天皇の料理番 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 653
感想 : 68
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452938

作品紹介・あらすじ

明治の半ば、一枚のカツレツに出会った福井県の少年。上京し、裸一貫で西洋料理の世界に飛び込んでいく――。日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく篤蔵の物語。TVドラマ化。

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤健が主演だった気がする。

  • テレビドラマをきっかけに興味を抱き読んでみました。

    初代主厨長の秋山徳三さんをモデルにしたフィクションで、
    篤蔵の人間臭さや時代背景なども相まって
    魅力の多い読み応えのある作品です。

    秋山さん御本人とはやはり多少印象は変わりますが
    仕事に対する考え方や潔さなどが面白く、
    天才という人間の紙一重さなどをまざまざと感じます。

    食に対しても今一度襟を正せる内容かと思います。

  •  大の贔屓の佐藤健くんが主演でドラマ化されるとか(評判のよいマチャアキ版は残念ながら未見)。放映を待ちきれなくて原作を読み始めたら、これがかなり面白い。やんちゃくれで一途な主人公のキャラは健くんにぴったりだ~! しかし、蒲柳の質の兄役にムキムキ男の鈴木亮平はミスキャストでは?と思って予告動画を見てびっくり、ちゃんと病弱に見える! 頬のこけ方からしてかなり減量したと思われるが、体格まで別人のように見えるのは彼の演技力によるものだろう。
     下巻を読むまで内容に対する評価は保留。

  • 野望はあるが、うまく動かなければ台無しになってしまう。上を気にかけながら、世を渡り出世していくことや人生の帰路に立った時の決断など学べることが多い。就活生なんかにおすすめかもしれない

  • 実在の秋山さんの性格がどれくらい描かれてるのかわからないけど、好奇心旺盛で、一度考えたら我慢できなくなってつい行動を起こしてしまう、さっぱりした性格の主人公は好みです。

    西洋料理が日本に入ってきた頃の文化や、日露戦争などの時事もはさみつつ面白い。

  • とても面白かった美味しい料理を作るのは長い修行をしなければならないなんて大変だなぁ

  • 2019年1月19日、読み始め。
    以前より読みたかった本。
    ようやく手にしたというところ。
    かつて、堺正章が主演のテレビドラマ化された、その原作である。たしか。

    2019年2月2日、49ページまで読んで、終了。

    2019年3月30日、49ページから読み始め。
    今度は通読できそう。

    2019年4月7日、読了。

  • 主人公に寄りそってすらすら読める。畳間では、タイトルの通りにはなっていない。下巻が楽しみ。自分のやりたいことに、どこまでもまっすぐで、でも視野がせまいわけではなく、まわりを見ながら立ちふるまうことができるのは、生まれ持った才能だと思う。

  • 料理に魅せられた明治生まれの若者が、持前の強情・きかん気を発揮して努力を重ね、ついには宮内庁主厨長(総料理長)までに登り詰める、究極のお仕事小説です。
    実在の人物、秋山徳蔵氏がモデルで、人気ドラマの原作にもなりました。

    淡々とした文章は、エンターテイメント小説とは違って、盛り上げようという気が微塵も感じられません。
    なのに、このワクワク感は何なのでしょう。
    やはり、主人公が持っている人間力が、惹きつけてやまないんですね。

    何事も恐れずに突き進んでいく行動力。
    好きなことには努力を惜しまず、苦労を苦労とも思わない。
    そして、周りの人に認められ、どんどん引き上げられていきます。
    ただ、自分の夢を一途に追うあまりに、周りの迷惑を顧みないところもあり、そこは人間臭さも感じられます。

    明治・大正の世相や家族制度なども背景にあり、今の世とは違う感覚も楽しめますが、今現在も天皇家のお料理番は受け継がれているはず。
    今はどんな方が務めておられるのかなぁと、興味がわきました。

    図書館スタッフ(学園前):山姉さん

    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/813086

  • 面白かった。
    篤蔵が才能だけでなく、
    努力で成り上がっていくのがいい。
    今の世の中、
    情報過多で未来の予測が立てやすい。
    だから、夢を見づらくなってしまったのですが、
    ぜひ生徒には大志を抱いて突っ走ってほしい。
    もちろん口だけじゃダメ。
    努力もできる人であってほしい。

    がんばれ、若人。

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