達になられたそうです。

  • 菊池亜希子さんとの対談も良かった。
    そのなかで著者が、好きなものを相手に伝わるように正直に見せることは、人と人とが関わる大事なきっかけになると言っていて確かにそうだなと。

    すぐ思い浮かんだのは、神戸のパン屋さんで買ったピンクのトートバッグ。
    これを持って、初めてのカフェに行ったときに店主さんに「私もそこ行きました!パンおいしいですよね!」と笑顔で声をかけてくれた。
    初対面で話が弾むことはそうないので、とても嬉しくまた行きたいお店の一つになった。
    ピンクのトートが出会いのきっかけになった。

    そういう思い出や、自分のベーシックが、暮らしをつくるのだろう。
    何となく選ばないで集まったモノたちが、生きていくうえで自分の味方になってくれるのだと気づいた。

  • 松浦さんのお気に入り紹介。トラディショナルを大切にしている。

  • なるほどと思ったのが、「はじめに」にあった本書の目的。「ある一人のベーシックを例として、これがひとつのベーシックであれば、自分のベーシックはどんなものだろうかとよく考えて」、新しい自分らしさをスタートさせるというもの。
    この言葉があったおかげで、一歩引いて読めたかなと思います。「これは憧れる」、「そのやり方は自分には窮屈かも」等、色々考えます。

  • 著者の日常生活の指針みたいなものが書かれた一冊。
    それはいいアイディアだなと思うものもあれば、自分はちょっと違うなと思うものまで。
    特に、茶碗と箸を家族で同じものを使うという所は、自分の中ではかなり違和感があった。中国の文化ではそうだろうが、日本では唾液のつくものは人と分けるという習慣があるから、なんとなくしっくりこない感じがした。
    でも、全体的にこうありたいといったものは、なんとなく似ているので、少しずつ歳を重ねる中で著者のような生活に近づけて行けたらと思った。

  • 2016/6/25 22

  • 『暮しの手帖』編集長時代のエッセイ集。衣食住と仕事を観点に自身が思うベーシックを紹介。特にモノに対する考え方一つで生活の在り方も変わってくるように思える。

  • 日頃の固定概念を変えてくれる本。

  • 安定の満足感。

    特にグッときた箇所をいくつか。

    ダイニングテーブルは、
    家族がふらっと集まれる広場みたいな場所。

    やっぱりそこは好きな場所であるべきだから
    ある程度こだわってもいいのではないか。

    普段使う物は安物でも、
    よそ行きの物にお金をかけるのが少し前までの
    日本の価値観だったが、テーブルに20万円かけるなんて信じられないと言う女の子が、
    10万円のバッグを持ち歩くのは明らかに
    バランスが悪い。

    とにかく調和するか

    これがインテリアのポイントで、
    最小限にモノをとどめよう。

    食器は高価なモノではなくても、
    なるべく大量生産されていないモノを。

    一点モノを大切にすることの積み重ねが
    家を暖かくすると信じている。

    タオルはウエスティンホテルの。

    関係性を作るには、
    とにもかくにも積み重ねがものをいう。

    花はいい。

  • イムネオール
    ユーカリ、ローズマリー、ティーテュリー、コーンミント、クローブ

  • 再読

  • 【2015/3/19】
    紹介者:米山パンダさん
    レビュー:米山(主催)

    流行の服や、流行の文房具、流行の飲食店に、流行のジョギング、、、、そんなことに疲れちゃった時、
    自分のベーシックを思い出させてくれる本!

    不変のデザインにこそ、今の自分に必要でしっくりくるものがあるかもしれない。
    ベーシックを知ってこその、アレンジやオリジナリティなのかもしれない。

    あなたのベーシックはなんですか?

  • 共感できる所もあるけど、極端にこれはないな…という考え方も多かった。
    しかし、仕事の事はとても、役に立ちそうな部分があったので、真似してみる。人を第一に考えたり、暮らしの事は、素晴らしいと思う。

  • 著者のお気に入りを紹介していくエッセー。
    最近こういった本が好きでたまらない

  • 「暮らしの手帖」の編集長をされている松浦さんの、暮らしと仕事に対するこだわりをまとめた本。好きなものに囲まれての暮らしは自由に見えて非常にストイック、時に排他的で、あまり共感は出来ませんでした。(こういったテーマを掲げて本を書くということで、そうならざるを得なかったのかも、とは思います)一番共感したのは「入浴後のタオルはバスタオルにこだわる必要はない。ハンドタオルで十分」というところ。そうそう!ハンドタオルなら、「使った後毎日洗濯するかどうか」なんてことに頭使わなくていいですよみなさん!(笑)

    ところで、内容如何よりも、文章そのものがシンプルで読みやすく綺麗だったところが印象的でした。「飾り気がなく、オーソドックスで上質」なものを好む松浦さんの好みが如実に文体にあらわれていると思います。

