マスカレード・イブ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 9921
レビュー : 1023
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452167

感想・レビュー・書評

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  • 第1作目の「マスカレード・ホテル」の続編。
    その1作目を読んでいないのだけど、時系列としては前作より過去の話らしい。
    なぜ1作目を読んでいないかというと、身内に面白くなかったからと捨てられてしまったから(涙)

    前作でタッグを組んでいた、ホテル・コルテシアで働く女性・山岸尚美と警視庁捜査一課配属の新米刑事・新田浩介が主人公の全4編からなる短編小説。

    「それぞれの仮面」メイン:山岸尚美
    「ルーキー登場」メイン:新田浩介
    「仮面と覆面」メイン:山岸尚美
    「マスカレード・イブ」メイン:新田浩介 サブ:山岸尚美

    この中で一番だったのは「ルーキー登場」
    ジョギング中に殺された男性の妻は自宅で料理教室を開いていて、
    生徒である1人の男性に夫からDVを受けていると打ち明けていて…というストーリー。
    まあ…言ってしまうとこの妻、キツネですね。
    でもこういう話、好きなんです。

    東野圭吾さんの小説はこれと「仮面山荘殺人事件」と2作読みましたが、
    どちらもとても読みやすく、割と序盤から犯人に気づいてしまうのです…。
    トリックとか裏の人間関係だとかまではわからないけど、
    なんとなくこの人犯人じゃないかな~と感じて、でもそんな単純じゃないよな~
    と思っていたらやっぱりそうだったっていう…(汗)
    面白いんだけど、敢えて読者にわかるように書いているのかしら。。。

    加賀恭一郎シリーズとガリレオシリーズも積読しているけど
    こちらはもっとぎゃふんといわせてもらえるだろうか。
    一抹の不安がよぎります(笑)

    コルテシアというホテルの名前、最初「コロシテヤル」に見えていかにも事件が起こりそうな随分大胆な名前つけたなーとびっくりしましたヾ(´▽`;

  • 正直に言うとマスカレードホテルよりも面白かった…!というか個人的にはマスカレードホテルよりもこっちの方が好きだった。
    こっちの構成とかをどこまで考えといた上であっちの本編を書いたのかは知らないけども、めちゃくちゃ上手い。お洒落。流石。
    2人の関わり方も、本編との繋がり方も、絶妙。事件自体も充分面白いし。もっとくれと思ってしまうけど設定が設定だけにこの2冊が限界なんかなー悲し。

  • 映画を見てから読んだ。
    どうしても登場人物は映画の配役を連想してしまう。
    それでもホテル、刑事の両面からの謎解きはさすが
    東野圭吾作品だと感銘を受けた。
    すぐ読み終える事が出来た

  • マスカレード・ホテルの前日単。二人が事件の裏側で交錯していくのは、読んでいてわくわくする。

  • マスカレードホテルの登場人物である二人の出会う前の短編集。
    ホテル・コルテシアで働く山岸尚美と、刑事の新田浩介。

    マスカレードホテルに続き、とても面白かったです。さすが東野圭吾さんのミステリーだと思いました。ちょっとした短編だけど、読み手が納得する充実した作品でした。また、個々のキャラクター性がはっきりとしているのも良かったです。
    最後の短編「マスカレードイブ」では、マスカレードホテルで初対面ということになっている新田と尚美は、もちろん直接には出会いませんが、女性警察官を通して間接的な出会いを直前にしていたんだなぁと思うと、ニヤリとしてしまいました。

    お客様の仮面を守るのが私達の仕事だと言う山岸尚美と、逆にその仮面を見抜くのが新田浩介。
    ホテルマン×刑事。マスカレードホテルの時にも思いましたが、なかなかコンビとして珍しい職業だと思います。
    またこのコンビが活躍する作品が出ることを祈って…

  • マスカレード・ホテルは続編がでそうだなーと思ってたら、まさかのプロローグ短編集が出た。東野圭吾の伏線回収っぷりはいつもすごいなーと思ってたけど、まさか後から伏線を追加できるとは。。。

  • 最後までわからなかった

  • いいですねー
    映像が浮かんでくるんですよね〜
    いいですねー

  • 「マスカレード・ホテル」の主人公、刑事の新田浩介とホテルコルテシアの山岸尚美が出会う前のそれぞれの物語です。
    若き新田刑事が鋭い推理力で解決する殺人事件も、知らないところで間接的に尚美のホテルフロントとしての洞察力が寄与していて、二人が出会う必然を予感させます。
    そして二人ともまだ経験が浅くても、上司の深い信頼を得られるだけの頭脳と行動、思慮深さや洞察力が感じられる仕事ぶりが描かれています。
    最後のエピローグでは、「マスカレード・ホテル」での殺人予告犯人とされる人物がホテルコルテシアを訪れ、尚美と関わる場面が描かれており、ここから始まったのだということがわかります。
    東野圭吾が描く新しい主人公のシリーズになることを期待せざるを得ません。楽しみです。

  • 前作を映画で見て、この続きがあるのかと気になって読んでみた。同じホテルでそのまま二人が関わっていたら面白くないが、そんな訳はなかった。一気に読める面白い作品だった。次の、マスカレードナイトもとても楽しみである。

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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