- 集英社 (2013年10月18日発売)
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感想 : 56件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087451207
作品紹介・あらすじ
出張ホストを買う独身女、自殺願望を持つ風俗嬢、8人の女性と共同生活を送る中年男性に安らぎを覚える女ほか、平凡な幸せを求めるだけなのに、歯車がずれてしまう10人を描く短編集。(解説/山内マリコ)
感想・レビュー・書評
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ときどき読みたくなる唯川恵さん。
どろどろした感情を書かせたら一番だと思う。
誰かを不幸にしている(意識無意識関係なく)人間の
救いのない話ばかり。
特にカウンセリングの話がおもしろかった。
その他も最後のページで「!?!?」となるどんでん返しばかり。
もやはこれミステリーにカウントしてもいいのかも。
ミステリー好きにもおすすめ。
でもこういうどんでん返しもの、オチが読めていても再読したいものと、オチ知ってるからもう一回よめばいいやってなるものがあって、これは残念ながら後者なんだよなぁ。だから星2つ。
なぜかしら…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10人の様々な恋愛を描く短編集。
ホストに嵌まったり、男への依存、遠慮、欲情…誰もがふと考えたり経験したりしたことがあるような場面。
だから、余計に面白いのかもしれない。
2015.8.16 -
自分から逸脱の道を選ぶ女性が主人公の10の短編集。幸福のあり方も様々で、その選択の経過が上手く描かれている。
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5 和美 ・・・白いシーツの上で がオチが非現実的だけど、強烈。
中学・高校時代の保健室の情景を思い出しました。 -
なんともバカな人たちのバカなお話
でも、どんな人の中にもあるんだよね
ただ、みんな表に出さずにいるだけって感じにさせる
最後のおちが笑える -
確かに本人が幸せならそれでいい。小説では、主人公の一部分を切り取っているからそれでいいけど、現実の人生は死ぬまで続くから、堕ちた先は天とはならない。
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ちょっとだけ他人事とは思えない感じがして、恐ろしくなる瞬間がありました。
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★購入済み★
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リアルな女の心情を捉えながらも、そこに非日常感や不気味さを取り入れたまとめ方が絶妙で面白いです。短編集なので1編ずつが短くてサラッと読めるのも良いですね!短いからこそ女性たちのキャラクターや人生が際立つ作品だと思います。
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様々な女の人生があって、様々な体験ができてとても面白かった。
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2020.8.4-317
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直接的な表現は苦手だが、嫌な感じで終わらないのが凄く好きな小説。
短編だったのも相まってページをめくる手が止まらなかった。文字通り多種多様な「愛」を巡ってこんなにも人間は多彩な物語を紡げるのかとワクワクした。
1番好きだったのは茉莉の話。最後の1ページでしっかり裏切られた。
深く何かを愛することは、徐々に何かが狂っていくことと等しいのかもしれない。されどその「狂い」が温かくそして愛おしいと感じられる1冊だった。 -
アイドルの追っかけをしている高校生、不思議な共同生活をしている女達、結婚が決まったけど同棲相手が出て行ってくれない…。
一途が故に抜け出せない、変わった恋愛ばかり。
変わった愛って、他人から見たら首を傾げるものだからか、ラストはスッキリしない話が多かった。 -
恋愛に関する10作の短編集。自分が求めているのはなんなのか、回りからどう言われようと自分の気持ちに正直に選択する瞬間の決意はかっこいい。
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どの作品も起承転結がしっかりしており面白かった。形は違うが恋に溺れる女達に妙に共感できた。
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