東京ロンダリング (集英社文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784087451481

作品紹介・あらすじ

変死などの起こった物件に一ヶ月だけ住み、また次に移るという奇妙な仕事をするりさ子。心に傷を持ち身一つで東京を転々とする彼女は、人の温かさに触れて少しずつ変わっていく。(解説/北上次郎)

感想・レビュー・書評

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  • あなたは、”事故物件”に住みたいと思いますか?

    2021年度の自殺件数は21,000件。警察庁からそんな発表がなされる通り、この国では相変わらず自殺という方法を人生の最期の瞬間に選ぶ方が後を絶たないようです。何に思い悩んでそんな最期を選ぶのか、残された遺族は何を思うのか、そしてどんな方法をもって自殺という行為に及んだのか、触れたくはない話題ですが、とても気になる話題でもあります。一方で、そんな話題の中であまり意識されないことがあるように思います。

    ・自殺をする人はどこを死に場所に選ぶのか?

    少し前の統計になりますが、警察庁の2014年度の統計によると、自殺の場所の55%は自宅のようです。そして、結果的に毎年1万5千件以上の自宅が誰かが亡くなった場所として記録されていると言います。

    ”事件や事故が原因の死、自殺、孤独死などにより入居者が部屋で死亡した物件”

    いわゆる”事故物件”がそこに登場する余地が生まれます。私たちが心の安らぎを見る場所、疲れた心と体を癒す場所、それが自宅です。そんな大切な場所を私たちは自由に選ぶことができます。選択肢は無限にあります。そんな選択の場において、その部屋が”事故物件”であるという説明を聞いたとして果たしてそれでもあなたはそこに住みたいと思うでしょうか?しかし一方で、その部屋が”事故物件”であると知らされなければ判断は異なります。何もない普通の部屋としてあなたはその部屋を選ぶことでしょう。

    さて、ここに『不動産業者には次の店子にそれを伝える義務がある』という一方で『一度、だれかが住めば、伝える義務はなくなる』という点に着目し、そんな『だれかが住』むという役割を”お仕事”にする一人の女性が主人公となる物語があります。『死んだ人の部屋に住むのが』私の仕事と胸を張るその女性。『幽霊みたいな顔して、働きもせず、ぼんやりアパートにいる』日々を『そんなの生きてるって言わない』と指摘されもするその女性。この作品はそんな女性が”事故物件”に点々と暮らすその先に『どんなぴかぴかの街でも、人は死ぬ』というこの世の中で、自身が生きる居場所を見つけていく物語です。

    『ガンガンガンガン』と、『深夜、ドアを叩く音が』する中、『時間を確認』すると『深夜一時半』という表示に『なにかの間違いだろう』と思うのは主人公の内田りさ子。そんなりさ子は『できたらやり過ごしたい』と思うものの『タケオ、いるんでしょ。開けてよ』と叫び声も加わったことに『どなた、ですか』と返事を返します。『健夫を出してよぉ』とすすり泣く声に『榊原健夫はいません』と返す りさ子に『あなた、だれ』、『健夫が付き合ってた人?』と声の主は問いかけます。『ここに、健夫さんは住んでないの』とはっきりと言い切る りさ子が『危険だとは思いながら、意を決してドアを細く開け』ると『きちんとした白い半そでのスーツを着』た女が立っています。『私、加藤孝子といいます』と名乗る女は、りさ子と健夫の関係を質問します。そんな孝子に『榊原さんは、亡くなりました』、『たぶん、三週間ぐらい前』と答える りさこに『おえっおえっとえずきだし』た孝子。差し出した水を飲んで孝子を落ち着かせると『ここに住むのが仕事なんです』と語る りさ子。それに『健夫の部屋に住むのが』と訊く孝子に『死んだ人の部屋に住むのが』と返す りさ子は『健夫さんは病院でなく、この部屋で死にました。湯船の中で』とこの部屋に住んでいた住人の最期を語ります。そして、『そういう部屋は皆嫌がります』、『私のような人間が一か月住』むことで、次に住む人にその事実を『伝える義務はなくなるそうです』と、自身の役割を話す りさ子は、『私たちはロンダリングとか浄化とか呼んでいる』とその行為を説明します。『結婚して三年』、『一軒家にこもって家事をするだけ』の日々を送っていた りさ子はあることがきっかけで浮気が発覚、夫と離婚して住む場所に困り果てた中、相葉という不動産屋との出会いによって今に続く『ロンダリングの仕事』に足を踏み入れました。『東京助け』と言われるそんな仕事に生きる りさ子の日常が描かれていきます。

    “東京の賃貸物件をロンダリング「浄化」する女性の、心温まる人生再生の物語”と内容紹介にうたわれるこの作品。『ロンダリング』とは、”洗濯する”、”洗浄する”という意味を持った言葉です。しかし、”マネー・ロンダリング”や”学歴ロンダリング”という言葉で使われることがある通り、どこか後ろ向きな意味合いで使われる言葉だとも思います。「東京ロンダリング」という書名が付けられたこの作品では、そんなヤバサ感の極まった世界が描かれていきます。そしてそれは、東京という街に潜在する以下のような、さもありなんという現実です。

    ・『東京は狭くて不動産は限られてる』

    ・『人がやたら死ぬ』

    ・『変死した人間がいる部屋がどんどん使えなくな』る
    ※ 『不動産業者には次の店子にそれを伝える義務がある』

    住む側からしたら当然とも言える、前の住人に関するマイナスな情報、いわゆる”事故物件”に関する情報ですが、一方でその事実を知ると拒絶反応を起こす人は多いと思います。そういう私だって間違いなく躊躇すると思います。かと言って『家賃を安くすると、大家さんが損害をこうむ』るという現実もあります。これでは、やがて人が住めなくなって都市での生活がまわらなくなってしまいます。これをなんとかするために、この作品で提示されるのが、次のような考え方です。

    ・誰かが『一か月住』む
    ※『一度、だれかが住めば、伝える義務はなくなる』

    ・『事情を知らなければ、ほとんどの人間は気がつきゃしない』

    ・『東京助け』になる

    そんな理屈の先にこの作品の主人公である りさ子が就く『ロンダリング』という仕事が生まれる余地が出てきます。現実世界にこのような仕事があるのかどうかは分かりませんが、ある意味でとても説得力のある論法です。また、とても興味のわく話でもあります。この作品ではそんな りさ子の”勤務条件”について、家賃がいらないどころかそんな物件に住むことで『一日五千円の日当』が支払われるという仕組みが紹介されます。指定された物件に住むだけで月給15万円の収入が得られるというそのお仕事、あなたならそんな条件を聞いてどう判断するでしょうか?

    そんなとても興味深い”お仕事”が登場するとなると、”事故物件”において何かが起こる、そう、ホラーな世界が展開してもおかしくはありません。この設定であればそのような展開もありうると思いますし、この作品を手にするきっかけをそこに求められる方もいるかもしれません。しかし、原田さんがこの作品で光を当てるのは、そんな”事故物件”の『幽霊』話ではなく、そんな”お仕事”の中に人生を生きる主人公・りさ子の生き様でした。『りさ子さんはおとなしい人ね。りさちゃんはやさしいよね。りさ子って、いるのかいないのか、わからないときがある』と、『良くも悪くも、積極的な評価はされてこなかった』という りさ子の人生。そして、あることがきっかけで浮気が発覚、夫と離婚して住む場所に困り果てた中、相葉という不動産屋との出会いによって『ロンダリングの仕事』に足を踏み入れた りさ子に、相葉は『ロンダリングの仕事をする心構え』をこんな風に説きます。

    『いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない』。

    そんな『心構え』を胸に『ロンダリング』の日々を生きる りさ子。東京という街にひっそりと生きるには『心構え』はとても言い得て妙とも言えるものです。しかし、それは同時に、自身の存在感を消す行為とも言えます。そんな日々の中、

    『自分のような生活をしている人間はこの東京にどれだけいるんだろう』。

    ただそこに住むということだけが目的の日々、しかも指示される通りに一か月という短い期間の中で次から次へと住む場所を変えていく りさ子が抱くこの漠然とした思いは当然の感情とも言えるものです。『東京助け』という言い方をすれば確かにそうなのかもしれませんが、何もしない、ただ住むことだけという日々を送るのは自身の存在を否定する思いにも繋がってくると思います。この作品では、それでも人の世に生きる限りは必然として存在する人との出会いの中に りさ子が気づきの瞬間を見る物語、りさ子が再生する様を見る物語が描かれていました。

