- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087452532
作品紹介・あらすじ
路地裏でうずくまる仔猫を見捨てられず、飼うことにした著者。猫は病気を抱えており、さらに怪異現象までついてきて……。猫好き作家の怪しくも愛しい日々を描く、体当たり育猫日記。(解説/浅生ハルミン)
感想・レビュー・書評
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これは加門さん版『ノラや』なんだなと思う。
オカルトっぽいけど、いろいろ絡んでるけど、根本にあるのは自分の飼っている猫が可愛くて、可愛くて、たまらないということが綴られている。
思わずクスッ! と笑いながら唯一かつて飼っていた愛犬の幽霊(だと思う。母が入院してメンタルも身体もぼろぼろの時に出てくれた)にあったことがある私には感慨深いものがあったりする。 -
雨の日に保護した猫の育猫日記。
流石、加門さんだけあって不思議な事が多々。
病気の猫から出てくる実態のない虫。
夜中部屋を駆け巡る動物霊の数々。
霊能者やら気功師やら使える繋がりをフルに活用し、
猫のために奮闘する姿が個性的だけど健気で
猫好きは形はどうであれ根本は一緒だなと。
どんな人も魅了してしまう猫って恐ろしい(笑)
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猫怪談恐ろしいかなとおもいきや猫可愛いし、怖い部分もあるしなんとも不思議な感じのお話で面白かった!
やはり加門七海さん面白い作品ですね! -
猫の愛らしさは怪奇現象をも凌駕する!と強く感じた。私も立派な猫の奴隷だな〜と思った。
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表紙に惹かれて購入した。
怪談体験中心の内容なのかと思っていたが、1冊丸ごと猫への愛で溢れている素敵な本だった。
私も猫を飼っているため、共感出来る部分も多かった。また、成る程!と思うようなこともあって、読んでいて飽きなかった。
猫好きな方におすすめしたい。 -
猫好き、というか猫バカの本。
読んでるとニヨニヨしちゃいますね。猫は天下の回りもの。なるほどです。 -
ただの猫エッセイかと思いきや…しっかりオカルトしてました。加門七海さんらしい世界観でとても面白かったです。
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読みやすい。
ただ、ちょっとでもホラーが苦手な人は避けた方がいいのかな?