白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 8665
レビュー : 936
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451580

感想・レビュー・書評

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  • 既に映画化されているこの作品。
    インターネットが無ければ夜も明けないような時代になった今。
    ほんの小さな情報ひとつから犯罪者にされてしまうことって、この本の中だけではないのでは・・・?
    それが事実ではなかったとしても、既に広がってしまった情報は手の付けられないものとなり・・・
    架空のSNS「マロン」への書き込み内容が、巻末に載せられているなど、今までにないスタイルの本だと思いますが・・・
    インタビュー形式の内容が映像なら面白いのかもしれないけれど、私はいまいち好みではなかったし、読後感もいまいち好きではなかった。

    湊かなえさんは「イヤミスの女王」と呼ばれているらしい。
    「イヤミス」とは「イヤや気持ちになるミステリー」、「読後感の悪いミステリー」のこと。
    ならば、この本を読んで読後感がいまいちと思った私は、まんまと湊かなえさんの術中にはまってしまったということか・・・

  • 湊かなえさんは少し飽きてきたかなぁ。
    ただでさえ人の噂は当てにならないのに、ネットや雑誌に踊らされる大衆。その怖さは常日頃感じている。悪意をもって噂を流す人達もいる。情報に踊らされない自分を、情報の取捨選択ができる自分を、しっかりとコントロールできる人間でありたい。

  • まさかの予想外の展開でびっくり!
    城野さんは今後どう周りの信頼していた人たちと関わっていけるだろう、、。
    私だったら人間不振になってるだろうな、、。


  • 映画を先に見てしまったので、どうしてもあの女優さんたちがアタマにいる状態での読みになってしまった。
    なんで?なんで?ってところが多かったけども、読了。
    噂って怖いなぁ

  • ネット系の記述が難しい。現代の小説だなーと思った。

  • 正直、読みにくかった。前後に頁をめくらねばならないし、マンマローのコメントや週刊誌記事の資料が特に犯人探しや物語の進行に役立っているようにも思えなかった。犯人も割とあっさり明らかになるし、そこからの驚きの展開や事実の発見もなく、なんとなく終わってしまった。新しい試みだとは思うが、自分的には満足感は得られなかった。

  • SNSや週刊誌をそのまま使う、という手法は新しいが、読みづらい。
    人の多面性はよく表せている。

  • 白ゆき姫も容疑者も、こういう関係はどこででもありそう。自分も何度も経験してきた気がする。
    湊さんはいわゆるイヤミスを書き続けてきたのでそろそろ新境地をという気持ちがあるのかもしれないです。巻末に資料的なものをつけるというような試みがありました。
    ・・・が、それがプラスであったかどうか判然としません。普通に文章で勝負してもらいたかったなと私は思います。
    普通の人のいやらしさを描いているところは湊さんらしいですが、もっともっと掘り下げてほしいと思います。

  • 6月-1。2.5点。
    あるOLが刺殺された上に、焼かれる。
    容疑者は同僚のOL。関係者への取材文章で進んでいく。
    いろんなことを言われていく容疑者は、真犯人なのか。

    取材の後に、SNSの文章と、記事とが掲載される。
    斬新な構成だと思うが、逆に分かりにくかった。

  • 期待していたほどではなかったかも…。

著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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