世渡り万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本 (集英社文庫)

  • 集英社 (2015年8月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784087453515

作品紹介・あらすじ

江戸時代、知恵と才覚で生き延びた井原西鶴の『世間胸算用』などの作品は、元祖ビジネス書だ。「人間としての生き方を自分で決める」という江戸から現代に続く今も変わらない“仕事の基本"を綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 世渡り術の本質はやはり人がやらない「隙間ビジネス」を発見、創意工夫し、収益を得る機会を見つけることだ、井原西鶴の「世間胸算用」とある。但し「不正はしない」「儲けすぎない」「派手にならない」、江戸時代の「始末」(倹約)すると言う図式だ。現代でも、起業の基本は「隙間ビジネス」を如何に発見し、創意工夫するかがキーとなる。ビジネス開始は「信用」から始まり、貴重で信頼における情報と起業家の知恵と人柄から顧客、銀行の信用を得ることが大切となる。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  ゼロからはじめる「始末」のビジネス
    第2章  工夫と知恵と才覚を発揮する
    第3章  仕事は手段を選ぶ
    第4章  どん底からの再出発
    おわりに

    <内容>
    井原西鶴の『世間胸算用』・『日本永代蔵』。授業で必ず触れる作品だが、読んだことはないし、古典を読む時間もない。そこにこの本。かつてはハードカバーだったようだが、文庫本なら手に取りやすい、ということで購入。意外と面白いし、内容もある。ビジネス書として、人生の教訓書として。言い換えるといつの時代も(さすがに考古の時代は無理かもしれないが)、人間は同じことを考え、ダメな奴はダメだし、優秀な奴は優秀なのだ。発想力や行動力、コミュニケーション…。有名なビジネスパーソンの本もよいが、たまにはこんな本が役に立つ。

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著者プロフィール

田中優子(たなか・ゆうこ)1952年生まれ。元・法政大学総長。著書『遊廓と日本人』(講談社現代新書)、『昭和問答』(共著、岩波新書)ほか。

「2026年 『Colabo攻撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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