  • たかが道具されど道具。

  • お風呂のなかとか、寝る前とか、毎日少しずつゆっくり読みました。
    弥太郎さんの衣食住のこだわりを紹介する1冊。参考になることもあれば、いやそれは無理だなぁって思うこともあるけれど、私たちに何かを提示する自己啓発本ではけっしてなくて、ただ紹介しているだけなので、ふふーんって読める。何より、この人の文章や言葉選びがすき。

  • 著者の日々のこだわりというか習慣にしていること。習慣にすることはなかなか難しいけど、著者は意思をもって実行。
    いいなあと思うこともいくつかあり、それが物であったりするとお店の紹介もされているので便利です。
    とてもそこまでは・・・ということはあるけど、気持ちだけでも同じようにこだわっていたい、と一歩上の自分を目指したくなる一冊です。

  • 大人な生き方のために読む本

  • 暮らしの手帳の編集長、松浦弥太郎さんの衣食住に対する考え方をまとめたもの。チープシック、服部みれいさんの本などの影響で自分のベーシックを持とうと思ってたところに丁度良い本。断捨離も兼ねて身の回りのものを一度吟味してみる気になる。上質で飽きのこないものを手入れしながら使うのはこだわりというか、当たり前の事にしなくては…ただ年に何回かは枠を外したものを取り入れるのも必要か。もの選びの参考に。

  • 好みは人に寄るが、このシンプルな生活様式は好ましい

  • 本屋さんに「松浦弥太郎」という文字を見つけるとチェックせずにはいられない・・・
    やっぱり私は松浦教徒だわ(笑)

    同じ女性であれば、憧れの人のそのライフスタイルは気になるものだけど
    松浦様は男性・・・
    男性の書く、衣食住や仕事の話しが何でこんなに気になるんだろうか?
    男性の着るシャツやズボンの話をされても、メーカーがどこか教えられても
    買わないけど、やっぱり気になるのよねぇぇ~
    なんだろう、松浦さんのライフスタイルは男性女性の垣根を越えてる気がする(笑)
    気持ち良いくらいにストイック!
    このストイックさに憧れる・・・(自分が物欲にまみれてるから)
    本当に豊かな生活ってこういうことかもなぁって、松浦さんの書いた本を読むと感じる
    ただただ消費するだけじゃない、モノとの関わり方・・・

    やっぱり今一番会いたい人は松浦様だな!
    会えるように強く願おう!

  • ある程度の年齢までは流行を追ったり、色々なものを試すのって大事だけど、そろそろ自分の中のスタンダードを決めたいと思った。

    以下、忘備録
    ◎家具でも洋服でも、ここで買えば安心というお店やブランドを見つけること。
    ◎家族であっても個々を尊重すること。ひとりになる空間を作ったり。
    ◎毎日触れるもの、過ごす時間が長いものこそ、じっくり選ぶこと。

  • 好きなことを好きというのは出来ても、
    出来ないことや苦手なことを、
    出来ないと認めることって中々難しい。。
    変なプライドが邪魔をしてしまったりする。

    だけど、出来ないし苦手だ、と認めれたとき、
    無理をしていた心がふと軽くなったような気がしました。
    そう認めることが出来るのに、何年もかかったなぁ。

    自分のベーシックを、見つけ出すことは、
    自分のありのままを知ること。
    自分を見つめ、素直になること。
    本当にその通りなのだな、と思いました。

    また今日からもひとつずつ確認していきたいな。
    変なプライドはとりはらって、素直な気持ちで。


    松浦さんのベーシックの中で、
    「家族のこと」は特に、心に響くものがありました。

  • 自分にとってのベーシックとは何か。
    それを知っていることで、
    何かに迷ったり悩んだりしたときに
    立ち戻ることができる、拠り所になる。
    いきなりクローゼット総入れ替えなんて無理だけど、少しずつ、自分の好きなものを、自分にとってのベーシックを探しながら、身の回りを点検していきたいと思う。

  • 毎日の暮らしをシンプルに。一つ一つを大切に生きる。
    穏やかだけれども、地に足の着いた暮らし。

    自分が目指している姿に近いということもあり。
    共感できる部分もたくさんありました。

    物欲主義に走りすぎるのも良くないけれど。
    安いものが良いというわけでもないし。

    本当に良いベーシックかつ、自分が気に入ったものを。
    大切にメンテナンスしながら使っていきたいなと思います。

    自分の「お気に入り」を大切に育てていく。
    そんな生き方、暮らし方をしていければいいなと思いました。

全34件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

東京生まれ。エッセイスト。渡米後、アメリカの書店文化に触れ、日本におけるセレクトブックストアの先駆けとして「COW BOOKS」を立ち上げる。2005年から2014年まで『暮しの手帖』の編集長。その後、「くらしのきほん」を立ち上げ、株式会社おいしい健康・共同CEOに就任。「くらしのきほん」主宰。著書多数。執筆活動の他、クリエイティブ・ディレクターとしても活躍。

「2019年 『くらしのきほん 100の実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いつもの毎日。 衣食住と仕事 (集英社文庫)のその他の作品

松浦弥太郎の作品

いつもの毎日。 衣食住と仕事 (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする