花ならば赤く (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 124
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452082

作品紹介・あらすじ

短大卒業後、口紅を手がける会社に就職し、仕事に恋に冒険する女性を描く長編小説。有吉佐和子が30歳の時に『週刊明星』で連載した単行本未収録作品を、没後30年を記念して刊行。(解説/有吉玉青)

感想・レビュー・書評

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  • 時代が違うけど
    おもしろかった。
    おっさんは今も昔も
    えろいな。。

  • 男性ばかりの会社で働き始めた女の子が主役の恋愛小説。蝶々の羽化を見守るようなハラハラ感。

    半世紀前のお話なんだよなぁ。
    時代の違いをひしひしと感じつつも、意外とさくさく読めました~。

  • 最後のページの一行目のセリフに凝縮されている。
    「ぞっとしたわ。ああいう色に、私はなりたくないな、そう思ったのよ。」

  • たまたま手に取って、登録したら、あった(^^)/~~~
    前回は積読だったが、今回は読み切った♪
    時代を感じる言葉。描写。思い返せばそんなだったなぁ。。。。

  • 文学

  • 短大卒業後口紅の会社に就職した晴子の、虹色の口紅の開発に纏わる生き生きとしてどこか奔放な日々。一九六一年に発表された作品らしく、中学卒業生の白い三角巾を被った女子工員さんたちや口紅の値段等、そこかしこに時代が出ていて興味深い。晴子は男性たちとも対等のように堂々とした若さで不思議と古臭さはなかった。

  • 大好きな有吉作品。
    半世紀前に描かれた小説だということにビックリ。
    時代は感じますが、古さはそれほど気にならず。

    口紅会社に勤める晴子。
    少女から大人の女性へと少しずつ変化していく。
    晴子が変にベタベタしておらず、好感を抱く。

    そう言えば私、口紅って数えるくらいしか塗った事ないなぁ。
    何だか無性に口紅が欲しくなりました。

    作中で、一度口紅を付けてしまうと女の人は変わる
    (付けずにはいられなくなる)と書いてあり、
    何だか堪らなく口紅が魅力的に思えてしまった。
    今までは興味なかったくせにー!

  • 口紅会社という面白い設定。
    晴子は若く初めて勤めたのに なんて奔放で大人の男達を振り回しているのだろう 扱い方も知らないはずなのに 発言も行動も大胆。

    男達はみんななんだか優しいが、女達はなんとなくみんな気が強くて冷たい人達ばかり。

    女の職場より男性の職場の方が居心地がいいと思ってしまう

    展開も面白かった

    「花」がキーワード

  • 読むのに時間かかってしまった〜。有吉佐和子のニッチな小説にも手をつけ始めた。
    花ならば赤く。
    晴子の少女から女性へと変身を遂げていく様は、まさに七色に光る口紅のよう。
    読みやすくさらっと読める話なのに、私は誰にも感情移入できず、、残念。
    亡くなってから50年以上もたって文庫化が決まった作品。修正などされることなく出版がされているよう。

  • 晴子という女が卒業してから就職する会社で起こる話。
    様々なタイプの男に惹かれるも最後の選択がなかなかだと思う。
    分からないゆえの無邪気というのは、若さゆえの特権なんだとつくづく思う。
    男を知るごとにまた違う自分を発見するのは若さゆえではないけど。

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著者プロフィール

有吉佐和子(ありよし さわこ)
1931年1月20日 - 1984年8月30日
和歌山県和歌山市出身の小説家、劇作家、演出家。娘は作家の有吉玉青。日本の歴史や古典芸能から現代の社会問題まで幅広いテーマを扱い、多くのベストセラー小説を発表している。
東京女子大学英文学科入学後に休学を経て、1952年同短期大学部英語学科卒業。1956年に『地唄』が文學界新人賞候補、そして芥川賞候補となり文壇デビューを果たす。1963年『香華』で第1回婦人公論(中央公論新社)読者賞、第10回小説新潮賞を受賞。1979年 『和宮様御留』で第20回毎日芸術賞を受賞。ほか、多くの受賞歴がある。
その他の代表作に、『複合汚染』、『紀ノ川』、『華岡青洲の妻』、『恍惚の人』、『出雲の阿国』、『和宮様御留』など。

有吉佐和子の作品

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