贖罪 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087451801

作品紹介・あらすじ

駆け落ちして一緒になった年上の妻が殺された。妻が離婚したがっていたこと、アリバイなしで夫に容疑が。複数の容疑者から、真の罪人を追及する弁護士の活躍。書き下ろしミステリー。(解説/小梛治宣)

感想・レビュー・書評

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  • 鶴見弁護士シリーズ第五弾。真犯人探しの正統派ミステリー。面白く読ませてもらった。

  • 2019.5.8-217

  • 長編だけれど重みがあるかといえば、あまり重厚さは感じられない。ストーリーは面白く、2時間ドラマを見ている感じ。もう少し重さが欲しかった感はあるけれど、さらっと読めるミステリーとしては◎

  • マンションに帰宅したら血だらけで倒れている妻を夫が発見する。妻はクラブで働き小説家希望の無職の夫を支えているのだが、妻は他の男からストーカーされていて…無罪の夫を救う法廷物だが犯人に驚愕。こんなストーカーは嫌だ。

  • あっさりと、あっという間に読んでしまった。
    この人の作品なのか、このシリーズなのか、妙にたんたんとしてるように思ってしまうのは何故だろう。
    あっさり読めちゃうのは良いんですけどね。

  • 松本清張の様なミステリーであった。

    大阪の繊維問屋の後継ぎ息子が、バツイチで、5歳年上の女性と、恋に落ち、駆け落ちして東京へ行く。
    勘当の身となってしまった。
    しかし、彼は、小説家の夢を持っていたが、なかなか、選考に漏れて、妻のヒモの生活であった。
    妻は、彼の事を思って、行動するのだが、、、彼の誤解と、ストーカーによって、死に至る事になる。
    彼は、その容疑者にされていまい、落ち込み、嘘の証言までして、法廷に出ることになってしまう。
    国選弁護士が、警察内部の隠匿を暴き出すのに、その辣腕を発揮する。
    罪を犯したのは、、、、意外な人物であった。

    大阪の町並みも、難波、道頓堀、梅田と、良く知っている場所だし、東京の京王プラザホテルの、つい1月に、蒼樹庵に、行ったばかりだったので、ついつい、道順を見ながら読み進んで行った次第である。

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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