興亡三国志 新版 (五) (集英社文庫)

三好徹

• 集英社 (2016年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

漢朝は滅び、魏・呉・蜀の三国が鼎立する時代を迎えた。劉備が没し、蜀の後事を託された孔明は、曹操が遺した魏を取るべく、蜀軍を率いて北へ侵攻する。かつてない面白さで描く中国乱世物語、堂々完結。

感想・レビュー・書評

[ホトケさんの感想 · 2017年1月7日]

解説を見ると曹操死去の後の四章は追加された事が分かるものの駆け足というか尻すぼみ感がある。英雄達の死に際もあっさりと描写。ダラダラせずテンポよく読めるともいえる。

[nomnaoさんの感想 · 2017年1月1日]

後半部分をもう少し充実させてほしいと感じた。

著者プロフィール

一九三一年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。六七年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、六八年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬筆な筆をふるう。

「2019年 『ガラスの階段　特捜検事 新編集版』 で使われていた紹介文から引用しています。」