    『死んだ人の部屋に住むのが』仕事、という人生を送る主人公・りさ子の『ロンダリング』の日々が描かれるこの作品。”事故物件”という、決してなくならないそんな部屋に、ただ住むことを一つの”お仕事小説”として描いたこの作品。”事故物件”では何かが起こるという視点ではなく、あくまで真摯に主人公・りさ子の生き様に光を当てていくこの作品。とても興味深い話題が、極めて読みやすい物語の中にまさかの重みをもって描かれていくこの作品。

    原田さんの作品らしく美味しそうな食べ物がそこかしこに登場する中に、“お仕事小説”を得意とされる原田さんの目の付け所の鋭さも光る、そんな作品でした。

  • 図書館で借りた本は、返却期限があるのでなるべく早く読むようにしている。
    ここ数日、腰痛のため仕事を休んでいたので借りた本は読んでしまい、買ったままの本や久しぶりの本をさぐっていたら、なんと綺麗な状態で一冊出てきたのがこの本である。

    少し前に、図書館で「事故物件、いかがですか?東京ロンダリング」を読んでいた。
    まさか、かぶった⁇と思って読み始めたが、こっちが先なのか?
    だとしてもガッツリと内田りさ子のロンダリングを楽しめた。

    不動産屋の相場が言うロンダリングの極意「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」これが妙に心に残った。

    それにピタッとはまっているのが、りさ子さんなんだろう。
    感情を出さず無愛想な人って感じだったけれどなんだかんだで、大家の真鍋夫人と喋るし、定食屋「富士屋」の藤本亮の手伝いもする。
    だけどロンダリングをして、お金をもらって生活することは変わらない。
    ここはブレないんだな。
    そして、ロンダリング仲間である菅さんを救ったのが、とてもカッコいい。


  • こういう職業ほんとうにありそう。
    キズを負っている主人公が、再生し成長していく物語はほんとうに尊い。
    周りの登場人物もどこか魅力がある。

  • 笑顔を作ってごらん
    そう言われ、りさ子は何度もその表情を作った。
    りさ子のちょっと変わった仕事の心構えとして言い渡されたことだった。自分の意思は必要はない。
    心に傷を負った無気力なりさ子がロンダリングという仕事を通し、自分を取り戻してゆく再生物語。
    その若さで人との関わりを避け、抜け殻のように過ごす。と言えばその仕事は合っているかもしれない。
    そんな頃出会う、亮と真鍋夫人、ふたりはとても温かい。人間関係、時には垣根を越え来てくれる「おせっかい」もありがたいと思えた。
    りさ子が元気を取り戻し綺麗になって生き生きしてゆくところが良かった。
    ロンダリングが自分の力だと気づき自分自身を肯定し始める。りさ子の心の動きがすごく伝わり、共感あり、奇抜な設定ありで面白かった。
    なにもかも満たせているのが幸せではなく、身の丈にあった、ということが大事なんだと。
    個人的には、こしょう焼きと煮玉子がとても美味しそうだった。ぜひレシピを知りたい。
    ロンダリングという仕事があってもいいと思った(私は無理だが)。

  • いやぁ~、ひ香さんは毎作ごとに
    変わったテーマを小説の題材にしていて意欲的だし、
    出てくる登場人物たちがみなどこか変な人たちばかりで面白い。
    次は何をやってくれるんだろうと
    いつも気になっている作家です。
    (読書好きの間では今、原田さんと言えば圧倒的にマハさんなんだろうけど、もう少しひ香さんにも注目して欲しいと思う今日この頃笑)

    今作はある意味不気味で怖いテーマを
    うまく人情話と絡めて
    ある女性の再生を描いているんだけど、
    無気力で掴みどころのないヒロインだから余計に続きが気になって気になって(笑)、
    僕にしては珍しく夢中で読み浸ってしまった。



    主人公は
    自らの不貞で離婚をした
    大人しく口数の少ない32歳の女性りさ子。

    家を失った彼女は不動産屋の紹介で
    死者の出た部屋、つまり事故物件に一定期間住み報酬を貰う、
    ロンダリング(浄化)の仕事を引き受けることに…。
    常人では続かない仕事を
    作り笑いを浮かべ、人と関わらず、目立たぬよう敵を作らぬよう、淡々と仕事をこなしていくりさ子。



    この作品を読んで初めて
    ロンダリングの意味や実情を知りました。

    不動産屋の社長、相場(あいば)いわく、

    「あんたたちが入ってロンダリングしてくれれば、俺も助かる、大家も助かる、次に入る人間も助かる。俺たちは法を犯してはいない。東京は狭くて不動産は限られている。しかも、人がやたら死ぬ。変死した人間がいる部屋がどんどん使えなくなったら、だれも住めなくなっちまう。
    あんたたちがやってることは人助けなんだよ。いや、東京助けなんだな」

    には確かに納得させられたな。
    大都会、東京だからこその隙間産業。


    あと、その部屋で何があったのか、
    ちゃんとした事情を知った者が入らなきゃロンダリングにはならないんですね。

    物語の中でも
    変死や孤独死など、その部屋で以前何があったかの
    ロンダリングをしなければならない理由を
    相場がりさ子に話します。
    ロンダリングする人はそれを納得した上で、1ヶ月から1年そこに住み、
    ほとぼりが冷めた頃、次の入居者に引き渡す形になるそう。


    あちこちの物件を渡り歩きロンダリングしながら、
    無気力と惰性でだだ生きているだけのりさ子を
    現世に留め本来の人間に戻すような役割を担う人たちが
    この物語にも登場します。


    70過ぎのおばあちゃんで
    りさ子になんやかんや世話を焼いてくる
    台東区谷中の乙女アパートの大家、真鍋夫人と

    りさ子に好意を寄せる定食屋・富士屋の若大将の藤本亮です。

    この二人が出てきてから
    俄然物語は転がり面白くなっていきます。

    しかし、谷中に住む人たちのお節介や人情があったくて、
    暗くなりがちな物語のテーマだけに
    余計に身に染みるものがあったな~。


    それにしてもひ香さんは食の描写がほんとうまい!
    ご飯が進む富士屋秘伝の豚肉の胡椒焼き。
    まろやかで甘みのあるポテトサラダ。
    後引く旨さのカレー味のスパゲティ。
    たっぷりの大根おろしと食べる秋刀魚の塩焼き。
    オイスターソースを絡めた豚肉とピーマンの炒め物。
    ふわふわとして、
    噛めば出汁の旨味が口の中に溢れ出る厚焼きだし巻き。
    ナンプラーとオイスターソースの旨味が利いた煮玉子。
    外はカリカリ、中はしっとりとやわらかい鶏の唐揚げ。

    などなど、根が食いしん坊体質の僕は
    富士屋の料理シーンが出てくるたびに
    妄想列車が暴走し、激しく胃袋掴まれましたよ(笑)
    (それにしても人が再生する話には必ずと言っていいほど、美味しそうな食事が描かれる。やっば食べることが人間を作ってくれるし、食べることが生きることだからなのだろう。逆に食事シーンが雑に描かれている話には説得力がないし、リアルを感じない)


    ロンダリングの仕事をする心構えとして相場から言い渡された
    「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」を忠実に実行して今まで生きてきたりさ子。

    目標も欲望もなく感情を捨て、自分を消し去り、
    ただ日々を生きているだけだった彼女が
    「もう、その作り笑いはやめていいわよ」
    と真鍋夫人に言われ、

    厚かましく(笑)何かと構ってくる富士屋の人たちとのあたたかな生活の中で
    りさ子は少しずつ少しずつ
    生きる気力を取り戻し、自分自身を取り戻し、
    人との出会いややりとりの中で
    彼女自身がロンダリングされていきます。
    (おそらく、りさ子にとって谷中という町や富士屋食堂は息の吸い方と吐き方を取り戻せる場所だったのだろう)


    心を殺し、人を避け、作り笑いで毎日をやり過ごす日々も
    長い人生の一時期には確かに必要かもしれない。
    けれど、どんなにうっとうしくて
    どんなに煩わしい人間関係でも
    人に忘れられるよりかはずっといい。

