松浦弥太郎の新しいお金術 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.60
  • (18)
  • (30)
  • (33)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 420
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452303

作品紹介・あらすじ

「お金がない…」と不安になっている人たちのために、〈暮らしの手帖〉の松浦さんがみつけた、今日から始めるお金に悩まなくなる知恵と法則を伝授します。読めば、お金との付き合い方が変わります。(対談/伊藤まさこ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当に新しい価値観を教えてもらえました
    お金の話を読むと大体みんな同じことが書いてあって、だからこそ大切だと思うのですが、今回は違う角度からもお金さんとの付き合い方を教えてもらいました。

    一番大切なのは素直だと色々読んでみて思います!

  • 誠実でありたい
    お金の話をしながらそんなことも考えさせてくれる

    相手の気持ちになって考えてるつもりでいたけど、つもりなだけで実際は全部自分ばっかりだったのかもなあ、つもりじゃなくするにはどうしたらいいのかわからない、、

    思うがままにすべてを語るのもよくない、真摯に人と関わるには

    健康であれば勇気が出る

    この使い方をして、お金さんは喜んでいるくれるだろうか?
    お金さんと引き換えに手に入れたものを、実際に使っている自分をゆっくりとイメージすること
    お金さんという友達なら手放すことに慎重になる
    消費、浪費、投資のどの使い方をしているのかをお金を使うときに考える。
    大切なのは暮らしの中でこの三つをどのように配分していくか。

    高い買い物をする時に、どれにするか迷った
    自分なりに調べ尽くし、熟考してもまだ悩む
    そんな時にその選択肢について信頼してる人に選択を選んでもらったら例えそれがよくなくても自分は納得する

    二万円のものを買うなら、二万円のごはんを食べにいくほうが、学び多き自己投資。すこし背伸びをする経験をし、懸命に努力したしないとついていけないレベルに飛び込むことは、自分磨きとなる。

    自慢すればするほど、財布に穴があく
    体験を自分の中に落とし込んで自分の考えに変えて言葉に変えて、、としないとただの体験自慢

    冒険は、帰る場所があるからこそ、わくわくできる

    お金持ちは気前がいい。
    それは姿勢の問題の気前の良さで、いつも自分から何かを与え続けているということ。知恵でも、働きぶりでも、まず自分から先に、持っているものをさしだす。

    人に迷惑かけない程度の中で周りを気にせずやりたいからやる、を重ねていくと人生軌道にのる気がするなあ
    人に何かしてもらってそれにお返しをするのだって結局はやりたいからやるわけだし

    お金持ちは、大きなことにお金を使う。
    お金さんが生きる使い方をしよう、お金さんが喜ぶ使い方をしよう、という気持ちから。

  • お金ー時間
    ・だらだらテレビ見ない/ネットサーフィン
    道具として用いる、支配されない

    「われわれは僅かな時間しか持っていないのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、最も偉大なことも成し遂げられるほどに豊富に与えられているのだ」


    時間を浪費しないこと、約束を守ること
    ←信用という自分の財産が知らぬ間に溜まっていく

  • 先日読んだ藤野英人さんの「投資家が『お金』よりも大切にしていること」は投資家からの「お金」の見方。こちらは生活者個人からの見方。根底にあるものは共通していて、お金というものを汚いものでも絶対的なものでもなく、有り難く便利な存在として感謝して頂き,正しく使う、ということに尽きる。人付き合いと同じように、お金とも適切な距離をもって付き合うことができればいい。と、経済的にかなり問題を抱えてしまった今、出会うべくしてであった本なのかも知れない。

  • 2023/11/22

  • お金の不安は私を含めた多くの人が抱えているものでしょう。では不安を解消するためにどうすればいいのか、お金との付き合い方が書かれています。何度かでてきたのはお金と友達になること。んん、どうすれば友達に?と最初は思いましたが、あまり難しく考えなくていいんだとわかりました。周りの人と仲良くするようにお金とも向き合えばいいのです。相手が喜ぶことをする、そしたら相手もこちらが喜ぶことをしてくれる。ギブアンドテイクの関係のようです。まずは今日からお金さんに優しくして喜んでもらおう、友だちになってほしいなあ。

  • お金さんは大事な友達
    苦痛を感じさせないよう気遣い
    喜んでもらえるような使い方をする
    折らない・良い方位に置く・良い気の口座に預ける、自分がされて嬉しい事をお金さんに

    お金さんと仲良くする方法
    収入を上げる努力
     自分株式会社の社長になり経営を考える
     自分は社会に何を貢献できるのか?
     自分が社会に与えた分はプラス、社会に助けてもらったらマイナス プラスが多いように
     お金は会社、社会のもの。私物化しない
     ある程度プールできたら更なる貢献に流す
     勤ちゃんと務くんにバランスよく働いてもらう
     20代は自分を飾る、30代は自分を磨く事に
    どう使うか考える
     貯め続けるのは私物化
     仲良くするには使うしかない
     人のために使うほどお金は喜ぶ
     自己投資と人に役立つことにお金を使う
     筋肉も勉強も家族との時間も財産
     結局いい仕事をするためには高い人間性が必要
     社会のため、友人の助けになることに使う
     払う必要のないタクシー代より、払うべき税金
     (税金も社会貢献)

    贅沢との付き合い方
     飾るための買い物か?磨くための買い物か?
     →エルメスが浪費にも投資にもなる
      学ぶための経験かどうか
     人によく見られたいと思うことをやめる
     見栄は浪費、社会の役に立たずお金が喜ばない

    人を感動させるほどお金さんと仲良くなれる
    まずは自分の持ち物を与えること、
    それが巡り巡って返ってくるからゆったり構える
    好奇心を絶やさず知識を蓄えて周囲に還元
    経験のビスケットでポケットを埋める、分ける

    でも究極助けてくれるのはお金さんよりも友人
    そんな存在ということも頭に入れつつ、
    お金さんとの上手な付き合いをしていこう

  • 2022年の最後に読み終わりました。
    お金のことは、「お金さん」と呼ぼう!が、来年の目標の一つになりました。見て見ぬふりをしてしまいがちな自分のお金さんに、向き合ってみたいと思える内容でした。

  • 20代は特に、たくさんの種を蒔くために投資(勉強や経験)にお金を使う

  • お金さん、時間さん、など擬人化して良好な関係を作ろうとする表現が弥太郎さんらしい。
    出費は大きく分けて消費、浪費、投資の3つ。自己評価になっちゃうけど浪費は少ない。浪費はもったいない、って思っちゃう。かわりに投資は惜しまず。うん、なかなかいいんじゃない?笑

    最後は、お金より友人と知恵さえあれば、と締め括るのもさすが弥太郎さん。
    節約も大事だけど、人が喜ぶお金の使い方をもっと意識したいと思った。だってそっちの方が素敵だから!

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松浦弥太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×