ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 271
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087453560

作品紹介・あらすじ

怪異大好きの変人中将・宣能と、それに振り回される中流貴族の青年・宗孝。様々な奇跡が起こるという寺に参拝に訪れるのだが、まさかの騒動に巻き込まれ……。書き下ろし平安冒険小説、第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • また大変面白い巻でした。12の君のさばけっぷりが素敵です。この後の展開もすごく気になります。一筋縄ではいかない縁の混線も、きっと綺麗に解決してくれる作家さんだと信じてます。もののけでなく今回は仏。お寺の霊異というかさながらテーマパークでのどたばたぶり。存分に笑いました。続巻はいつ出るのかしら。

  • いろいろな思惑や人の感情が入り乱れてどんどん複雑になっていく物語に目が離せません…

  • 今回も大笑いさせていただきました。奇跡と怪異。似て非なるものですが、どちらも人がでっちあげることができる。それで救われる人がいてもいいけど、欲にまみれてしまっては、やはり罰が当たるのかもしれないね。

    個人的なつぼは美顔ローラーと高枝切り鋏の平安ネームですかね。さすがに聖霊シリーズを書かれたギャグセンスが健在でうれしいです。あっちもこちらへ移植してくれればいいのにな~。

  • 今回は頭の中将♪これで宗孝は、全ての中将様方とすっかり顔馴染みになったわね(笑) 十二の姉と初草と春若。人間関係が複雑になっていってるけどある意味先が楽しみ。 そして今回もいざという時に男気を見せる宗孝、いいわ~(^-^) 大菩薩寺院のアトラクション(!?)は素晴らしい。五の姉。ホント、バリエーションに富んだ姉様方♪ 次巻がどんな話が飛び出すのか?想像が追い付かなくてワクワクです。

  • 弘徽殿の女御が誰も知らぬうちに人助けをしていたクダリに笑ってしまった。誰かの嫌がらせが人を救うなんて勧善懲悪とは違った小気味よさがある。

    五の姉夫婦の発明に対する熱意もさることながら、政治的なほの暗さも今まで以上に見え隠れしてきた巻でした。やはり踊る大菩薩寺院が好きでした。新登場の姫と懸想する皇子などますますの盛り上がりに期待してしまう。

  • なんだこのタイトル、と思ったけど内容はもっとすごかった(笑)。さすが踊る〜だわ〜。今回は中将さんとは別行動も多かったけど、それはそれで楽しかった。

  • 2018.09.13 再読
    霊験あらたかなる寺院のからくりの数々。ドタバタコメディな感じがあまり好きじゃないけれど、春若と真白の登場でまた少し複雑になった人間模様の今後が楽しみ。大きな波乱の予感。

    - 平たい鬼:五の姉と頭の中将繁成
    - 染殿の女房
    - 踊る大菩薩寺院:春若君と真白の君


    2015~2016 読了

  • 人間関係や設定も十二人の姉がいればなんでもありだなとは前から思っていたけれど、そういうものを抜きにしてハチャメチャ具合が面白くなってきた。遊園地みたいなお話だった。
    2018/5/12

  • ドタバタ感が増している。姉の発明品も時代を飛び越えてるし。もう化け物好き設定はなくていいと思えるほどわけがわからない。もう少しシリアスのほうが好み。

  • 洋の東西を問わず、神仏の奇蹟や遺物といったものは人々の注目を集める。この巻ではそんな出来事の裏に前巻から姿を現した謎の集団が存在感を増してくる。そしてそれが右大臣の手先であることが読者に知られる。
    宗孝の家族と右大臣家の関係が複雑に絡み合い、宣能と宗孝が更なるトラブルに巻き込まれそう。
    短編で読みやすいけど、話は繋がっているので一気に読みたい。

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著者プロフィール

1964年生まれ。91年『闇に歌えば』でデビュー。
「ばけもの好む中将」、「暗夜鬼譚」シリーズ(ともに集英社文庫)、『怪奇編集部「トワイライト」』(集英社オレンジ文庫)など著作多数。

「2018年 『百鬼一歌 都大路の首なし武者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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