    帰る場所があるということ。
    必要としてくれる人たちがいること。
    待っててくれる誰かがいること。

    それは当たり前ではなく
    なんと有り難いことなのか。

    自分の欲望を知るには、
    人と出会う旅に出なくてはならないし、
    人との出会いの中からしか
    人が成長することはないのだと思う。


    本当にいい本は価値観を押し付けたりしない。ただ静かに沁みてくる。
    自分が頑なにこうだと信じてきた世界を、読後、新たな視線で眺めることができるようになる。

    この物語はそんな小説です。

    • フーミンさん
      円軌道の外さん、こんばんわ〜。めちゃめちゃお久しぶりです!お元気そうでなによりです。コメントありがとうございます!
      こんな私を覚えてくださっ...
      円軌道の外さん、こんばんわ〜。めちゃめちゃお久しぶりです!お元気そうでなによりです。コメントありがとうございます!
      こんな私を覚えてくださっていたなんて(笑)

      実は私もブクログほぼ放置な感じでした^_^;
      皆さんのレビューを覗くくらいで。
      本を読んでも☆付けるだけで、レビューも書かなくなってました。

      だけどちゃんと書いておかないと内容けっこう忘れてますね。これからはボチボチ頑張ります。

      原田ひ香さんはブクログのレビューがキッカケで読むようになったんですが、私もけっこう好きです☆この東京ロンダリングもすごく面白そう!絶対読みます!

      ほんと、美味しい食事が出てくる作品は人間らしさが感じられていいですよね。
      これは井上荒野さんもそうですもんね。

      ではでは、これからもどうぞ宜しくお願いします。
      2018/01/19
    • 円軌道の外さん
      フーミンさん、遅くなりましたが、
      いいねポチとコメントありがとうございます!

      いえいえ、何をおっしゃいますか!
      こっちこそ、覚えて...
      フーミンさん、遅くなりましたが、
      いいねポチとコメントありがとうございます!

      いえいえ、何をおっしゃいますか!
      こっちこそ、覚えててくれて感謝感激です!(泣)(>_<)

      あっ、フーミンさんも
      お休みしてたのですか!
      なんか、古くから仲良くしてもらってるユーザーさんの多くが放置状態だったりして、
      僕も驚いています。

      やっぱ何かを書き続けることって大変ですよね(笑)
      (まぁ、読むことも大変だけど)

      そう考えたら
      一から物語を作って
      締切りまでに仕上げるプロの作家はスゴいな~って思うし、
      心から尊敬します(笑)
      (僕は1つの感想書くだけでも四苦八苦してるのに、角田光代さんなんか、月に連載20本近くですよ!汗)


      あはは(笑)分かります!
      僕も後でいざレビュー書こうと思っても
      肝心の内容がうろ覚えで(汗)
      休んでた期間に読んだ作品のレビューは
      なかなか書けなかったですもん(>_<)

      あっ、僕も同じく、原田ひ香さんと井上荒野さんは
      ブクログのレビュー読んで
      ハマった作家です(笑)
      特にひ香さんはなんと言っても発想がいつも斬新ですよね。
      変な設定がクセになりました(笑)

      あと、フーミンさんの言うように
      食事のシーンをすっ飛ばさずにちゃんと書いてる作家は
      信じられる気がします。
      ここが曖昧だとリアリティーがなくなるし。

      東京ロンダリングは自信持ってオススメします。
      続編も出てるようなので
      そちらも近いうちに読んでみるつもりです。

      こちらこそ、あらためて
      よろしくお願いします!
      2018/01/31
  • 事故物件の話だけど、ホラーじゃない!
    主人公の人生再生ドラマでホッコリ。

    とある事情で離婚して一人で生きていく事になった主人公。
    少しの荷物だけを持って出て来たから、住むところがない。
    そんな時に出会ったのが事故物件の「ロンダリング」。
    事故物件は事故が起きた直後の入居者には事情説明が必要だけど、その後は説明しなくても良いのだとか。。
    その事故直後の入居を担うのがロンダリングの仕事。

    これだけ聞くとホラーとかミステリーかと思うけど、人間ドラマ色が強い作品でした。
    いろいろ事件は起きるけど、結末はホッコリした雰囲気。
    サラッと読めて、楽しかったです。

  • ブクトモ様のレビューより手に取った1冊。

    レビューを読ませていただいて、"事故物件"というワードから連想されるような出来事は期待できないとは知っていたけど、"事故物件"を1ヶ月ごとに転々とする仕事にスポットを当てるって、どんな話なのかなとワクワクして読んだ。

    話が進むに連れて主人公、りさ子の気持ちが変化していくのが良かった。
    最後もまさかの展開でワクワクした。
    "事故物件"っていう何となくマイナスイメージな言葉なのに、心が優しくなるような素敵な1冊だった。

    こちらの1冊に出会わせてくださったブクトモ様に感謝\( ´ω` )/

    • さてさてさん
      みたらし娘さん、こんにちは!
      そうなんですよね、オドロオドロシイ作品ではないですが、主人公の心の変化が手に取るようにわかる作品だと思います...
      みたらし娘さん、こんにちは!
      そうなんですよね、オドロオドロシイ作品ではないですが、主人公の心の変化が手に取るようにわかる作品だと思います。
      この主人公が就いたようなお仕事って本当にあるんでしょうか?そんなことも考えてしまいます。続編もあるようですので楽しみにしています。
      読書の秋、どんどんいろんな作品と出会っていきたいですね!
      よろしくお願いします。
      2022/10/01
    • みたらし娘さん
      さてさてさん、こんにちは☆
      コメントありがとうございます(*´ω`*)

      りさ子の心が浄化されてく様子がよく分かって、とても良い気持ちになれ...
      さてさてさん、こんにちは☆
      コメントありがとうございます(*´ω`*)

      りさ子の心が浄化されてく様子がよく分かって、とても良い気持ちになれました\( ´ω` )/
      事故物件に1ヶ月…ほんとにあったらりさ子のような生活もいいなと思いましたが、何か【出る】となるとやっぱり恐いですね(´;ω;`)笑

      こちらこそまたよろしくお願いします(*´ω`*)
      2022/10/01
  • 事故物件に短期間住みロンダリング(浄化)する仕事、本当にありそうな仕事でこの設定にまずは掴まれた。

    積極的に生きる意義を見失っていた主人公は、何も考えず流されるままにこの仕事を続ける。が、人々と関わり合ううちに徐々に心が目覚め、周りにも心を開いていく。読む前に勝手に思っていたお話と違い、中々ほっこりする良い小説であった。もう少し主人公の成長と顛末をしっかり見届けたい気もしたが、最後は割合とアッサリ終わる。

    大団円に向かうキッカケが少し強引で興を削いでいるのが少しだけ残念。

    この作者、最近は食べ物をテーマにした作品も多く出しているみたいだが、本作でもうまそうな料理が結構出てくる。そこも読みどころの一つだと思う。

  • 一気読み。面白かった
    ロンダリングという仕事が本当にあるのかどうかは知らない。
    同著者のランチ酒と同じような感じ
    少し特殊な仕事につく傷ついた人を、あくまで仕事をベースとしながらも、主人公の再生の物語に帰結する。
    本書はラストのりさ子と義父の電話がグッときました

  • 本のあらすじを見て、読むのをちょっと躊躇していたのですが(ミステリーホラーオカルト系が若干苦手なぜって寝れなくなるから)、本屋さんで出逢ってしまったものは仕方がない?!...読みました。

    設定的には怖いかも...?と思っていましたが、読み進めるとやっぱり原田ひ香さんだ!という感じ。
    美味しそうな食べ物は次々出てくるし、なんか時々ほっこりしてる??

    最後はちょっとモヤっとしましたが、まあ色々な環境の中で、各々が自分の決意を信じて生きていく、と。決意の裏には、周りの人達(本も然り)の影響っていうのも多大にありますよね。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2005年『リトルプリンセス2号』で、第34回「NHK創作ラジオドラマ大賞」を受賞。07年『はじまらないティータイム』で、第31回「すばる文学賞」受賞。他の著書に、『母親ウエスタン』『復讐屋成海慶介の事件簿』『ラジオ・ガガガ』『幸福レシピ』『一橋桐子(76)の犯罪日記』『ランチ酒』「三人屋」シリーズ等がある。

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